マンドリンの初心者レベルから卒業する練習

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マンドリンレッスン

初心者レベルを卒業し中級者レベルへ進むための練習です。

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初心者レベルとは

技術士
技術士

マンドリンを弾いて○年!でも擬ける楽譜が少ない・・・こういうことはあります。今後、弾ける楽譜が急激に増えるということは少ないので、初心者レベルを卒業する練習が必要です。

不安定なトレモロ

 初心者レベルの特徴は、トレモロができないことです。回転数が一定しない、弾いている以外の弦にピックが接触する、トレモロが止まるなどの事象が見られます。

 トレモロが不安定になることは上級者にもありますが、初心者レベルだとまともなトレモロができていないことです。

弾ける楽譜が狭い

 初心者レベルだと弾ける楽譜が限られます。16部音符が弾けない、弾ける音符は8部音符のアンダンテ以下のテンポ、CメジャーやAmマイナーなどシャープフラットが少ないスケールじゃないと弾けないなどがあります。

 マンドリンを弾き始めて数ヶ月なら何も問題ありません。練習すれば必ず上達します。しかし、何年経っても弾ける楽譜が少ないことがあります。2年、3年弾いても弾ける楽譜が少ない場合、その後に弾ける楽譜が急激に増えることないです。

トレモロが弾けているか。

音符やテンポなど弾ける範囲が限られていないか。

初心者レベルが長い原因

技術士
技術士

マンドリンを弾けばいつかは上手くなると思ったら大間違いです。初心者レベルからはなかなか卒業できないものです。原因はトレモロとピッキングの中間にあります。

トレモロとピッキングの中間が弾けない

 トレモロが不安定、弾ける楽譜が少ない原因にピッキングとトレモロの中間が弾けないことがあげられます。

 ピッキングとトレモロの中間とは、16部音符や32部音符のピッキングです。ピッキングではありますが、聴いている方はトレモロとピッキングの区別ができません。奏者からはピッキングです。

 16部音符や32部音符のピッキングが弾けないため、弾ける楽譜も限られます。合奏、独奏とも16部音符や頻繁に出てきます。32部音符も出てきます。8部音符までの楽譜を探すのは困難です。

 16部音符や32部音符が弾けると弾ける楽譜も広がります。初心者レベルから卒業できます。ポイントは右手にあります。

トレモロとピッキングの中間が弾けるか。

初心者レベルから卒業する練習

技術士
技術士

初心者レベルが長い原因がわかったので、初心者レベルから卒業する練習をしましょう。練習はシンプルですが奥が深く、時間がかかります。

ピッキングからトレモロへ移行する練習

 過去記事でも取り上げたことがありますが、ピッキングからトレモロへ移行する練習が有効です。ピッキングとトレモロの中間は、トレモロともピッキングとも判断しずらい音色です。この中間を自由自在に弾けると多くの楽譜が弾けるようになります。

 この中間音は練習しないと弾けません。自分もそうでした。中間音を弾こうとするとどこかでダウンアップの回転数がとまります。弾き始めはすぐに回転数が上がらなくなります。

 いきなり弾けないので、ピッキングから初めて徐々に回転数を上げていきます。YouTubeに練習の様子をアップしましたので、ご視聴し確認いただければ幸いです。

 この弾き方は、なかなか上達しません。何度も繰り返して練習する必要があります。ピッキングからスムーズにトレモロに移行できるように十分な練習時間をとりましょう。急がば回れですが、こういった練習を積み重ねた方が結果的に成長が早いです。

 しばらくはこの練習をしましょう。過去の参考記事を以下に示します。

 中間音を弾けることは、応用の一歩です。視界が広がるように楽譜が弾けるようになりますので、継続的に練習することが重要です。

少しずつ回転数を上げていく

 ピッキングから徐々に回転数を上げると、なかなか上がらなくなります。よくあることで当たり前のことです。

 焦らずに回転数の上限でトレモロを続けます。上限のトレモロをキープした後に、少しずつ回転数を上げていきます。そうすると急に回転数がアップし、中間音が省略されてしまいます。こうなってはダメなので、上限のトレモロで一旦キープします。

 キープした回転数を維持できるようにします。むやみに回転数を上げるのはやめます。回転数をキープすると徐々に脱力ができます。脱力ができると無理なくトレモロの回転数が上がります。

 そうすると・・・また回転数がとまる・・・上限のトレモロをキープ・・・この繰り返しで徐々に回転数をアップさせます。この繰り返しで徐々に中間音が弾けるようになります。

 

回転数が上限に達したら、一旦キープし、脱力した後に回転数を上げていく。

むやみに回転数を上げるのはやめておく。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。

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