マンドリン独奏曲「落葉の唄」のリズム強化です。メトロノームの打点を裏拍に合わせます。この練習はリズム強化に効果があります。
マンドリン独奏曲「落葉の唄」のリズム強化

技術士
リズムに悩むことは多いです。リズム強化の練習を行います。
- マンドリン独奏曲「落葉の唄」のリズムを先生から指摘されることがありますので、リズム強化練習します。練習内容は、メトロノームの裏打ちです。
- リズム練習の基本はメトロノームです。

- マンドリンの音量は小さいため、小さなメトロノームの方が良いです。音色とメトロノームを聴き取れます。
- メトロノームの練習といえば楽譜の表拍に合わせます。マンドリン独奏曲「落葉の唄」で練習します。

- 拍子はなんでもよいですが、あらゆる拍子で表拍に合わせるのが基本です。ですがリズム強化練習は、裏拍にメトロノームを合わせます。表拍ばかり合わせると裏拍がずれてしまいます。表拍で無理やり合わせるので、いかにもリズムが正確だと勘違いします。
- ところがリズムはずれている・・・表拍に合わせた練習のデメリットです。
- このため、裏拍にメトロノームを合わせます。
- これは弾けないです。表拍がメトロノームに引っ張られてリズムが狂います。演奏中にリズムが狂うということはリズム感がないことです。
- 10分以上、裏拍で練習してもリズムが崩れます。繰り返して練習すると少しずつ合っていきます。最終的には、表でも裏でリズムが崩れないことです。
- どの楽譜でも良いですが、ピッキングで弾くフレーズに効果があります。
- 練習中は集中力が上がる。表拍でも裏拍でメトロノームを打っても演奏が変わらないこと。変わらなければリズムを極めたと言える。
- 表裏に関係なくリズムが崩れないようにするには、まだ練習が必要です。メトロノームがなくてもリズムが崩れないとマンドリン独奏のレベルアップです。裏打ち練習するなら、レベルアップを目指しましょう。
- 裏拍にメトロノームを合わせる練習は、以前からあります。取り入れている奏者もいます。効果があるためです。注意点もあります。
- 無理やりメトロノームに合わせないこと。無理やり合わせると、音が短くなったり長くなる。音符の長さをきっちりと弾く。
- 音符が短くなり、無理やり裏拍に合わせてしまうことがあります。きちんと音を伸ばして弾いたら、表でも裏でもメトロノームと合うことがゴールです。
裏打ちの基本練習

技術士
日頃の基本練習に裏打ちを取り入れてみます。
- 日頃の基礎練習でメトロノームを使うことが多いと思います。基礎練習でリズム強化ができます。
- スケール練習でリズム強化ができます。
- YouTubeにアップしていますので、ご視聴いただければ幸いです。チャンネル登録もお願いします。
- この基礎練習はリズム形を変えながらメトロノームの打点を動かしています。
- スケールを8部音符、三連符、16部音符の順番に弾く。スケールは4弦から開始、1弦まで弾いた後に4弦に降っていく。
- 8部音符は裏、三連符は2、3番目の音、16部音符は2、3、4番目の音にメトロノームを合わす。
- 三連符の2、3番目の音にメトロノームを合わすことはリズム強化に最適です。三連符は難しいリズムですからね。
- スケールをダウンアップで弾いて、8部、三連符、16部と変えていくとリズムが強化されます。
- テンポに注意します。メトロノームと裏拍が合っていることを聴き取れるテンポに調整します。早ければ良いわけではありません。わからなければテンポを下げます。
- 5分程度で8部、三連符、16部音符のリズム練習ができます。タイパの高い基礎練習です。練習開始時に始めるのが良いです。
- もちろんダウンアップで弾きますが、さらにアップから弾き始めると8部、16部音符はダウンで裏打ちします。メトロノームも合います。これは、ダウンアップのバランスを取ることにも向いています。
- アップが弱いのが当たり前ですからアップから弾き始めることでダウンアップを整えることにもなります。単純にスケールを弾いても効果はないですが、リズムと弾き方を変えるだけで効果的なスケールができます。
- 練習開始時に5分程度行うと1週間程度で裏打ちのコツが掴めます。楽譜とリズムが一定のため、裏拍に合わせやすいです。
- なんとなくスケールを弾いて表拍にメトロノームを合わす練習が多いですが、リズム強化に変えると演奏能力のレベルアップが見込まれます。ちょっとした練習方法の工夫を取り入れましょう。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
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