マンドリンの基本は右手のストローク

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マンドリンレッスン

マンドリンの基本といえば様々あります。右手のストロークが重要です。ストロークは右手の上下運動です。ストロークを間違うと粒が揃ったトレモロは弾けません。正しいストロークを身につけましょう。

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マンドリンの基本は右手

技術士
技術士

マンドリンの弾き方はおおよそ決まっていますが、正しくない弾き方をしている奏者もそれなりにいます。

  • マンドリンの基本は、右手それとも左手?・・・右手です。マンドリン教室に通うと、試し弾きをやらされてから、右手から修正されるケースがほとんどです。
  • 右手は間違ったフォームを身に付けやすいです。自分もそうでした。
  • 右手の肘をくの字に曲げて手首をぶらんぶらんさせて弾いていた(仮にくの字弾きとします)。
  • 半円を描くように手首を曲げて弾くため、トレモロの粒が安定しなかった。
  • くの字弾きでトレモロするとピックを掬い上げるようにして弾くため、半円状のダウンアップになります。通常の弾き方なら写真のようピックが弦に垂直に立ちダウンアップしますが・・・粒が揃うわけありません。
  • くの字弾きは、けっこういます。社会人からマンドリンを弾き始めた奏者に多いように思います。社会人マンドリンクラブは弾き方を奏者の任せていることが多いためです。
  • 学生なら弾き方を引き継いでいるなら、社会人マンドリンクラブよりも正しい弾き方が多いです。くの字弾きを修正するのは大変です。自分がそうでした・・・どうやって修正したかと言うと。
  • 正しいフォームでひたすらダウンアップする。
  • 少しずつダウンアップを早くする。
  • トレモロが弾けるまでダウンアップを続ける。
  • ひたすらダウンアップしてフォームを修正するのは大変です。マンドリン教室に入り、45分間のレッスン時間をダウンアップだけします。メンタルがけっこうきついです。
  • この動画のトレモロ練習は、ダウンアップを基礎練習にしたものです。
  • 後から、苦労しないように正確なフォームを学びましょう。くの字弾きしている奏者の方は、苦労してでもフォームを直しましょう。くの字弾きは良いことありません。

正しいストロークを身につける

技術士
技術士

くの字弾きから脱却は大変です。今すぐにでも正しいフォームに直しましょう。肘で弾く感覚を身につけると正しいフォームで弾けます。

  • 右手はマンドリンの基本です。左手よりも右手から教わることが多いです。
  • 正しい弾き方とは何か?
  • ピックは弦に対し、垂直水平の角度
  • 角度を保ったままダウンアップする。ただし、ピックが弦を通過する間はピックが弦に負けるようにして弾く。
  • ダウンアップの手首は柔らかく。腕の振りで手首が柔らかくなるように。
  • 親指と人差し指でピックを握ったら、ピックを垂直水平の角度で弦に当てます。上の写真のとおりです。ここまではくの字弾きと同じです。
  • 手首と弦が水平に保てればピックが垂直水平に保ったままダウンアップします。くの字弾きの場合、手首が半円になるため、手首と弦の間の隙間がダウンアップ後に開いてしまいます。
  • ピックと弦の接触面積が一定のため、粒が揃いやすいです。このままではピッキングが強すぎてピアノが弾けないため、ピックが弦に当たったら、ピックが手を追いかけるように弦に負けて通過します。ここが丸い音色が出るポイントです。
  • 手首の柔らかさは右肘がポイントです。手首だけで振ったり、腕だけでストロークしても手首は柔らかくなりません。肘で弾くような感覚を身につけます。トレモロを弾く時に肘を意識すると肘で弾く感覚がわかってきます。
  • 動画をご視聴いただければコツがわかってきます。
  • 肘で弾く感覚は難しいです。自分も調子が悪いと肘で弾いていないことがほとんどです。調子が悪い場合、肘をマンドリンに当てていることが多いです。
  • マンドリンの弦を止める箇所に写真のガードが付いています。肘がこのガードに当たっています。これでは肘がストップされてしまい肘で弾くことができません。
  • 右手を少しだけ上げると肘が自由になります。トレモロが弾きやすくなります。肘が力まないように肘を下げて弾くことがポイントです。
  • ここまで出来ると肘で手首を曲げて正しいストロークで弾けるはずです。くの字弾きから修正するのに2年近く費やしたと思います。その間、所属していた社会人マンドリンクラブも欠席したこともありました。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。

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