マンドリン トレモロを鍛える練習

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マンドリンレッスン

トレモロ力をアップする練習を説明します。

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トレモロ力が弱いとは?

本番では弾けない

技術士
技術士

本番は練習と違ってトレモロが弾けないことがありますね。奏者なら誰でも心当たりがあります。本番と練習は違うということですね。

 ステージでトレモロが弾けない・・・練習ではトレモロが弾けても本番でトレモロが弾けないことがあります。

 練習では、ピッキング、スケールと十分に基礎練習します。一方、本番ではステージ裏で待機してからステージに立ち弾きます。腕が冷えてしまっているので、トレモロができません。固さがあるのは緊張感もあります。

 オーケストラなら、本番前に十分に練習してからステージに臨むので練習と同じように弾けます。マンドリン独奏なら事前練習がほとんどない場合があります。また、オーケストラでも事前練習がほとんどない場合もあります。

 本番は練習と違いトレモロがうまくいかないことは奏者なら誰でも心当たりがあると思います。

本番は待機が長く腕が冷えることがある。腕が冷えるとトレモロができない。

基礎練習しないと楽譜が弾けない

技術士
技術士

練習を始めたら最初は基礎練習、十分にトレモロを練習して、楽譜を練習する。基礎練習するのは当たり前ですが、本番ではトレモロがうまく弾けないことがあります。

 日頃の練習では、基礎練習をしてから楽譜を弾くことが多いと思います。基礎練習するのが当たり前ですので、間違えではないですが本番と同様に基礎練習しないとトレモロが弾けない状況になります。

 楽譜を弾く前に基礎練習で腕を十分に柔らかくして、トレモロが弾けてから楽譜を練習すると、楽譜をすらすらと弾けます。満足感はありますが、本番では事前練習ができないことがあります。

基礎練習から楽譜の練習はトレモロが弾けないことがある。

トレモロ力を鍛えよう

特別な練習は必要なし、楽譜を練習する

技術士
技術士

トレモロを鍛えるには、楽譜を練習します。盛り上がるフレーズを探して繰り返し練習しましょう。

 本番で練習と同様に弾くためにはトレモロを鍛える練習をします。

 トレモロを鍛える練習は、特別な練習は不要です。日頃弾く楽譜で十分です。マンドリン独奏、マンドリンオーケストラとも楽譜には盛り上がるフレーズがあります。小さな音から始まり、徐々に大きなフォルテに移行するフレーズです。取り上げる楽譜はマンドリン独奏ですが、最後のエンディングに一気に盛り上がります。

 最後はコードをフォルテシモシモで終わります。こういうフレーズは奏者本人は弾けているつもりですが、実は弾けていません。リズムはあっていますが、音量が不足しているケースがよくあります。自宅では音量の制限がありますが、こういうフレーズを練習すると楽譜の練習にもなります。基礎練習の時間を省略できますので効率的です。

 どの楽譜にも大きく盛り上がるフレーズがありますので、そういうフレーズでトレモロ練習をしましょう。

 練習の注意ですが、力任せに弾くのはやめます。力は必要ですが、腕を痛めます。腕を痛めたら、練習できませんので、回数を決めて練習します。1日あたり10回とか決まった回数を練習します。回数を決めると1回の練習を大切にしますので、上達の効果があります。その一方で、回数で満足してしまうことがあります。

 練習目的であるトレモロを上達することを目標にして練習します。

盛り上がるフレーズを探してトレモロの練習を行う。

回数を決めて練習する。

ピッキングにこだわる

技術士
技術士

単純にピッキングしてトレモロを弾けば良いというわけではありません。トレモロを向上するためにピッキングにこだわってみましょう。

 ピッキングにもこだわります。トレモロはピッキングから始めます。ピッキングは、普通にダウンアップすれば良いというわけではありません。手首を上下にストロークする方法、腕をストロークする方法、手首と腕を組み合わせる方法があります。

 自分がどのようにピッキングしているか確認してみます。今のピッキングで続けるか、トレモロを改善するために違うピッキングを行うか考えてみます。どの方法も長所短所あります。トレモロを改善するか練習時間を確保できるかも考えて判断します。

 YouTubeにピッキングをアップしていますので、ご視聴いただければ幸いです。

 ピッキングは奥が深いです。他の弦に当てないで弾く、反発力を利用して弾く、弦に負けて弾く・・・こういったこだわりがトレモロ力を向上させます。トレモロにこだわって弾いてみましょう。

自分の弾き方を確認する。

トレモロを向上することができないか考える。

参考:過去記事

 トレモロの向上につながる記事をいくつか書いていますので紹介します。それぞれの記事を参考にしていただければ幸いです。

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