マンドリンレッスンの記録(2025年第12回目)

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マンドリンレッスン

2025年7月6日はマンドリン教室に行きレッスンを受講しました。今回は「ハイドンの主題による変奏」です。今回の課題は、表現力でした。

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ハイドンの主題による変奏:Tema

技術士
技術士

Temaはあっさりと弾きますが、表現力も必要です。ベース音を目立たせること、テヌートで弾くことです。

  • Temaは原曲のオーストリア国歌が最も表れています。変奏曲は最初にTemaを提示します。Temaは原曲を示すので、あっさりと弾くことが求められます。そのつもりで弾きましたが・・・指摘がありました。
  • ベース音を目立たせること。
  • スラーを意識して弾くこと。
  • 無伴奏曲は、メロディとベースが重要です。今回はベース音が弱かったという指摘です。いかにも伴奏者がいて伴奏に合わせてメロディを弾いている・・・このように聴こえなければいけません。
  • メロディだけじゃなくベース音も意識してバランスをとり弾くことが無伴奏曲に求められることです。わかっているんですが、できないこともあります。どうやって弾くか?
  • ベース音を叩くようにダウンピッキングする。ただし力を入れすぎないこと。ベース音が伸びて強調される効果がある。
  • デュオ奏法でベース音を弾く際に下向きにダウンピッキングします。ボディに向かってダウンピッキングするイメージです。
  • 下向きに弾くダウンピッキングはベース音が伸びる効果があります。
  • 4弦のベース音をダウンピッキングしたら3弦、2弦はアルペジオで弾き、1弦はトレモロで弾く・・・和音のメロディとベース音を強調して弾く演奏技術です。
  • この演奏技術は独奏者にとって必須です。もう一つはスラーで弾くことです。楽譜にスラーは限られていますが、メロディはスラーをかけるようにして弾きます。スラーをかけるとはテヌートで弾くことです。
  • 音符を目一杯伸ばして弾くとテヌートで弾くメロディです。テヌートで弾けると滑らかに聴こえます。過去にYouTubeにアップしていますので聴いていただければ幸いです。
  • ★チャンネル登録もお願いします。
  • テヌートで弾くには、回転数を意識しないことです。無自覚に回転数を決めてトレモロすることが一般的ですが、回転数を決めないとアップで表の拍を弾くことがあります。
  • アップはダウンよりも弱いので表の拍のアクセントが消えます。これが滑らかに弾けるポイントです。他にはアップから弾き始める方法もあります。
  • それと左手ですね。ぎりぎりまで左手をポジションから離さず、素早くポジションチェンジするとテヌートで弾けます。弾き方の工夫でテヌートが弾けるので練習が必要です。

ハイドンの主題による変奏:Variaz1

技術士
技術士

「ハイドンの主題による変奏」は、変奏が凝っています。クセがあります。難曲と言われる理由です。

  • Temaが終わればVariazです。Variazとはバリエーション(変奏)です。Temaのメロディを様々な形に変奏されています。「ハイドンの主題による変奏」はクセのある変奏がされています。
  • メロディ、伴奏ともピッキングで弾きます。ピッキングで弾くとメロディが伴奏に埋まります。トレモロとピッキングなら棲み分けができますが・・・メロディを強調することはできていました。指摘はテンポのことでした。
  • テンポが遅れている箇所があり、メロディが伸びている。メロディは強調されているからテンポを修正すること。
  • メロディに意識が向くため、メロディを弾くことに集中します。するとメロディが遅れます。意識するとは、聴くことに集中しますから、はっきり聴こえてから次の音に向かいます。そうすると遅れますね。
  • Piu mossoのため、少し早めです。伴奏が16部のためテンポアップは辛いです。Temaと同じメロディが聴こえるにはテンポアップしないとメロディの音符が残らないです。テンポアップが必須です。
  • どうやってテンポアップするか?
  • 伴奏は流すようにして弾く。
  • 一言だけ書きましたが、正確に弾く必要はないということです。正確に弾くと音符を追ってしまうためメロディが遅れます。メロディと伴奏の縦線が重なっていれば、伴奏を弾かない方法もあります。メロディ重視で弾くということです。
  • 16部音符のため、割り切らないとテンポアップできないことも確かです。
  • 真面目に弾かない音符もあることは覚えた方が良いです。そこを見極めができれば良いですが。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。次回もよろしくお願いします。

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