マンドリンレッスンの記録(2025年第10回目)

スポンサーリンク
マンドリンレッスン

2025年10回目のマンドリンレッスンの記録です。今回は「落葉の唄」でした。第9回目の続きです。今回は表現でした。表現力の向上は先生からの助言がかかせないと感じたレッスンでした。

スポンサーリンク

前回に引き続き「落葉の唄」

技術士
技術士

ハイドンの主題による演奏を練習していたら、前回の続きで「落葉の唄」でした。

  • 第10回目は「ハイドンの主題による変奏」を想定していましたが今回は「落葉の唄」でした。
  • 意外でした。「ハイドンの主題による変奏」が続いていましたからね。次の演奏曲は「落葉の唄」を想定していますから、指導を受けなければいけません。
  • 今回の指摘は以下のとおりでした。
  • テンポの遅れを修正すること。一本調子の弾き方である。
  • 表現をつけて演奏すること。
  • 滑走アルペジオは折り返しを素早く弾くこと。
  • 一つずつ説明します。

テンポの遅れの修正

技術士
技術士

以前から引きずっていた指摘です。克服したと思いましたが、まだまだですね。

  • 落葉のごとく一定のテンポで弾くフレーズですが、シングルフレーズとデュオ奏法が続くとテンポが遅れます。
  • こんなフレーズです。
  • こういう16部音符のスケールは、最初の音を伸ばし、次の音から畳み掛けて弾いてテンポの帳尻を合わすのが定番ですが、落葉のため、テンポをいじらずに弾きます。
  • ですが、シングルフレーズで弾き始めてデュオ奏法に移行すると遅れます。それぞれで弾くと遅れませんが弾き続けると遅れます。リズムは正しいですが、デュオ奏法をもったいぶっているためです。
  • どうやって弾くか?
  • シングルフレーズはゆっくり弾く。想定以上にゆっくり弾くとデュオ奏法とテンポが一致する。
  • 数えながら弾く。
  • イラっとするほどシングルをゆっくり弾くとデュオ奏法とテンポが合います。デュオ奏法のトレモロは無意識に回転数を数えているため、テンポアップが困難です。
  • 数えれば良いんじゃない?・・・と思いますが、テンポが揺れます。数えるよりもメトロノームで感覚的にテンポ感を鍛えた方がテンポの揺れがおさまります。

マンドリン独奏といえば表現力

技術士
技術士

マンドリン独奏は表現力が重要!!と知っていながら一本調子で弾いてしまう曲です。

  • 「落葉の唄」は、2小節程度の小さなフレーズが繰り返されます。小さなフレーズが音程を上下させながら進行します。
  • こんな曲は一本調子になりやすいです。平坦的に弾いてしまいます。
  • マンドリン独奏は表現力が最重要ですので、表現をつけて弾かなければいけません。
  • 音程の上下に従い音量を変える。
  • 大げさに音量をコントロールする。
  • 小さなフレーズの繰り返しながら進行する曲は、フレーズ単位で音量をコントロールします。一つのフレーズでは一定の音量ですが、音程が変われば音量を変えます。
  • これはイメージしやすいです。音程が上がれば音量を上げる。下がれば音量を下げる。これだけでも表現が出てきます。
  • 繰り返しフレーズの曲は音量をコントロールしているつもりでも聞き手はわからないことがよくあります。
  • ピアノで弾くフレーズならピアニシモで、メゾフォルテならフォルテで弾く。音量の差を広げれば聞き手は理解ですます。自分が思っている以上に音量にメリハリをつけて弾く必要があります。

滑走アルペジオはマンドリン独奏の定番

技術士
技術士

マンドリン独奏の定番フレーズといえば滑走アルペジオです。かなり練習してましたが、ぶり返しの指摘でした。

  • 99点と言われたことがある滑走アルペジオですが、過去の指摘がぶり返しでした。
  • 滑走アルペジオはマンドリン独奏の定番のため、弾けるようにしなければいけません。
  • トップの音を弾き切ったあとの折り返しが遅れている指摘でした。遅れるとメロディに聴こえませんので深刻な指摘でもあります。滑走アルペジオの守らなければいけない指摘です。
  • トップの音を弾いたら、すぐに折り返す。滑走アルペジオ全体を一つのフレーズとして意識する。
  • ピックコントロールが大事です。ダウンで弾き切ったら、アップで戻ります。ダウンからアップの折り返しを素早くしなければリズムが崩れます。
  • ダウンとアップの間に隙間ができないように弾けば、この指摘は修正完了です。
  • 意識の問題ですが、滑走アルペジオは、始まりから最後まで一つのフレーズとして捉えると隙間がなくなります。作曲者の中野二郎は知っているのか小節の区切りがありません。無意識で区切ってしまっていますね。ここは修正点です。
  • イメージができていますので、修正は早いと思います。
  • 最後まで、読んでいただきありがとうございます。

コメント