マンドリンは平行奏法と平均奏法があるが平行奏法がベター

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マンドリン独奏

マンドリンの弾き方は、平行奏法や平均奏法があります。他にも奏法はありますが、一般的にはこの2種類です。奏法は地域性、受け継がれてきた伝統もありますが、もっともしっくりくる奏法で弾きます。

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平行奏法

技術士
技術士

マンドリンの弾き方といえば平行奏法が主流ですね。マンドリンを習うと平行奏法を教えられます。平行奏法には上下の弦に当たるか当たらないかの分かれます。両方できるようにしましょう。

  • おそらく最もマンドリン界で広まっている奏法が平行奏法だと思います。統計をとったわけではないので推測ですが・・・
  • 平行奏法ってどんな弾き方かというと・・・
  • ダウンピッキング又はアップピッキングしたら、上下の弦(ダウンピッキングなら下の弦)に軽く触れ、反発してアップピッキング又はダウンピッキングします。
  • ストロークが平行のため、平行奏法といわれます。
  • 素早く滑らかに弾くなら平行奏法です。プロの奏者もこの奏法を使うことが多いです。それほど一般的な奏法と言えます。
  • メリットは、ピックと弦の接触面積がほぼ同じなため、ダウンアップで音の粒が揃うことですね。粒が揃うと綺麗なトレモロが弾けます。このメリットで広まったのではと思います。
  • デメリットは、力で弾いてしまいがちなことです。脱力せずに力んだ状態でダウンアップすると音量のコントロールができなくなります。
  • 平行奏法はデメリットを解消しないと使い物になりません。どうするか?・・・何度か書きましたが「弦に負ける」ことが必要です。
  • 弦に負けるとは・・・ピッキングしたらピックが斜めに弦を通過し、通過後に垂直に戻ることです。
  • この弾き方ができれば平行奏法のデメリットが解消できます。
  • 弦に負ける弾き方を解説した動画をYouTubeにアップしていますので参考にしていただければ幸いです。
  • ノイズが強かったり、ピアノが弾きにくい場合、ピッキングが垂直に弦に入り、そのまま通過することが多いです。ピアノが弾きにくかったら、ピッキングを見直してみましょう。
  • 平行奏法は2種類あります。一つ目が上で書いた上下の弦に軽く触れて反発力を利用して弾く方法、二つ目に弦に触れなくてダウンアップする弾き方です。
  • 上下の軽く触れる弾き方はストロークが広くなる。上下の弦に触れない場合はコンパクトなストロークになる。
  • ゆっくりしたテンポの曲の場合、上下の弦に触れない方が粒が揃いやすい。上下の弦に触れるとストロークが大きいため、粒と粒の隙間が大きくなる。
  • 私は、ノイズが少ない上下の弦に触れない方法を好んでいます。調子に乗るとストロークが広がって、ノイズが出てしまいますからね。気をつけています。
  • 弦に負ける必要はありますが、弦に当たるか、当たらないかは弾きやすさや曲との相性で決めれば良いです。両方できるようになるのがベストです。
  • 平行奏法の動画がありますので、参考にしていただければ幸いです。

平均奏法

技術士
技術士

平均奏法はあまりおすすめできない弾き方です。平均奏法で弾いていれば平行奏法に修正しましょう。ただし、修正は大変ですが・・・経験者から言わせると。

  • 良い思い出がない・・・平均奏法です。
  • 手首から先だけで弾く奏法です。手首をマンドリンの胴に曲げて手首だけで弾きます。音質が均一かするため、平均奏法を呼ばれているようです。
  • 振り返ると最初に教わったのは平均奏法でした。
  • 手首だけで弾くため、円弧を描くようなピッキングになる。
  • 弦に均等に当たらないため、平均奏法というが音質の均一かは難しいのが実態
  • 自分が知る限りですが、平均奏法で弾くプロの奏者は見たことがない。先生に教わったとき、最初に平均奏法から平行奏法に修正した。
  • 平行奏法に修正中はまともに曲が弾けませんでした。その頃はマンドリン独奏は弾いていませんでしたが・・・その当時の思い出を以下に示します。
  • レッスンに通い始めたら先生から、「平均奏法は均等に当たらないため、修正することから始める」といわれる。
  • 修正方法はピッキングからトレモロに移行する練習だった。1年以上はこの練習をした。
  • 平行奏法が使い物になるまで1年以上かかり、当時所属していたクラブを欠席することもあった。迷惑をかけたが、使い物なったら、音質が大きく改善された。
  • 奏法として認められていますので、広まっている地方もあります。これからマンドリンを弾くなら、平行奏法が良いです。音質を重視すれば平行奏法の結論です。
  • 奏法は修正が大変のため、平均奏法で弾いていれば早めに修正しましょう。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。

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