2025年2月のマンドリンレッスンは2025年の第3回目です。今回のレッスンは「ハイドンの主題による変奏」です。難易度の高いマンドリン独奏曲のため、やりがいがあります。やりがいがあれど難易度の高さから指摘もあります。進歩はあれど課題もあるレッスンでした。
ハイドンの主題による変奏:メロディを浮かび上がらせる

技術士
2月は寒すぎます。11日はマシでした。寒さのピークも超えたので。「ハイドンの主題による変奏」のピークはまだ先です。
- 冬のレッスンは苦手です。寒さで手首が硬くなりトレモロがぎことない。室内と室外の温度差で手に汗が滲みピックがずれる・・・よくあります。
- 2025年第3回目のレッスンは、2月11日でした。2月は寒すぎる・・・ここ最近は異常な寒さです。第3回目のレッスンは11日で正解でした。先週だったら寒すぎました。
- さて、レッスンです。前回は久しぶりの「落葉の唄」でした。前回、中途半端に「ハイドンの主題による変奏」が終わりましたので、続きです。先生は気がついていない様子でしたが・・・練習の中心は「ハイドンの主題による変奏」ですが、それでも多くの指摘があります。だからこそのレッスンです。
- 改善されているがメロディがもっと浮き上がるように。そのうえでテンポアップすること。メロディが繋がらないとテーマだとわからない。
- バリエーションのなかでも難易度が高いピッキングでテーマを弾くバリエーション1です。よくこんな編曲をしたものだと思います。このフレーズはメロディが伴奏に隠れています。
- ピンクでマーカーした音符がメロディです。マーカーした音符を弾くとテーマのメロディと重なります。

- メロディを浮き上がらせるには、左手を離さない。メロディを強く伴奏は弱く弾く。テンポアップして弾く。ことです。わかっていますが難しいです。
- 前半部分を録音しましたが、まだまだメロディが浮き上がりません。音は残していますが、メロディの強さとテンポがたりません。まだまだ練習が必要です。
- 「ハイドンの主題による変奏」は難易度の高さからYouTubeで納得できる演奏は聴けません。イメージが掴めないということです。自分でイメージを膨らますしかないかもしれません。
ハイドンの主題による変奏:表現

技術士
どの曲もですが表現力が大事です。聴き手がわかる表現力を身につける必要があります。
「ハイドンの主題による変奏」だけじゃないですが表現力は大事です。先生は演奏スキルよりも表現力を重視します。そのため、楽譜のまま弾くと即座に指摘されます。
- 表現力が弱い。以前よりかは表現ができているが、メリハリがまだ不足している。
- 綺麗に弾くことばかり考えると表現力がおざなりになります。自分のパターンでした。今は表現力を重視していますが、それでも指摘されます。表現力もコツがあります。
- 複数回続くフレーズは1回目と2回目は表現を変える。
- ストーリーを組み立てる。
- 変奏曲に限らず、フレーズが繰り返すことはよくあります。楽譜を見ると表現の変化はありません。ですが・・・1回目と2回目は表現を変えるのが基本です。楽譜に書いていなくても。このことは教わらないとわからないです。
- 例外もあります。テーマ(TEMA)が独奏曲のメロディ(主題)を提示しますので、あっさりと弾いた方が良いです。余計な表現をつけないという意味です。
- 変奏は表現重視です。繰り返しフレーズは表現を変えます。

- もっとも多いのは音量の変化です。音量は表現の基本です。1回目がピアノなら2回目はメゾピアノという具合に変化させます。極端な変化は聴き手が付いていけなくなるので、ピアノからメゾピアノなど「変わったな」と思わせるくらいの変化で表現をつけます。
- 後はサウンドホール側で弾いて音質を変化させることも面白い表現です。ちょっとした変化が聴き手を飽きさせない良い表現です。それとストーリーです。
- どこに山と谷を張ってメリハリをつけるかストーリーを考えます。音量の変化でストーリーを作る場合が多いですね。フォルテはサビです。ピアノは入り口です。全体で言えばバリエーションが進むともっとも盛り上がるところです。このへんの基本を守るとハズレのないストーリができます。
- 「ハイドンの主題による変奏」は、音量の変化がまだ足りないです。これは演奏スキルもありますね。フォルテでトレモロを弾くにはスキルが必要です。まだまだその域に達していないのでしょうね。練習しなければいけません。
- 最後まで、読んでいただきありがとうございます。
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