マンドリンの最適な弦を見つける

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マンドリンレッスン

マンドリンを買ったらオプティマの赤い弦が張られています。弦は様々あります。マンドリンに合う最適な弦を見つける記事です。

「更新」YouTubeをアップしましたので、記事で紹介しました(2022.9.19)

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マンドリンは最初に赤い弦が張られている

技術士
技術士

マンドリンを買うと、ほとんどのケースでオプティマの弦が張られています。赤い弦の音色で合うマンドリンもあれば他の弦が合うマンドリンも多くあります。

赤の特徴

 赤弦は、オプティマの前身であるマキシマの頃に製造されたマンドリン専用の弦です。オプティマの弦では、最も歴史ある弦です。今でこそ、様々な弦が発売されていますが、マキシマからオプティマの初期の頃はマンドリンの弦といえば赤弦のことでした。

 赤弦は、弦のパッケージが赤いからです。今でもオプティマの弦の基本で、マンドリンを買うと、購入者が指定しなければ無条件で赤弦が張られています。

 赤弦は、音量が大きい特徴があります。弦が大量に売れる合奏のニーズである音を出すことに主眼を置いたのではと思います。音が大きいということは、ノイズも大きくなります。そのためか、うるさい弦、下品な弦とも言われます。

 合奏主体なら赤弦で良いです。

音量が大きく、ノイズも大きくなる。

合奏に向いた弦

黒、青、緑・・・様々な弦がある

技術士
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オプティマからは現在のニーズに応じて弦の種類が増えました。この中から各奏者が所有するマンドリンに合う弦があります。

黒と青は同じと考える

 オプティマの弦の中でも人気があるのは黒と青です。黒弦はパッケージが黒です。

 黒弦は、まとまりのある音色で無駄なノイズも増殖されない綺麗な音色が特徴です。青弦は・・・実は黒弦と同じと言われています。音色の違いは黒も青も同じと考えて良いです。オプティマで製造し、パッケージを変えているだけと思います。

 パッケージをみるとわかりますが、黒弦は「Made for S.I.E」とあります。青弦(写真はないですが)は、「Made for ROKKOMANN」とあります。オプティマで製造した弦をS.I.Eで輸入したものは黒弦、ROKKOMANNで輸入すると青弦ではないかと思います。S.I.EROKKOMANNはそれぞれマンドリンの卸、販売を取り扱っています。

 黒弦と青弦はどちらかを試すか、両方張ってみるかです。どちらか好みな方を張れば良いと思います。赤弦から変えるとまとまりのある音色がわかります。大音量には向きませんが、綺麗な音色を大事にする奏者に向いた弦です。

 マンドリン独奏、合奏のどちらにも適した弦です。

黒も青もどらも同じ。好みの方を張れば良い。

マンドリン独奏、合奏のどちらでも適している。

緑は赤の次に発売された弦

技術士
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緑は根強い人気があるコスパに優れた弦です。黒は高いと思ったら緑を使ってみましょう。

 奏者に根強い人気があるのが緑です。自分も使っていました。赤の次に発売された弦で、発売当時は興味津々でした。

 赤弦では独奏、合奏の全てのニーズを吸収することは困難になり、緑を製造したようです。値段も手頃で、赤よりプレミア感があることから、よく売れていました。

 赤よりも高いですが、黒や青よりも安い、良い音色がでる。コスパに優れた弦と言えます。赤に不満が出たら、緑に変えると音色の変化がわかります。黒や青ほどではないですが、マンドリンらしい艶のある演奏ができます。

 黒や青よりも劣るような印象をもちそうですが、そういうことではありません。緑が最適なマンドリンもあります。緑も交換してみましょう。

 マンドリンのニーズの拡大に対応するため、独奏も合奏にも使える弦です。

コスパに優れた弦と言える。

白弦は特殊な弦

技術士
技術士

白弦は個性ある弦です。たまに違う音色を楽しみたいと思ったら白ですね。

 白弦は、黒や青よりも後に発売された弦です。黒や青の改良版? パワーアップした弦?・・・と思ったら違うようです。

 明らかなことはわかりませんが、黒や青よりも違う音色を目指した弦だと思います。白弦に交換し弾いてみると音色が違うことがわかります。なんとも言えない音色です。甘さがきついというか、バランスはどうかなと思います。

 黒や青よりも売れてないのでは? と思いますが私の周囲でも白を使う奏者は見なくなりました。黒、青、緑に集約されていきます。

 ただし、ノイズは少ないので最適なマンドリンもあるはずです。音色が気に入らないこともありますので、黒や青と合わせて買います。気に入らなければ交換します。

個性ある弦だが、ノイズは少ない。

その他の色

 他にもゴールド、オリーブ、色で区分されませんがソリストがあります。私も使ったことがない弦です。正規の値段ではフルセットで4,000円以上の高価な弦です。予算に合えば、このような高価な弦も使ってみましょう。

最適な弦を探す

一通り試す

技術士
技術士

弦交換のタイミングで様々な弦を試してみましょう。この音色だ!!と思う弦と巡り合うはずです。

 どの色の弦がマンドリンに合うのか使ってみないとわかりません。製作工房が作ったマンドリンは、1本ずつ個性があります。個性に合う弦を探すには弦交換しないとわかりません。毎日弦交換は必要ないので、弦交換のタイミングで様々な弦を試してみましょう。

 弦交換したら音色を録音しましょう。印象だけだと忘れてしまいますので、弦交換後に録音し次の弦交換でも録音し聴き比べてみましょう。どちらの弦が合うかわかります。

 黒を試した動画をYouTubeにアップしましたので紹介します。ご視聴いただければ幸いです。(2022.9.19更新)

弦交換で様々な弦を試して音色を聴き比べする。

オプティマ以外も試す

 マンドリンの弦は、オプティマ以外にもあります。トーマスティークやドガールを使用している奏者も多いです。オプティマ以外の弦も試してみましょう。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。

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