技術士二次試験は三段論法で書く

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技術士二次試験は論文が書けないと合格できません。論文はビジネス文書とは違います。論文の論法に従わないと採点者が理解できません。論法は、「結論」、「理由」、「説明」の三段が単純で理解できます。三段論法を学びましょう。

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三段論法の書き方

全体構成

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技術士二次試験は論文試験ですね。問題が提示され回答を書く小論文のため、決められた文字数で採点者が納得する理論で書く必要があります。採点者が納得するには三段論法が最適です。

  • 2024年11月に書いています。2024年の技術士二次試験の合否発表があり、合格して口頭試験を受ける受験者、来年に向けて勉強しなければならない受験者がいます。
  • 技術士二次試験を受験する方は、論文の書き方を学びましょう。技術士二次試験は論文を書けないと合格できません。自分の経験です。
  • 技術士二次試験は、問題が出て、問題の答えを書く小論文です。正解は一つではないですが、筋が通っていないと合格できません。筋が通った論文を書くには三段論法が最適です。
  • 三段論法とは何かというと
  • 三段論法は、「結論」、「理由」、「説明」で構成される。
  • まず「結論」を書いて採点者に主張する。
  • に「理由」を書く。
  • 最後に「理由」に対する説明を書いて「結論」を導く。
  • 三段論法は採点者が理解しやすいシンプルな論文形式が特徴です。

結論、理由、説明を書く

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三段論法は、「結論」、「理由」、「説明」で構成します。「結論」、「理由」はシンプルに、「説明」は詳しく書きます。

  • 「結論」はシンプルに書きます。原稿用紙の二段程度に収めると採点者の頭に入りやすいです。問われたことを主語にして、結論を書くだけです。
  • 「(問われたこと)」は、「結論」である。と主語+述語の形式で書く。
  • 修飾語は書いても最低限にする。長々と書かない。
  • 「結論」に対する「理由」を書く。「理由」もシンプルに原稿用紙の二段程度に収める。「結論」と同じく「理由」もサラッと書けば良い。
  • 「結論」に対して「理由」が直結するように書く。
  • 書き方は、「理由は、・・・のためである。」と「理由」を主語に、述語を書く。
  • 「結論」と「理由」を書けば、筋は通りますが、採点者は理解できません。多くの疑問が残ります。疑問を解消するために「説明」を書きます。
  • 不合格になる受験者は、「説明」が書かれていない、説明不足であることが多いと思います。
  • 論文の形としてできても書ききれていない状況です。説明が書かれていれば合格できる可能性が高まると言えます。
  • 「説明」の書き方は以下のとおりです。
  • 「理由」の「説明」を書く。「理由」の「・・・のためである」を主語にして、主語+述語の形式で説明する。
  • 次に述語を主語に、主語+述語の形式で説明する。次々と説明を書くと書けなくなる。
  • 書けなくなれば説明を完了する。この状態が書き切れば採点者が理解できる。
  • 最後に「このため、「結論」は「理由」である。」で締めくくれば三段論法が完結する。
  • 三段論法は、「結論」と「理由」をシンプルに、「説明」を充実して書くことがポイントです。「結論」と「理由」は原稿用紙の4段程度で収まりますが、「説明」は5段程度書きます。「説明」が充実すれば論文が整い採点者が納得します。

三段論法を学んだこと

技術士
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論文はビジネス文書ではありません。自分はビジネス文書のような書き方をしていたため、5回も不合格になりました。三段論法を学んだきっかけ等を書きます。

  • 5回目の受験までは、ビジネス文書と同じ書き方でした。社内なら理解できるが、社外の人は理解できない。説明不足な書き方をしていました。
  • C評価が付いてしまい、根本的に勉強方法を変えないといけないと思っていましたが・・・どうすれば良いんだろう?と悩んでいました。
  • 「新技術開発センター」が主催する通信教育を受講したり、解答事例集を読みましたが合格には届きませんでした。新技術開発センターのホームページい合格者の体験が掲載されており、三段論法のことが掲載されていました。これがきっかけでした。
  • 論文を学ぶために論文の書籍を購入して書き方を勉強しました。6回目の受験は論文の勉強ばかりでした。ワードは既に400個以上ストックがありましたので、知識を積み上げる勉強は不要だったこともあります。
  • 白紙のノートに問題文を書いて、解答を原稿用紙に三段論法で書く訓練をしました。この訓練によって、論文力が高まり合格できたと思います。三段論法のおかげでした。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。

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コメント

  1. ヒデヨシ より:

    拝読しました。
    私自身は筆記試験をそれほど苦労せず通過しました。しかし後輩を指導する側になったとき、自分がやったことを適切に説明する術をもたなかったのでとても参考になりました。