技術士二次試験 「東大作文」で学ぶ論文の書き方

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論文の書き方は読書で学べます。「東大作文」をテーマに論文の書き方を説明します。

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読書で論文の書き方を学ぶ

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論文の書き方は参考書を読みましたが、イマイチわからないことがよくありました。わかりやすい本がないかなと思ったら自己啓発本があります。自己啓発本はわかりやすく書いています。

 技術士二次試験は論文が書けないと合格できません。合格できる知識があっても論文が書けないだけで不合格になります。自分も論文が書けないため、合格するのに6回受験しました。

 論文の書き方の専門書は多くあります。技術士二次試験の論文の書き方の参考書を売っています。自分も読みましたが頭に入ってきませんでした。なぜ?・・・自分には合わなかったんですね。通信教育も受講しましたが、イマイチ書き方がわからず、合格者の書き方を学んでようやく合格できました。

 筆記試験は、論文ですが小論文であり、論文の参考書とミスマッチしていることがあります。さらに、どの参考書を読んで良いのかイマイチわかりません。

 でも、今は参考になる本があります。自己啓発本には、作文、思考法、読書法などがあります。これらの本は参考書よりもわかりやすいです。

 そこで、読書で論文の書き方を学びましょう。

参考書は必ずしもわかりやすいとは限らない。

自己啓発本はベストセラーにもなりわかりやすく書いている本が多い。

取り上げる本は「東大作文」

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東大作文は論文を書く上で伝える力を学べる本です。論文の勉強に役立ちます。

 論文の学び方は「東大作文」(西岡壱成)を取り上げます。東大作文は東大読書に続く本です。本屋さんに行けば入手できます。

 東大作文は、文書の書き方、書く上での思考方法が学べます。帯に「伝える力」「地頭力」がいっきに高まるとありますが、論文を書く上で必要な能力ですので取り上げてみました。

論文に必要な伝える力が学べる本である。

東大作文から学ぶ論文の書き方

双方向的な論文を書く

 論文を書く上で重要なことは何か?・・・自分も聞かれたことがありますが、技術士になってからもイマイチわかりませんでした。

 技術士二次試験は試験であり、試験管が理解できなければいけません。双方向的に論文を書くことが求められます。双方向的に書く・・・わかっているつもりですがわかっていなかった・・・論文の書き方のフレームに当てはめて書いていただけでした。

 合格するために「双方向的な論文」を書きましょう。

双方向的な論文を書くこと。

双方向的に書くにはどうすれば良いか?

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双方向的に書くことがわかるとどうやって書けば良いのかを説明します。

 双方向的な文書とはなんなの?・・・一方通行な論文じゃダメなのはわかるけど・・・そんな声が聞こえそうです。

 自分と相手があり、客観的に読んでわかる論文・・・双方向的の解釈です。双方的な論文の書き方を学びます。

 双方的に書くとは?・・・あとがきを作ることです。結論を明確にして書くことです。結論が明確だと論理が貫通して読むに値する論文になります。

 結論を明確する書き方には、共有型、要望型、警鐘型があります。技術士二次試験は共有型が書ければ合格できます。共有型は、相手に理解してほしいこと、理解してほしいことを書くことです。最初と最後に結論を書いて、間に理由や説明を書くことです。論文の三段書きとほぼ同じです。

 結論は短く書きます。出題者に対し言いたいことを短くまとめて書きます。結論は未知なものだとその後の理由、説明も相手は丁寧に読んでくれます。技術士二次試験は出題者が解答のイメージをもっていますので、イメージどおりの解答を書きます。そうすると出題者と共有ができます。

結論を明確にして論理を構築する。

共有型の論文を書く

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共有型の論文を書くポイントを説明します。

 共有型の論文は、最初から最後まで結論を言い方を変えて書くことです。最初と最後の結論の間にある理由や説明は形を変えて結論を書いています。理由や説明は結論と結ぶつけるようにして書きます。

 木に例えると、結論が幹、理由や説明は葉や花です。幹、葉、花が揃うと論文が完成します。一気通貫で書かれていれば無駄な葉、花がなく論理が構築されています。結論と結びつかない葉、花があれば削除します。

 一気通貫で書くには、結論と理由、理由と説明が結びついている必要があります。

・「結論は・・・である。」「なぜなら・・(理由)・・のためである。」

・「(理由)は・・・である(説明)」「(説明)は・・・である。」

 結論、理由、説明が結びつけるようにして書きます。このようにして書くと結論から説明まで結びついて論理が構築されます。論理の飛躍もなく有機的につながる論文になり出題者から理解しやすくなります。

 技術士二次試験は、出題者が解答を想定しているため、共有型で一気通貫の論文を書けば合格の可能性も高くなります。

 共有型、一気通貫を意識して論文を書く勉強をしましょう。

結論、理由、説明が結びついているか?

まとめ

 東大作文は、論文のみ対象にした作文ではないので、様々な書き方が記載しています。共有型以外にも論文に応用できる書き方もありますが、技術士二次試験で応用しやすい共有型を取り上げました。

・双方向的な論文を書く。

・共有型の論文で出題者の解答の想定に沿った形を意識する。

・結論、理由、説明が一気通貫で結びつくようにする。

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