オーストリア製の弦に張り替えてオーストリア国歌を弾く

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マンドリン独奏

マンドリンの弦は、ドイツのオプティマ、イタリアのドーガル、オーストリアのトーマスティークが有名です。日本ではオプティマの使用率が高いです。オーストリアのトーマスティークに張り替えてみました。トーマスティークで弾くマンドリン独奏曲はオーストリア国歌のハイドンの主題による変奏です。

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オーストリア製のトーマスティーク弦

技術士
技術士

マンドリンの弦といえば、国内ではオプティマがほとんどです。オプティマ以外にもお勧めの弦はあります。トーマスティークは良いですよ。

  • マンドリンの弦と言えば、日本ではオプティマがほとんどです。オプティマはマンドリンを扱っていない楽器店にも置いていることもあります。
  • 国内でマンドリンを購入したら、ほとんどオプティマの赤が張っています。スタンダードな弦です。自分が張っていたのはオプティマの黒や青でした。
  • オプティマの黒と青は、同じ仕様です。取り扱い店舗の違いだけです。主弦は黒、副弦は青でも音色が変わることはありません。黒や青は落ち着いた音色でノイズが少ない印象です。
  • ノイズが少ないので張っていました。最近の特徴なのか、ハズレ弦が目立ってきました。たまたまハズレ弦に当たったのかわかりませんが主弦と副弦の音ズレ、ハイポジでチューニングが合わない事象が頻発しました。
  • そこで、先生が張っていたトーマスティークに張り替えました。
  • 品質の高さと丸みのある音色が特徴と聞きました。いきなり弦が切れてしまい・・・どんな弦なの?と思いましたが、使ってみるとチューニングのズレなどのオプティマで見られた事象はありませんでした。
  • マンドリンの力を引き出す弦と言えます。
  • トーマスティークは、値段がオプティマ黒や青よりも高価ですが、長持ちするため、1年間でのトータルコストは差はないなと感じます。オプティマが2ヶ月過ぎると劣化が目立ちましたが、トーマスティークは4ヶ月程度なら品質を保てます。

オプティマやドーガル弦はどうか?

技術士
技術士

マンドリンには様々な弦があります。手工のマンドリンなら合う合わない弦があります。最適な弦は様々な弦を使ってみることです。

  • オプティマは、種類の多さです。手に入れやすい赤からマニアックな弦もあります。
  • 種類が多いので、どれかがマンドリンに合うはずです。手工のマンドリンは、個々に違いがあるので、合う弦と合わない弦があります。緑、黒から試してみて、白やソリストなどの弦を試すとどれかに合うはずです。
  • 桜モデルは、黒や青と相性が良かったです。
  • マンドリン専門店で取り扱う弦にドーガルやARSがあります。ARSはフランス製です。桜には試したことないですが、どちらもマンドリンで張られている弦です。
  • ドーガルは音の伸びが良い、ARSはフィンガリングに良いと言われます。選曲で弦を張り替えるのもありです。
  • この記事では、トーマスティークを勧めましたが、マンドリンによってはハズレ弦にもなります。様々な弦を試して最適な弦を探してみましょう。
  • マンドリンによって個性が異なる。合う弦、合わない弦がある。様々な弦を試してみると最適な弦に出会える。

オーストリア国歌を弾いてみる

技術士
技術士

オーストリア製のトーマスティークでオーストリア国歌の「ハイドンの主題による変奏」を弾いてみました。音伸びがよく弾きやすい弦だとわかります。

  • オーストリアの弦に最も合うマンドリン独奏曲は何か?・・・と考えたらオーストリア国歌である「ハイドンの主題による変奏」です。
  • 音楽性じゃなくてオーストリアの繋がりで選曲しましたが・・・最も練習しているマンドリン独奏曲です。トーマスティークの特徴を踏まえると他にも合うマンドリン独奏曲はありますね。例えば「祈り」、「クリスマスソング」などのトレモロ主体の曲が合いそうです。
  • ドーガルなら音がはじくので、ピッキング主体の選曲です。
  • トーマスティークで「ハイドンの主体による変奏」を弾くと音伸びが活かされます。トレモロの音伸びがしやすいためか、回転数をむやみに上げる必要もないです。
  • トレモロ主体のマンドリン独奏曲に合う弦だと気づきます。トーマスティークは桜にも合うし、「ハイドンの主体による変奏」が弾きやすい弦でした。
  • 張る弦は選曲に合う観点から選ぶのも良い。ピッキング主体の曲に音伸びの良い弦を張ると、スタッカート感が出にくく感じる。弾ける弦にトレモロ主体の曲を弾くと回転数を上げないとスラーが弾くにくく感じる。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。

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