何気なくチューニングをしていませんか? チューニングは音感を鍛える練習です。
チューニングとは何か?
音を合わせるだけじゃない
何気なくチューニングしていませんか?もったいないですよ。チューニングは音感を鍛える練習です。
皆さん、チューニングとは何でしょうか?・・・何をいまさら、「音を合わせること」
「音を合わせること」もチューニングの目的ですが、他にもあります。それは、音感を鍛えることです。チューニングは音に集中しますので、音感を鍛えることはできます。
マンドリンを弾く上で、チューニングは絶対やりますね。音を合わせるだけじゃなく、音感を鍛える練習も兼ねれば演奏能力も向上します。
音感を鍛えると演奏する音が正確になります。耳で聞いている正確な音に演奏が近づきます。音感が良い奏者が上手いのは、このような理由があります。
チューニングは、音を合わせるだけじゃなく音感を鍛える練習にしましょう。
チューニングは音感を鍛えることができる。
チューナーは音を聞いていない
チューナーは便利ですね。でもチューナーは音を聞くのではなく目視でチューニングする行為です。
チューニングは、何を使っていますか?・・・ほとんどの奏者はチューナーを使っています。自分もそうですが・・・
チューナーは正確な音に合わせることができます。マンドリンの状態が悪くない限り、チューナーを使えば正確にチューニングできます。チューナーは音感を養うには不適です。
チューナーは耳で聞くのではなく、目でチューニングしてしまいます。音を聞いていないということです。よく使われるクリップ式のチューナーです。
マンドリンにチューナーを装着して、ピッキングします。この時、チューナーの画面を見て、針が正確なことを確認します・・・この行為は目でチューニングしています。聞いているようで聞いていないのがチューナーを使ったチューニングです。
チューナーの装着する位置が悪く音が不正確でも気がつかないです。
耳ではなく目視でチューニングしていないか。
チューニングの方法
音感を鍛えるチューニング
耳でチューニングするにはどうするか? それは音叉です。音叉を使うと音感が鍛えられますよ。
耳できちんとチューニングするにはどうすれば良いか? それは音叉を使うことです。チューナー全盛ですので、楽器店でも少なくなってきましたけど、音叉は今でも売っていますよ。音叉はこういうこのです。
440Hz、442Hzがあります。稀に443とかもあります。日頃、チューニングしているピッチに合わせた音叉を使います。
チューナーが普及する以前は、音叉のチューニングでした。チューナーが普及してからは音叉でチューニングするケースは徐々に減っていきます。チューナーが簡単ですからね。
音感を鍛えるには音叉が最適
音叉を使う
音叉を使ってチューニングしてみましょう。
音叉を使って音感を鍛えるチューニングをしましょう。
最初にマンドリンの2弦のAの音を音叉でチューニングします。音叉を膝で叩いて耳に当てるとポーンと響きます。この音が基準音のAの音です。2弦の開放弦をピッキングし音叉の基準音と比べます。ずれていますので、音叉の音に合わします。この合わせることが重要ですので納得感が得られるまで、じっくりとチューニングします。
1弦E、3弦D、4弦Gの音はハーモニクスで合わせます。最初に1弦Eを合わせます。2弦の3rdポジションのEをハーモニクスでピッキングします。次に1弦のハイポジションのEをハーモニクスします。2つのハーモニクスがハモるまで何度もハーモニクスで合わせます。ハーモニクスは音が残るので音がハモりチューニングしやすい特徴があります。この特徴を利用してチューニングします。
3弦、4弦も同じ要領で合わせます。3弦は3rdのAの音と2弦のハイポジのAの音でチューニングします。何度も繰り返すとハーモニクスがよく響きます。ハーモニクスの響きがイマイチでも音が残りますので、響きがイマイチでも気にする必要はありません。
YouTubeにチューニング方法がありますので、参考にしていただければ幸いです。
過去記事にチューニングの解説がありますので、こちらも読んでいただければ幸いです。
ハーモニクスの音が重なってハモっているか。
最後にチューナーで確認
最後にチューナーを使って答え合わせをします。チューニングがずれていれば修正します。
これで終わりと言いたいですが、最後に答え合わせをします。
チューナーを使ってチューニングが合っているか確認します。最初からチューナーを使えば・・・とツッコミがありそうですが、音叉を使った音感を鍛える練習ですので答え合わせが必要です。
チューナーを使ってチューニングが合っているか確認します。音がずれていれば修正します。ここで、もう一度ハーモニクスで音を聞いて音感を修正します。この復習が音感をアップさせるコツです。
最後にハーモニクスで正確な音を聞くことで音感を修正する
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
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