2025年第11回目のマンドリン教室は「落葉の唄」でした。最近のレッスンは「落葉の唄」を集中して受けています。「ハイドンの主題による変奏」が続いていましたからね。少しずつ成長しているようですが実感がないです。そう思わせるレッスンでした。
落葉の唄:前半

技術士
毎度毎度の悩みの種です。デュオ奏法が遅れます。シングルノートを遅く弾き、デュオ奏法を素早く弾くことは知っていますが、なかなか改善できないです。
- 「落葉の唄」はパートが区切られていないため、前半後半で説明します。「落葉の唄」の指摘を受けるたびに感じるのがデュオ奏法が力量不足なこと。そう思わせる指摘でした。
- デュオ奏法のテンポが遅れている。シングルノートとデュオ奏法のテンポを合わせること。
- 何度か掲載しているお馴染みのフレーズです。シングルノートの後にデュオ奏法が続きます。

- このフレーズを弾くとシングルノートが速くデュオ奏法が遅れてしまいます。自分ではintempoで弾いているつもりですが遅れていますね。
- YouTubeにアップしましたので聴いていただければ幸いです。チャンネル登録もお願いします。
- 自分の耳はいい加減です。リズムが正確でもテンポが遅れていることがよくあります。Andantinoで指定されています。軽快に弾く必要があります。メトロノームだと76くらいです。リズムは6/8です。
- 落葉のイメージは6/8なんでしょうね。作曲した中野二郎先生のイメージは。
- どうやって弾くか・・・
- メトロノームでリズムとテンポ感覚を掴む。
- シングルノートは遅く弾く。
- デュオ奏法を速く弾く。
- メトロノームでしつこく練習するしかないです。メトロノームを使うとリズムとテンポの感覚が身につきます。メトロノームなしで遅れるのはテンポの感覚が馴染んでいないためです。
- メトロノームと自分の音を聴いてテンポ感とリズム感を上達しましょう。
- 有効なのが、シングルノートを遅く弾くことです。自分で「遅いじゃないか?」と思えるくらいがデュオ奏法のテンポと合っています。デュオ奏法はどうしても遅くなります。
- デュオ奏法が遅くなるのは、下の弦のピッキングです。ダウンピッキングとアップピッキングが遅いから間延びします。さらに、トレモロに隙間ができて切れてしまいます。ダウンとアップを速やかにするとデュオ奏法が速くなります。「素早くピッキングする」ことは右手だけのトレーニングで身につけた方がよいです。
- デュオ奏法のYouTube動画です。参考にしていただければ幸いです。
落葉の唄:後半

技術士
一時は99点と評価された滑走アルペジオですが先祖返りしたのかな・・・と思います。そんな評価でした。
- 後半は、滑走アルペジオです。「落葉の唄」は変奏曲ではないですが、滑走アルペジオが出てきます。中野二郎先生は滑走アルペジオを好んで作曲に取り入れているかもしれません。
- 「落葉の唄」の滑走アルペジオです。

- 4、6、8連と難易度が上がります。音符が増える難しさというか滑走アルペジオのリズムが難しいです。この点を指摘されました。
- トップの音の返りが遅い。遅いとメロディが聴こえてこない。
- 先祖帰りしたのかな・・・と思う指摘でした。トップの音だけを聴くとメロディに聴こえるのが滑走アルペジオです。速いテンポで弾くと滑走アルペジオがメロディに聴こえます。
- 滑走アルペジオを何度かYouTubeにアップしていますので聴いていただければ幸いです。悪戦苦闘しています。
- 滑走アルペジオの攻略のポイントですが・・・
- トップの音だけを弾く。
- ゆっくり弾いて馴染ませる。
- 滑走アルペジオのトップの音だけを弾いてメロディを覚えます。覚えると滑走アルペジオを弾くとメロディが聴こえてきます。メロディだけが聴こえるようになるとテンポに関係なく滑走アルペジオが弾けます。
- 練習の基本はメトロノームですが、滑走アルペジオを正確なリズムで弾くにはメトロノームを使わない方が良いです。使っても遅いテンポで弾きます。
- 滑走アルペジオはトップの音を聴いてダウンからアップへと折り返しますが、メトロノームで弾くと上手くいきません。速いテンポならなおさらです。トップの音を聴くことに集中した方が上手くいきます。これは経験則です。
- 何度も繰り返して練習しかなさそうです。
- 最後まで、読んでいただきありがとうございます。
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