マンドリンは、マルチタスクで効率よく練習します。限られた時間で成果を上げる練習方法を説明します。
- シングルタスクとマルチタスクがある。練習時間が限られればマルチタスクが効率よく練習できる。
- シンプルな基礎練習ほどマルチタスクに向いている。右手だけのトレモロ練習やスケール練習は複数のタスクを設定する。
- 楽譜練習はマルチタスクが難しい。
シングルタスクとマルチタスクの練習
技術士
この練習を5分間、次はこの練習を5分間やる・・・シングルタスクで行うか、これとこの練習を並行で行う・・・マルチタスクが良いか?基礎練習ならマルチタスクで行った方が効率的です。
- 世の中の仕事はマルチタスクとシングルタスクがあります。マルチタスク、シングルタスクのどちらが良いか? やることが多ければマルチタスクが良い、シングルタスクは集中できるので成果が上がる。
- マンドリンは練習時間が限られればマルチタスクで練習したいです。
- マルチタスクは、基礎練習で複数のタスクをこなすことです。
- 基礎練習はシンプルな繰り返し練習が多いからマルチタスクが可能である。集中力が乱れない。
- 楽譜練習はタスクを詰め込み過ぎると完成が遅れる。とりあえず弾ける必要がある時はシングルタスクの方が成果が上がる(例:リズムのとおりに弾く)。
基礎練習のマルチタスク
単純な基礎練習ほどマルチタスクを設定しやすい
技術士
基礎練習はトレモロ練習など楽譜を使わない単純な練習が多いです。複数のタスクを設定してもこなせるので限られた練習時間を有効活用しましょう。
- 基礎練習は、右手のトレモロ練習、スケール練習などシンプルな練習を行いながら複数のタスクを設定します。
- 例えばトレモロ練習のタスクは以下のように設定します。
- サウンドホール側で弾く。
- 手首弾き
- ピッキングからトレモロに徐々に移行する。
- 右手だけのトレモロ練習なら3、4点のタスクを設定してもこなせると思います。練習そのものが単純な動作の繰り返しのため、タスクに意識を傾けることができるためです。
- 基礎練習は短時間で行うことが多いので、2つ以上のタスクを設定します。
タスク管理
技術士
タスクを設定するなら管理が必須ですね。特別な管理は必要なくノートにメモすれば十分です。日頃に仕事で行っている管理方法をマンドリン練習にも応用しましょう。
- マルチタスクで練習するなら、タスク管理したいですね。
- タスク管理は、ノートに書きます。手書きでも良いし、iPhoneやiPadを使っても良いです。
- 基礎練習で気になったところ、達成できたことをメモします。数値化しても言葉で書いても良いです。メモすることで管理できるし、見える化をすることができます。
- タスク管理は見える化がポイント
- できたこと、できなかったこと、成果、課題をメモする。
- PDCAで回すと効率的
- PDCAで回すことも効率的です。
- 課題を設定し、練習中にできたか、できなかったかメモする。課題を抽出する。
- 社会人なら日頃の業務で行なっていることを水平展開すれば良い。
楽譜練習のマルチタスク
技術士
楽譜は、意識が楽譜に向くため、マルチタスクが難しいです。多くのタスクを設定してもこなせないので、2、3個程度のタスクを設定します。
- 楽譜練習はマルチタスクで練習することが難しいです。
- 複雑なため、楽譜を弾くことに集中しすぎてタスクをこなすことに意識が向かないためです。
- 上のようなマンドリン独奏曲を弾きながらタスクを設定し、こなそうとしてもできないだろうと思います。
- 楽譜練習は、多くのタスクを設定してもこなせないので、2、3個のタスクを設定します。
- 設定したテンポで弾く。
- リズムのとおりに弾く。
- スラーを守る。
- 楽譜を見ながら、こなせるタスクならタスク管理できます。
- こなせないほどのタスクを設定するのはやめとく。
- 楽譜練習は、マルチタスクと言いながら、一つずつタスクを片付けていくのが効率的だったりする。思うように成果が出なかったら、シングルタスクに切り替える。
まとめ
技術士
最後にまとめです。
- 練習時間が限られればマルチタスクで練習する。
- 基礎練習はシンプルな練習が多いため、マルチタスクで練習できる。
- マルチタスクはタスク管理する。簡単な管理で良い。
- 楽譜練習は、楽譜を見るため、意識がとられマルチタスクが難しい。シングルタスクに切り替えてもよい。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
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