弾き終えた後はそのまま
この記事は、演奏会がなくモチベーションが下がった状況、練習に行き詰まった状況で、過去に演奏した楽譜を弾くと新しい発見があり、モチベーションアップにつながることが趣旨です。
演奏が終わったら、二度と弾かないこともあると思います。ちょっともったいないです。弾き終えた楽譜は、また弾き直してみましょう。
燃え尽きて楽譜を封印
演奏会に向けて毎日練習する・・・マンドリン独奏、マンドリンオーケストラともに演奏会に向けて、家で弾いて、レッスンや部員同士で集まって練習・・・本番で弾く・・・終わったら楽譜を封印して終わり・・・こういう流れが一般的です。
マンドリンオーケストラなら別の演奏会でも弾くことはありますが、全く弾かなくなる楽譜もあります。マンドリン独奏ならもっとありそうな気がします。
また、弾こうと思ってもモチベーションが上がらないですね。
弾き終えたら楽譜を封印してしまう。
弾き終えた楽譜は自分の成長につながる
楽譜を封印してしまったら、弾かなくなりますね。演奏能力を上達させる意味でも振り返りをしましょう。
弾き終えた楽譜を封印してしまうのは、成長の機会をなくす行為です。振り返ることで、自分自身の成長やこれからの成長につなげることができます。
弾き終えた楽譜を弾きなおすと、スラスラと弾けることがあります。・・・あんなに苦労して練習したのに・・・腕が覚えているからということもありますが、自分自身が成長したからです。
自分が成長していると実感すると次のモチベーションにつながります。
弾きなおすと自分自身の成長につながる。
振り返りをして弾きなおしてみよう
練習に行き詰まったら弾きなおしてみよう
私も練習で挫折することがよくあります。何回弾いても上達しないなぁ・・・と思うことがあり、モチベーションが下がります。そんな時は以前に弾いた楽譜を弾いて練習の成果があることを確認しています。そうすると練習に励もうとモチベーションになりますよ。
モチベーションをなくすことはよくあると思います。最近は、コロナで演奏会がなくなり練習に励むことが少なくなったこともあります。また、楽譜の難易度が高すぎることもモチベーションが下がる原因としてよくあります。
私は、コロナで演奏会が延期になり、課題曲を弾くモチベーションが上がりません。過去に弾いたトロイメライを弾きなおしてみました。トロイメライは過去に弾いた曲です。過去記事(リンクを貼りました)を参照お願いします。
トロイメライは、マンドリン独奏曲では弾きやすい曲ですので気分転換にちょうど良いと思いました。難易度が高いと、課題曲がおろそかになるため、弾きやすい曲を選んだ方が良いです。
トロイメライは、メロディがシンプルで覚えやすいため、しばらく弾いていなくても弾けます。弾いてみた動画をYouTubeにアップしましたので、ご視聴いただければ幸いです。
トロイメライは、数年前に弾いていらい全く弾いていませんでした。楽譜を引っ張り出して弾くと新しい発見もあります。
デュオ奏法があまい。スラーがきれて聞こえるところがある。メロディのため、スラーが切れるように聞こえてはならない。
このような発見があります。発見があると何をすれば良いかわかってきます。この場合は、次のことを練習する必要があります。
基礎練習にデュオ奏法を加える。
スラーを注意深く聞いて、つながっていることを確認する。
このような新しい発見があると練習にもモチベーションが上がります。苦戦しながら弾いていた楽譜がすんなりと弾けるので、成長していることが実感できます。
楽器演奏は、自分が成長していることを認識しにくいので、成長を認識することはモチベーションのアップになります。このため、挫折を感じたら、過去に弾いた楽譜を弾きなおしてみましょう。
練習中の楽譜にモチベーションをなくしたら、過去に弾いた楽譜を弾きなおしてみる。
弾きなおすと新しい発見がある。次に何をやるべきか見えてくる。
モチベーションの回復につながる。
まとめ
演奏会がないとモチベーションが下がるのは無理ないですね。そんな時は過去に弾いた楽譜を弾いてみましょう。新しい発見があり、モチベーションもあがりますよ。
弾き終えた楽譜を弾きなおすと自分の成長が確認できる。新しい発見もある。
新しい発見から次の行動が見える。次の行動はモチベーションアップを促す。
コロナで演奏会がなくなり、目標を見失った奏者が多いです。目標がないとマンドリンを弾く気もなくなります。過去に演奏した曲を弾くと演奏した体験を思い出し、もう一度ステージに立ちたくなりますよ。
2022年は演奏会を再開するクラブも多くなりそうですので、過去に弾いた楽譜を弾いてモチベーションアップをしましょう。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
コメント