この記事は、マンドリン独奏や合奏のライブ音源を紹介します。
シューベルトの子守唄(鈴木静一)
マンドリン独奏曲:シューベルトの子守唄
演奏場所:広島県廿日市市「はつかいち文化ホールさくらぴあ」
2016年6月に演奏しました。毎年、6月頃にマンドリン独奏を中心とした演奏会があり、「シューベルトの子守唄」を演奏しました。
鈴木静一作品は、合奏曲しか知りませんでしたが、マンドリン独奏曲があることを知って演奏しました。5分程度のマンドリン独奏曲で他の独奏曲と比較すると短めですが、マンドリン独奏に必要なデュオ奏法などの要素が全て入っている曲です。
マンドリン独奏を学びレベルアップするうえで欠かせない曲です。ライブ音源をYouTubeにアップしています。2016年6月に演奏し録音しました。詳細は過去記事にありますので、読んでいただければ幸いです。
旅愁による変奏曲(中野二郎)
マンドリン独奏曲:旅愁による変奏曲
演奏場所:広島県廿日市市「はつかいち文化ホールさくらぴあ」
中野二郎作曲の「旅愁による変奏曲」です。2018年6月に演奏しました。初めての中野作品でした。自分の中では中野三部作の1曲目の曲と意識しています。旅愁による変奏曲をきっかけに中野作品を弾くことになりました。
中野二郎は、多くのマンドリン独奏曲を残しています。独奏曲には作曲した曲もあれば編曲した曲もあります。「旅愁による変奏曲」は、「旅愁」を編曲した曲です。詳しくは過去記事に書きましたので、読んでいただければ幸いです。
選曲の間違いで弾いた曲ですが、思い出に残る曲になりました。前年の演奏会で悔しい思いをして、挽回のために弾きこんだ曲でした。
中野二郎作品は、「春が来た変奏曲」「セレナータ」などを聞きますが、「旅愁による変奏曲」はそれほど弾かれていない曲です。「旅愁」が知られているため、演奏するとそこそこうけは良いですが、演奏時間が長いためか、避けられているように思います。
弾き応えがあり、お客さんに喜ばれるマンドリン独奏曲ではあります。マンドリン独奏を目指す奏者なら弾いてほしいものです。YouTubeにアップしましたので、聴いていただければ幸いです。
祈り(中野二郎)
マンドリン独奏曲:祈り
演奏場所:広島市東区民文化センター
2018年度までは、さくらぴあで演奏していましたが、2019年度は広島市の東区民文化センターのスタジオ1で演奏しました。東区民文化センターは音響の良さが有名でよく響きます。マンドリンに限らず演奏家なら誰でも演奏したい会場です。
2018年度に引き続き中野作品を選曲しました。以前から気になっていたマンドリン独奏曲で「いつか絶対弾いてやる!!」と思い、ついに実現しました。長い曲で難しいテクニックもありますが、演奏したくなるマンドリン独奏曲です。演奏の経緯は、過去記事にありますので、そちらを参照お願いします。
広島市東区民文化センターは、初めて弾きましたが言われるとおり「誰が弾いても上手く聞こえる会場」でした。「祈り」を弾けたのも良い思い出です。
「祈り」は、美しいメロディですが、弾いている奏者は少ないです。理由は、中野二郎作品によくありますが、弾きにくいフレーズがあります。指のストレッチを強要されるフレーズがあり、指の短い奏者は弾けないと思います。弾くためには、一部のフレーズをカットするなどの対策が必要です。カットするくらいなら弾かないと決断する奏者も多いと思います。
そんな「祈り」ですが、綺麗なメロディの曲ですので、聴いていただければ幸いです。YouTubeにアップしました。
ラスト・スプリング(帰山栄治)
合奏曲:ラスト・スプリング
演奏場所:広島県廿日市市「はつかいち文化ホールさくらぴあ」
ラスト・スプリングは合奏曲です。2018年6月に「旅愁による変奏曲」を演奏後に奏者全員で演奏しました。
2018年までは独奏曲の後に合奏曲で締める流れでした。奏者が事前に揃うのは数回ですので、合わせやすい合奏曲を選曲されます。
帰山作品は、「カエリヤマニア」と呼ばれるほど好まれます。合奏曲として完成度が高いことが理由のようです。おそらく自分は帰山作品は、この曲しか弾いたことがないと思いますが、言われるとおり合奏曲として素晴らしいと思います。
ぶっつけ本番で弾きましたが、よく弾けたもんだなぁ と感心しました。完成度が高く合わせやすかったら選曲されやすいのかなと思います。
YouTubeにアップしていますので、ご視聴いただければ幸いです。
最後に
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
コロナの影響で演奏会から遠ざかっていますが、演奏活動の再開に向けて日々練習しています。演奏会の音源はアップしますので、私のブログを引き続きよろしくお願いします。
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