6回目の受験で技術士二次試験に合格する

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合格までの道のり

技術士
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技術士二次試験に合格するのに6回受験しました。なかなか合格できず悩んでいる受験者の方に参考なれば幸いです。

受験の動機

口頭試験では必ず聞かれますが、受験を決意した2010年頃は特に動機はありませんでした。社内でも技術士の必要性は低かったです。もっておけば評価がアップするかな程度の受験動機でした。

当時は口頭試験に進んだら考えようと思っていました。

受験履歴

合格するのに6回受験しました。受験した判定結果を以下に示します。

2011年度 必須科目:B 選択科目:B

2012年度 必須科目:B 選択科目:A 

2013年度 必須科目:A 選択科目1:B 選択科目2:B  必須科目は択一形式でした。

2014年度 必須科目:A 選択科目1:C 選択科目2:B

2015年度 必須科目:A 選択科目1:B 選択科目2:B

2016年度 必須科目:A  選択科目1:A 選択科目2:A 判定結果:合格

2012年に惜しい結果で、2013年は合格するだろうと思っていたのがあまかったです。2014年の受験で選択科目がCになり、かなり落ち込みました。

どうやったら合格するのか?・・・参考書を読んで勉強方法を変えたら2016年に合格しました。2015年の不合格で「来年は合否に関係なく最後だ」と思って受験しました。

勉強方法

技術士
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6回の受験で学んだことは、勉強方法を確立しないと合格するのは難しいことです。

不合格の原因

受験勉強を開始した頃は、どうやって勉強するべきかわかりませんでした。2011年頃の勉強方法は以下のとおりでした。

参考図書を読むだけのインプット

ワードを丸暗記していく

振り返ると勉強方法がダメでした。インプットのみの勉強なため、こんな勉強方法では合格するわけはありません。そもそもですが論文というものが何か理解していませんでした。日頃の勉強で文書を書くことは多かったため、論文は楽勝だろうと思っていました。

振り返るとあまい考えでした。合格のためのプロセスもありません。

2012年の合否発表後に社内の技術士から、勉強は「ずらずらと書けばいいんだよ」とアバウトなアドバイスをもらい通信教育を始めて書く勉強を始めました。

通信教育も成果がありませんでしたが・・・

通信教育の講師が明らかに受験する部門の知識がなく採点の答案を読むと講師の誤字が目立つ、想定問題と実際に出された問題に開きがありすぎる。このようなことがあり、通信教育を辞めて独学に戻しました。

通信教育は採点する講師が自分が受験する部門の技術士じゃないと無駄な勉強してしまうと思いました。

合格した要因

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泥沼にハマっていたところ、三段書きを学びました。書き方を改めたことが合格に近づきました。

独学に戻してからは、ワードを再確認したり、過去問中心の勉強にしました。過去問は通信教育を行なっている会社から購入しました。ワードを積み重ねたり、過去問中心に勉強することは通信教育のガイドに書いてあったため、実践していました。

模範解答がありましたが、参考程度と捉えていました。本当にこの解答で良いのか・・・問われていることに対し必ずしも正しいとは思えなかったからです。

過去問の中に三段書きの参考書が紹介されていました。5,000円くらいで結構な値段だなと思いましたけど興味があったので購入しました。

内容は論文の書き方でした。読むと今までの二次試験で書いたことは論文になっていないことに気づきました。参考書を読んで、さらに紹介されていた市販の小論文の書き方の図書を読んで論文の書き方を勉強しました。

2015年の試験は不合格になりましたけど、論理的に書けたと実感がありました。2016年もう一度受験しようと思い、論文の書き方をさらに勉強しました。

ワードを追加し知識をインプットした後に自分で問題を作ってみて論文を書いてみました。自分で模範解答を作っていきました。

2016年の試験を受験し、手応えを感じていました。三段書きで書けたこと、問われたことを全て書けたこと、原稿用紙の最後の行まで書けたことから、ひょっとしたら・・・と思ったら筆記試験に合格していました。

12月17日に口頭試験を受験し3月の合格発表で官報を確認すると自分の名前があり合格していることを確認しました。

三段書きとは何か?

技術士
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合格のポイントになった三段書きを説明します。役に立ちますよ。

三段書きとは、結論、理由、説明の三段階で書く方法です。

まず、結論を書く。次に理由を簡潔に書く。理由を説明する。説明は疑問点が残らないように充実した記載とする。理由を書いたら、改行し説明を分厚く書きます。そうすると説得力のある論文構成ができあがります。

三段書きは効果があり、業務でも使えます。ワード勉強によりインプットして、三段書きによるアウトプットの勉強法が合格に導いたと確信しました。選択科目1、2ともA判定なのは勉強方法を見直したことが大きかったと確信しています。

これから受験する方は三段書きで論文を書くことを意識してみてください。合格に近づくはずです。

まとめ

インプットのみの勉強は本番で回答を書けない。

ワードによるインプットと三段書きによるアウトプットが論文を書く能力が上がる。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。

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