マンドリンは左手と右手の動きを合わせることが重要です

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マンドリンレッスン

マンドリンの演奏は、左右をきちんと合わせると綺麗な音色が出ます。ノイズがあるなぁ と思ったら左右の手が合っていないことを疑いましょう。左右の動きが揃えば音質が改善されます。

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左右の手を一致させる演奏方法

一瞬止まる

技術士
技術士

左右の手が一致しない演奏に悩む奏者は多いです。楽譜の動きに左右が対応できないためです。左右を一瞬止まると左右が揃います。

  • マンドリンに限らないですが、左右の動きが合わないとノイズが発生します。具体的には以下のとおりです。
  • 左手が中途半端にフレットを押さえてピッキングするため、びびった音色が発生する。左手が右手に追いついていない。
  • 右手がノンストップで動き、左手のポジションチェンジの際に異音が発生する。楽譜に記載されていない音符(開放弦が多い)をピッキングする。
  • 前屈みの演奏になると左右が揃わないことが多くなります。懸命に弾こうとすると暴走してしまいます。自分もよくあります。頑張っていますが・・・
  • そんなことにならないように冷静に弾きます。冷静になると左右の手が合いますからね。
  • どうやって合わせるか?
  • ほんの一瞬だけとまることです。
  • フレーズを弾く前に一瞬だけ左右の手を止めると左右の動きが一致する。止まった一瞬で左右の動きがリセットされ、弾き始めると同時に動き出す。
  • マンドリンを構えてフレーズを弾くとフレーズの動きに合わせて左右が移動します。フレーズが切れたら、一瞬止まります。この一瞬は音が残っている間です。音が残っていないと演奏が終わってしまいますので、音が残っている瞬間だけ左右を止めます。
  • 弾き始めると左右が揃います。バラバラに動いていた左右が一瞬止まることで動きを揃えられるためです。
  • この一瞬止まることがテヌートで弾く効果もあります。弾きっぱなしだとアクセントになりやすいためです。
  • 楽譜には様々な動きがあります。
  • 和音は左手の動きが少ないので左右が一致する音が出ます。
  • フレットの横に動くフレーズも左右が一致しやすいです。左手を離す瞬間にノイズが出ますが左手をフレットから離れすぎないようにするとノイズを抑えられます。
  • 移弦が絡むフレーズは厄介です。移弦のタイミングで左右が一致しないことがよくあります。フレーズが切れない程度で移弦前で一瞬止まると左右が揃います。

左手の無駄に動かない

技術士
技術士

左手は無駄に動くと右手と合いません。無駄な動きをやめて動かす必要がない指は待機しましょう。

  • 左手がバタバタしないようにします。
  • 左手の動きが激しいと右手と一致することが難しくなります。動きっぱなしの左手に右手を合わすのは困難なことは奏者ならよくわかると思います。
  • 左手でフレットを押さえたら、動かす必要がなければ左手は休ませます。
  • 次の音符が人差し指で押さえる場合、中指、薬指、小指はそのまま動かさないようにします。そうすると左手がバタバタとすることはありません。
  • 左手は指を立てる、動かさない、固定するの3点を守ると右手と合いやすくなります。右手と比べると意識すれば改善できるのが左手です。YouTubeにアップしていますので、ご視聴いただければ幸いです。

左右の手が揃わないのはなぜ?

技術士
技術士

マンドリンは左手先行、右手後攻のため、揃いにくいです。揃わないのが当たり前だと思います。

  • 左右の手が揃わないのはなぜ?・・・自分は疑問に思っていました。
  • 揃うのが当たり前でしょう?・・・揃わないのが当たり前なんです。
  • 左手が先行して動くことが多い。右手がついていけなくて左右にずれがでてくる。
  • 左手でポジションを押さえて、右手で弾く・・・左手先行がほとんどです。
  • ギターの教則本を読むと左右を同時に動かすと書いていますが、実態は左手専攻です。ピアノの影響かな?・・・と思います。
  • 左手が先行で良いですが、右手を待ちましょう。そのために一瞬止まります。
  • 左手は複雑な動きです。一方、右手は簡単な動きです。複雑と簡単では揃わないのは当たり前ですね。上で書いた左手の余計な動きをしないことは左手の動きを簡単にすることです。動きがなくなると合わせやすくなります。
  • 左手は右手よりも複雑な動きのため、右手と合わないことは当たり前である。左手が先行で指の動きがばたつくと右手とは一致しない。
  • 左手の動きを簡単にできるかがポイントになる。

左右を一致させるのは弦楽器共通の悩みですが、対策はが楽器により異なっているように思います。スケールが長いギターと短いマンドリンは比較できないかもですが。左右の動きを簡単にすることは楽器共通と思います。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。

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