マンドリン練習記録 レッスン後のマンドリン独奏曲の練習

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練習記録

9月のマンドリンレッスンを受けて、マンドリン独奏曲の練習を説明します。

  • 指摘事項は2点ある。リズムの一定と滑走アルペジオのテンポ感
  • トレモロ練習で本番に対応できるトレモロを養う。
  • 対策はメトロノームを使った練習が中心である。確実に合っていると言えるテンポで弾く。
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マンドリンレッスンでの指摘事項

技術士
技術士

来年の演奏会に向けてレッスンを受けていますが、早速指摘されました。指摘されたら改善する。この姿勢が重要です。

 演奏会が終わり、次の課題曲を決めてマンドリンレッスンを受けました。いろいろと指摘されるものです。指摘事項は以下のとおりです。

  • リズムが一致していないフレーズがある。フレーズの前半と後半のリズム感を合わせること。
  • 滑走アルペジオのテンポ感をリズムが変化しても合わせること。

 指摘事項が何を言っているのか解説します。その前に課題曲は「Lied der fallenden Blatter 落葉の唄」です。何度か記事にしていますが、知名度は低いマンドリン独奏曲です。

指摘事項1:リズムが一致していないフレーズ

技術士
技術士

曲の骨幹となるフレーズですので、曲のイメージを出す必要があります。曲のイメージはリズム感がポイントですが、弾き方が違うので難しいものです。

 この指摘事項は、16部音符のフレーズがリズム感を維持して弾くものです。

 3行ありますが、1行目のフレーズです。フレーズの前半は16部音符の単音で弾き、後半がドのロングトーンを弾きながら16部音符をデュオ奏法で弾きます。

 フレーズの指摘事項を詳しくいうと以下のとおりです。落葉が一定に落ちるように弾けということです。

  • 前半のフレーズのリズムが早く、裏拍が表に近寄っている。
  • 後半のリズムが前半に対し遅れている。前半と後半でリズムがずれている。

指摘事項2:滑走アルペジオのテンポ感

技術士
技術士

悩まされる滑走アルペジオです。テンポ感がブレずに4連から8連の滑走アルペジオを弾くことを要求されます。

 次が滑走アルペジオの指摘事項です。滑走アルペジオといえば今年の演奏会で弾いた「美しき我が子や何処」にもありますが、悩まされるものです。

 この曲の滑走アルペジオは4連、6連、8連があります。写真は6連です。4連から始まり、6連と8連が交互に続き8連で締めます。見るからにテンポ感がわかりにくいフレーズです。

 指摘事項の詳細は以下のとおりです。

  • 4連が速く、8連のテンポが遅い。テンポは4連から8連まで同じである。

 テンポを変えずに4連から8連まで弾くようにとのことですが、8連にテンポを合わすと4連が遅く感じすぎます。テンポ感を高めたいですが、8連が弾けなくなる。テンポに悩まされるフレーズです。

指摘されたことをどうやって改善するか

トレモロ練習

技術士
技術士

本番でものをいうのはトレモロ力です。十分に練習しましょう。練習するにこしたことはありません。

 指摘事項ではないですが、トレモロ練習を増やしています。演奏会に出演するとわかりますが、トレモロ力が不足していると感じます。トレモロ練習を十分にします。主なトレモロ練習は音質改善を目的にピアノで弾いたり、テヌートで練習します。

 その中でピアノで弾く練習をYouTubeにアップしています。参考にしていただければ幸いです。

 トレモロ練習は10分から15分くらいです。トレモロだけ練習する日もやろうかと考えています。

リズムを合わせる練習

技術士
技術士

リズム練習はメトロノームがポイントです。メトロノームと一致することを聴き取ります。

 リズムを合わせるにはメトロノームを使った練習をしています。練習方法は以下のとおりです。

  • メトロノームはテンポを60くらいに設定する。リズムは6/8
  • 表拍とメトロノームが一致していることを聴き取る。裏拍と合っていたらテンポを下げるか、少し前のめりで弾いてみる。表拍とメトロノームが一致していることを聴き取ることがポイント

 テンポを速くすると後ろのフレーズが弾きにくくなります。デュオ奏法で弾くのは難しいです。ちなみに16部はダウンで弾きます。ダウンで弾くため、リズムが合わなくなります。

滑走アルペジオの練習

技術士
技術士

滑走アルペジオはリズム命です。メトロノームできちんと合わせます。

 滑走アルペジオは何度も練習しましたので、滑走アルペジオ特有のリズムは取れますが、4連から8連まで変化するとテンポ感が遅れてしまいます。この練習もメトロノームがポイントです。

  • 滑走アルペジオの拍の頭とメトロノームが一致することを聴き取る。
  • 確実に聴き取れるテンポに設定する。滑走アルペジオのフレーズとフレーズに隙間があればリズムを練習する。4から8連までリズムが変化すると4連が前のめりになりやすい。

 リズムが色々とあると不均一な滑走アルペジオになりやすいです。均一に弾くことを意識します。滑走アルペジオを滑らかに均等に弾くことは「美しき我が子は何処」で練習しました。参考までにYouTubeの動画を紹介します。ご視聴いただければ幸いです。

練習を積んで次回のマンドリンレッスンを受講します。最後まで、読んでいただきありがとうございます。

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