次回のマンドリンレッスンに向けて課題曲の練習状況です。指摘事項を忠実に取り組んでいます。
- リズムが遅れる課題は、クーレで弾く。クーレで弾けば遅れない。
- 滑走アルペジオのトップの音が旋律として聴こえるように弾く。滑走アルペジオのリズムを保ちつつトップの旋律を聴き取る。
課題1:リズムに乗り遅れない
レッスンで指摘されたことにリズムに遅れることがあります。対策はクーレで弾くことです。クーレで弾けば遅れないはずです。
課題は、リズムです。ちょっと特殊なリズムがあるんです。以下のリズムです。
16部音符は全てダウンピッキング前提です。最上段の前段のフレーズのうち前半は16部音符のみ。後半はデュオ奏法でドの音をトレモロで弾きます。ここで指摘されたことが・・・
- 前半が畳み掛けるようなリズムで、後半のリズムが遅れ、フレーズ全体で不均一である。均一なリズムで弾かなければならない。
曲名が「落葉の唄」なので落葉が落ちるイメージですが、先生のイメージに合っていないようです。イメージというよりも今はリズムを正確に弾くことが要求だと思います。なぜ、リズムに乗れていないかというと・・・
- 頭のコードを弾いて、次の16部音符の短音に素早く移行できない。
- 16部をダウンピッキングして、トレモロするのに素早くできない。
頭のコードはアルペジオで音を残すため、16部音符に移行するのが遅れてしまいます。どうやって対策するかですが・・・先生に聞く!! ことは簡単ですが、自分で考えて実行します。
- メトロノームを使って、テンポ60くらいで弾く。メトロノームと合っていることが聴き取れるテンポに設定する。
- 前半のフレーズは意識するだけ。後半のフレーズはクーレで弾く。
クーレは、1回のピッキングで2つ以上の音を弾くスキルです。16部音符をダウンピッキングして、トレモロを弾くと2回ダウンピッキングしています。1回のダウンピッキングで16部音符とドのトレモロを弾きます。これで遅れません。
クーレで弾けばリズムが遅れることはないはずです・・・
課題2:滑走アルペジオのメロディ
滑走アルペジオはアレンジが凝っています。トップの音符が旋律なんて気がつきません。はっきりと旋律として聴こえたら拍手されそうです。
課題は、滑走アルペジオです。「美しき我が子や何処」でリズムをかなり練習したつもりですが、別の課題がでてきました。滑走アルペジオは苦手ですね。
この滑走アルペジオは、トップの音がメロディです。下のベース音が8部音符でつながっているため、8部音符として聴こえるようにして弾くのかと思っていましたが、トップの音が旋律です。滑走アルペジオで弾けばトップの音がメロディとして聴こえるようにアレンジされています。
奥が深いですね・・・遅いテンポで弾くとメロディが聴こえません。テンポアップを意識する必要があります。しかし、滑走アルペジオは音符4つから8つまで変化します。音の数が変化しても均等なリズムで弾きます。
どうやって練習するかですが・・・
- トップの音だけを弾く。トップの音がテーマの旋律だということを意識づけする。
- メトロノームで練習する。弾けるテンポに設定する。
- トップのメロディを聴き取る。なんとなく旋律に聴こえる感覚を持つ。徐々にテンポアップする。
アルペジオのリズムを崩さずにトップの音を聴き取れるかがポイントですね。アルペジオのコードの構成音が響いて聴き取りにくいですが、意識するだけで「なんとなく旋律だな」ということがわかります。
録音して聴くとさらに意識できるはずです。気軽に録音できるレコーダーが欲しいですね。
課題3:新しい課題曲の選定
演奏の課題ではないですが、他の課題曲も探すようにと言われています。演奏会は2曲が望ましいと言われましたが・・・余裕がないので1曲にしたいです。他の課題曲も候補はあります。
課題曲の候補:ハイドンの主題による変奏
ハイドンのテーマと言われます。好きになれる旋律ですが、先生は「マンドリン独奏曲のなかでも難しい曲」と聞きました。弾けないこともないですが、重たい曲なので、演奏会で弾くのはまだ先かなと思います。
YouTubeにアップしていますので、聴いていただければ幸いです。
課題曲の候補:降誕歌(クリスマスソング)
降誕歌は、マンドリン独奏曲の中では有名な曲です。単独で弾くというよりも2曲目で弾くのが良いですね。ただし、人気曲のため、他の奏者と被りそうなので選曲候補としては低いです。
他にも候補曲はありますが、また次回に紹介します。最後まで、読んでいただきありがとうございます。
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