【定期練習】マンドリン独奏曲の滑走アルペジオ

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練習記録

マンドリン独奏曲の滑走アルペジオを練習しています。リズムを均等に弾くことは上達しましたが、テンポはまだまだです。

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アルペジオの弾き方

多くの奏者が均等に弾けないアルペジオ

技術士
技術士

アルペジオは難しいです。弾けているようには見えますが。多くの奏者が均等に弾けていないのがアルペジオです。

 滑走アルペジオは、アルペジオの弾き方を知らないと上達しません。アルペジオは均等に弾くことがポイントです。この「均等に弾く」が理解しにくい!!

 アルペジオは、コードの分散和音なのでポジションが取れれば弾けます。音が出てるから弾けているように見えます。多くの奏者が均等なリズムで弾いていないのがアルペジオです。

 滑走アルペジオは写真のようにアルペジオのフレーズが連続的に並んでいます。ギターの楽譜でよく見ます。マンドリンでは独奏中心です。合奏では合わせることが難しいです。

均等に弾いているつもるでも均等に弾けていないのがアルペジオ

アルペジオは均等に弾く

技術士
技術士

均等にアルペジオを弾く方法を説明します。弾き方が理解できないと均等に弾けませんよ。

 この楽譜を例に弾き方を説明します。ベース音が8部音符で次の分散和音に接続されています。このベース音は16部音符も兼ねています。中間音とトップの音も16部音符です。このような滑走アルペジオはベース音をキープしながら中間音とトップの音を弾きます。トップの音はメロディです。滑走アルペジオで弾くとトップの音が繋がるようになりメロディとして聞こえます。

 滑走アルペジオは速いテンポで弾くことが求められます。遅いとトップの音が繋がらないからです。

トップの音だけを弾くとメロディがわかる。

 アルペジオの弾き方です。ベース音と中間音以上をわけて考えます。最初にベース音をポーンと鳴るような感じでダウンピッキングします。次に中間音以上は連続で1ストロークでダウンピッキングします。こうすると均等なリズムで弾けます。

 ベース音からトップの音に行くほど間隔が狭くなる感じです。なかなか理解できないですが、均等に弾こうとするとこうなります。

ベース音はポーンと弾く。

中間音以上は連続的に弾く。

滑走アルペジオの練習

弾いた曲を振り返ると弾けていない

技術士
技術士

演奏会終わった後、満足感でいっぱいのマンドリン独奏曲ですが、聞き返すと滑走アルペジオは均等に弾けていませんね。テンポも遅いし・・・そんなことがわかります。

 頑張って練習して本番で弾いた滑走アルペジオのマンドリン独奏曲「祈り」・・・聞き返してみると滑走アルペジオは均等なリズムでは弾いていませんね。

 後半に滑走アルペジオが出てきます。聞いてみてください。

 後半に出てくる滑走アルペジオは、リズムは前屈みです。音符が前に集中して4連符の最後の音と次のアルペジオの最初のベース音に隙間があります。よくある現象です。ポジションは押さえていますが弾けていない例です。

弾けているように聞こえるが、リズムは前屈みなのあアルペジオ

 滑走アルペジオが均等だと隙間もなく一定の間隔で弾けます。さらに、もう少しテンポアップが必要です。テンポアップするとメロディが浮かび上がってきます。

 弾き終えた曲ですので、次回の演奏会に向けて練習します。

均等に弾くための練習が必要・・・どうやって練習するか?

均等に弾くための練習をする

技術士
技術士

均等に弾く練習は難しいですが、マスターするまで頑張ります。

 均等に弾くためには、ゆっくり弾いてアルペジオの弾き方のとおりになっているか確認します。これは、自分の感覚で均等なアルペジオを理解するためです。理解するにはゆっくり弾くことが必要です。早く弾くと均等かわからないです。

 均等かどうかは自分の耳に頼るしかないです。録音してみます。録音して均等かわからないけど怪しいと思ったら均等ではないと判断します。納得感が出てくるまで、ゆっくり弾いて録音して練習します。

納得感が得られるまで、ゆっくり弾いて録音してみる。

 納得感が得られてもテンポアップは慎重にします。テンポアップはリズムを崩しやすいです。いつのまにか均等ではない弾き方に戻ってしまいます。練習の最後に早いテンポで練習する程度にしてリズムが崩れることを防ぎます。

テンポアップは慎重にする。練習の最後にテンポアップする程度で。

 自分の音を録音して確認して、また弾いてみる。練習している滑走アルペジオのフレーズは2分近くあります。このフレーズを10回弾きます。回数に根拠はありませんが、弾く回数を重ねて身体にアルペジオのリズムを覚えさせています。

 理解しているつもりでも弾けないのが滑走アルペジオです・・・

理解できるまで繰り返し練習する。

 練習を繰り返し、均等に弾くことはクリアしつつあります。次にテンポアップしてもリズムを崩さないように弾くことがポイントです。アルペジオのトップの音がメロディでつながるようになるまで練習します。

 練習しているのが、「美しき我が子や何処へ」です。何度かブログで紹介しています。後半に滑走アルペジオが出てきます。録音したときはアルペジオは完成していませんでした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

練習記録
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