トレモロ練習するけど効果がない
この記事は、トレモロ力の向上方法がテーマです。なかなかトレモロが上達しないと悩んでいたらぜひ読んでください。
やりがちなトレモロ練習
日頃から、トレモロ練習すると思いますが、効果ああるトレモロ練習になっていないことがありますね。
トレモロ練習は、開放弦でトレモロを弾いたり、スケールでトレモロを弾くことが多いと思います。定番の練習方法です。
開放弦やスケールを使ったトレモロ練習は、簡単にできるメリットがあります。その一方で、演奏前の脱力することが目的になりトレモロ練習にならないデメリットがあります。
脱力を目的としたトレモロ練習になっていないか?
こんな事象が見られないか?
漠然としたトレモロ練習だと音量のコントロールができない事象はけっこうあります。
漠然としたトレモロ練習だとなかなか進歩しません。
フォルテやピアノをトレモロで弾くと回転数が落ちていませんか? よく見られる事象です。フォルテは、弦からの抵抗が大きいため、ピックが弦にひっかかり回転数が落ちます。ピアノは、弦からの抵抗は少ないですが小さな音を出すため、回転数を落とすことがあります。
トレモロ練習してもメゾピアノからメゾフォルテまでの音量しか弾けない・・・よくあります。
フォルテやピアノをトレモロで弾くと回転数が落ちてしまう。
効果があるトレモロ練習は何か?
極端な音量差をトレモロ練習に取り入れよう
どんな練習をするとトレモロ力がアップするか? 楽譜に応用できるトレモロ練習は、音量差を利用することです。
トレモロ力を上げるには、極端な練習を取り入れます。極端な練習とは、音量の差を利用した練習です。フォルテシモとピアノで練習します。
フォルテシモもピアノも右手に負担がかかります。負担がかかる練習は、トレモロ力がアップします。メゾピアノやメゾフォルテでは、音量の差が狭いため、楽譜に応用できません。
フォルテシモとピアノのトレモロ練習を説明します。
音量差を利用した練習は右手の負担になり、トレモロ力がアップする。
フォルテシモでトレモロ練習
フォルテシモの練習をしましょう。実践的な練習で効果がありますよ。
フォルテシモでトレモロを弾くには、相当な力量が必要です。フォルテシモはピックを強く握るか、ピックと弦の接触面積が大きくなるようにピックを深くしますが、どちらにしても弦からの抵抗が強くトレモロが弾けないためです。
フォルテシモのトレモロ練習は、いきなりフォルテシモで弾くか、徐々に音量を上げてフォルテシモを弾くかです。腕を痛めないように後者の練習方法から始めましょう。開放弦で弾くか、適当なフレーズを弾きます。
フレーズを徐々にフォルテシモを弾くトレモロ練習をYouTubeにアップしましたので、ご視聴いただければ幸いです。
徐々にフォルテシモを弾けるようになったら、いきなりフォルテシモを弾きましょう。開放弦でも十分です。
腕が痛くなったら、練習をやめましょう。
開放弦やフレーズで徐々に音量を上げてフォルテシモを弾く
いきなりフォルテシモを弾く練習と組み合わせる。
ピアノでトレモロ練習
ピアノのトレモロは簡単!! と思ったらトレモロではなくピッキングで弾いているだけ・・ということがよくあります。ピアノのトレモロを練習しましょう。
ピアノは簡単に弾ける・・・と思ったら回転数を落としているだけでピッキングで弾いているケースがよくあります。簡単そうで難しいのがピアノのトレモロです。
ピアノのトレモロは、2種類あります。弦の表面を擦るように弾く方法と握力を弱くして弾く方法です。どちらも弾けるようにしましょう。
弦の表面を擦るようにして弾くには、ピックを浅くしてピックの先端のみが弦に当たるようにします。そうすると弦の表面のみで弾くため、ピアノが弾けます。
握力を弱くして弾くと人差し指と親指の間でピックが動きます。隙間ができるため、音量が大きくなりません。ピックを深くしてもピアノが弾けることがメリットです。
2つの弾き方で練習します。開放弦だけの練習で十分です。開放弦は音量が上がりやすいので、開放弦でピアノが弾ければスケールや曲でもピアノが弾けます。開放弦をトレモロで弾いてピアノが出せるようにしましょう。
練習方法を動画にしましたので、ご視聴いただければ幸いです。
ピアノの練習は、フォルテよりも難しいです。小さな音量を保つことは、予想以上に難しいので、継続して練習しましょう。フォルテよりもピアノの方が難しいという奏者は多いです。
綺麗なピアノの音は、お客さんを惹きつける要素です。トレモロでピアノを弾けるようになりましょう。
ピックの先端のみで弾くか、親指と人差し指に隙間を開けて弾く。
ピアノの練習は、フォルテよりも難しいと考える。
まとめ
トレモロ力を向上させるフォルテシモとピアノの練習でした。簡単なようで難しいトレモロ練習をしましょう。
トレモロは、フォルテシモとピアノで練習する。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
コメント