マンドリン独奏曲を練習すると演奏会の話がありエントリーする
マンドリン独奏曲を始めてなかなか成長しなかったですけど、演奏会の話があり自分に成長を促す意味で申し込みました。今、考えると勢いで申し込んだのは結果的に良かったです。
思いつきで星空を選曲
マンドリン独奏曲を弾き始めましたが、なかなか成長しませんでした。初めて練習したのは「夜の鐘」です。夜の鐘は過去記事に書いていますからそちらを見ていただければ幸いです。
緊張していたんですよね。自己練習ではそれなりに弾けているのに先生の前だと弾けない・・・そんな状況でしたが、少しずつ緊張感がなくなってきました。
そんな状況で、演奏会の話がありました。演奏会はマンドリン教室が主催するマンドリン独奏の発表会です。「そろそろどうだ?」と先生から促され「出ます!!」と勢いで答えました。
演奏曲ですが、夜の鐘で良いかなと思っていましたが、この頃に気になっている曲がありました。YouTubeで聞いて弾きたい曲だなぁ と考えていたのが「夜想曲 星空」でした。
それほど難しいとは思えない・・・「星空で行こう!」と思いつきで決めました。
練習に没頭する
星空を選曲すると先生から「大丈夫か?」という表情でした・・・
選曲したからには、とにかく練習あるのみ!! と練習に没頭します。無伴奏ですがマンドリン独奏曲のなかでは伴奏が比較的少ないため、何とかなりそうだと手応えはありました。
楽譜には指番号を付けて暗譜するくらい弾き込みました。緊張しやすいので、両手に覚え込ませようとしました。
練習して、レッスンで課題を指摘、練習で修正・・・この繰り返しで弾けるまで練習しました。練習、レッスン、練習の繰り返しは王道的な練習方法ですね。
本番を迎える
繰り返しレッスンを受けて、ついに本番を迎えました。
緊張しながら弾き終える
当時は、島根県松江市に住んでいたので、朝早く演奏会場の広島県廿日市に移動しました。演奏会場は「さくらぴあ」です。廿日市市役所に隣接されています。
演奏は小ホールですが、けっこうな人数が入ります。200人くらいだったと思います。ホール内は響きが良くて、広島の奏者から演奏してみたい会場のトップクラスに入ります。広島市内から廿日市まで距離がありますが、「さくらぴあ」なら会場に選びたいと思う楽団も多いですね。
ステージです。画像はアンサンブルの準備中です。30人くらいのマンドリンオーケストラも入ります。コロナの状況でもそれなりに距離を開けることができる広さがあります。
素晴らしいステージで弾くことは緊張します。
「夜想曲 星空」はこんな曲です
前置きが長かったですが、「夜想曲 星空」の曲を紹介します。ライブ音源はなかったので、室内で演奏しました。
5分程度で弾けます。
夜想曲 星空
マンドリン製作家が作曲したマンドリン独奏曲
カラーチェはマンドリン製作家としても作曲家としても有名
作曲は、Raffaele Calace(以下、「カラーチェ」とします)です。マンドリンに関わる者なら知らない人はいないでしょう。
作曲者というよりもマンドリン製作家としてのカラーチェが有名ですね。カラーチェのマンドリンは奏者なら誰でも弾いてみたいと思わせるマンドリンです。
マンドリン、マンドラ、マンドリンチェロと揃っています。マンドリンなら何種類あるのか・・・ラインアップを見ると19種類はありそうです。まだあるかもしれません。
マンドリン製作家として有名なカラーチェですが、作曲をしています。マンドリン独奏曲も無伴奏や伴奏ありの曲もあります。無伴奏曲なら前奏曲のシリーズはよく弾かれています。
名曲選が発売されていますので、楽譜は手に入りやすいです。
カラーチェのマンドリン独奏曲の中では比較的弾きやすい
マンドリン独奏曲は難易度が高い曲が多い。
カラーチェのマンドリン独奏曲は、弾けないと言う奏者がけっこういます。スキルが足りないということではなく、ポジションが届かないフレーズがあるためです。前奏曲第2番はそういうフレーズが書かれています。
カラーチェは、手が大きかったようです。自分が届くかどうかで楽譜を書いているようで、手が小さいと弾けないマンドリン独奏曲もあるようです。
自分は、夜想曲 星空しか弾いたことがないので、前奏曲も挑戦したいとは思いますが・・・いつ弾けるやら・・・
多くの奏者が弾く「夜想曲 星空」
「夜想曲 星空」はカラーチェ作曲のなかでは難易度が低く多くの奏者が弾くマンドリン独奏曲
星空に話を戻しましょう。
カラーチェの無伴奏独奏曲の中では弾きやすいためか、多くの奏者が演奏しています。無伴奏の演奏会があると演奏されやすい曲なためか、聞く機会もあります。
メロディも美しくて難易度もちょうど良いくらいです。マンドリン独奏曲を弾き始めて1年くらい経てば挑戦したくなります。楽譜も入手しやすく、奏者が演奏をアップしていますので、マンドリン独奏曲を始めたらお勧めです。
まとめ
カラーチェ作曲のマンドリン独奏曲のなかでは弾きやすい。
綺麗なメロディと適度な難易度はマンドリン独奏を挑戦した奏者に最適
作曲家としてのカラーチェのことも知っておく。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
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