トーマスティーク弦をマンドリンに張り替えました。トーマスティークはストイックな奏者が好む弦のイメージでしたが、万人向けの高いパフォーマンスを誇る弦だということがわかりました。
トーマスティーク弦に張り替えた結果わかったこと
ビビり音が消える
技術士
悩まされいたD弦のビビり音・・・マンドリンに問題があるのか、弦が原因なのかわかりませんでしたが、トーマスティークに張り替えたらビビり音が消えました。弦が原因だったようです。
- 愛用のマンドリンにはオプティマを張っていましたが、トーマスティークに張り替えました。きっかけは弦に悩まされていたためです。張っていたのはオプティマの黒や青です。
- 桜(愛用の田鎖マンドリン製作所の桜モデルです)にオプティマ黒を張ってから、D弦に僅かなビビり音が出ていました。桜に起因するのか、弦が原因なのかわかりませんでした。
- オプティマを張り替えてもビビり音が発生するので、桜が原因? と思いましたがトーマスティークに張り替えた結果、ビビり音が消えました。
- 原因は不良弦によるものでした。先生や田鎖マンドリン製作所に問い合わせるとD弦は不良弦が発生しやすいので要注意とのことでした。
- ビビり音が消える。弦の品質の高さがわかる。
- 不良弦の発生が少ない。
チューニングがもつ
技術士
練習中、練習後はチューニングがズレる。演奏会なら悩まされるところですが、トーマスティークはチューニングが持ちます。品質の高さがわかります。
- 違うのはチューニングですね。チューニングの保持能力が高いです。練習後のチューニングのズレ、翌日のチューニングのズレがない日もよくあります。
- 練習後はチューニングがズレるのが当たり前ですが、トーマスティークのチューニングの保持能力の高さには驚きました。
- 弦の表面を滑らかに加工しているようで、この辺がチューニングのズレが少ない要因かもしれません。チューニングのズレが少ないと速やかに練習できるのが良いですね。
- チューニングの保持能力が高くチューニングのズレが少ない。チューニングも速やかにできる。
音質はどうか
- 最も重要なのは音質ですね。使ってみるとトレモロの粒が揃いやすいです。ビビり音がなく品質が高いので、トレモロの粒が揃いやすいのも当然かもしれません。
- もう一つは音の伸びです。マンドリンは音が切れやすい楽器のため、音の伸びが重要です。トーマスティークを使ってみると音が伸びます。ポジションをとっている限り、音がいつまでも伸びる感覚です。マンドリン独奏の奏者にとっては頼もしい弦です。
- 1弦はトーマスティーク弦、2弦から4弦はオプティマ黒を張った桜で演奏したマンドリン独奏曲「落葉の唄」です。1弦が際立って聴こえます。
- 音が伸びてトレモロの粒が揃いやすい。音の伸びはマンドリン独奏にとってありがたい。
トーマスティーク弦のトラブル
技術士
トーマスティークも完璧な弦ではありません。不良弦はあります。無償で交換してもらい問題なく使っています。
- トーマスティーク弦も完璧ではありません。トラブルはありました。トラブル事例を説明します。
- 弦交換の時に弦が切れたことですね。原因は不良弦です。品質が高いと書きましたけど、不良弦が全くないというわけではないです。稀に不良弦はでてきます。これはやむを得ないことです。
- 弦に限らずあらゆる製品に不良は発生します。不良弦が発生してもその後の対応が良ければ問題なしです。購入店に相談したところ不良弦だということで無償で交換してもらえました。弦交換時に心配しましたが切れることなく現在も使い続けています。
- その時の記事を以下に載せます。
- 不良弦はありますが、今まで不良弦を経験していない奏者も多いです。信頼できる弦と言えます。最後にまとめを示します。
- 品質が高く信頼できる弦であることは確かと言える。
- 値段が高いがチューニングの持ちが良いので、コストパフォーマンスの高い弦と言える。
- マンドリンの音質がアップするので試しで交換して見るとトーマスティークの良さがわかる。
- 稀に不良弦の発生は覚悟する。発生した際は購入した店に相談する。新品と交換してもらえるはず。その際は不良弦を返却すること。トーマスティークの本社にフィードバックされ、さらに品質があがるため。
- オプティマも良い弦ですが、品質面ではトーマスティークに分があるように思います。試しにトーマスティークに交換することをお勧めします。
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