マンドリンレッスンの記録(2025年第5回目)

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マンドリンレッスン

久しぶりのマンドリンレッスンでした。3月は都合により後半にレッスン日を設定したためです。課題曲は「ハイドンの主題による変奏」です。今回は、バリエーション2から開始しました。テンポが遅い。表現力が乏しいなどの指摘事項がありました。次回までに練習せねば。

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ハイドンの主題による変奏:バリエーション2

技術士
技術士

メロディが埋まっている指摘は簡単に対策できないです。メロディだけ、伴奏だけ繰り返し弾いて聴き分けができるようにします。

  • 「ハイドンの主題による変奏」バリエーション2は、テーマとほぼ同じ構成です。テーマを複雑化したものがバリエーション2と言えます。
  • こんな複雑にアレンジするなぁ・・・とつぶやきます。
  • テーマは、この楽譜のなかでは比較的シンプルですが、バリエーション2はややこしいです。作曲者のラニエリは難しいことを理解しているのか、Adagioに設定しています。テーマはPoco Adagioなので、テーマよりも遅く弾いても良いです。
  • ここは助かるところです。
  • 弾いた後に言われたことは・・・
  • 表現力はついてきたがメロディが埋まっている。メロディが明確に聴こえるように弾くこと。
  • フォルテが足りない。強調してほしい。
  • ピアノから始まり、メゾピアノに上げて、フォルテでサビを弾く。バリエーション2全体の表現はまずまずですが、メロディが聴こえてきません。伴奏が複雑に動くため、シンプルなメロディが埋まっているためです。
  • マンドリン独奏曲は、シンプルなメロディに複雑な伴奏を組み合わせることがよくあります。こういう場合、メロディと伴奏の配置に空間を置きます。そうするとメロディが浮き上がって聴こえてきます・・・なのにラニエリさんは、メロディと伴奏を近づけるアレンジをしています。
  • メロディと伴奏は別々に練習する。別々に弾くとメロディ、伴奏の動きがわかる。メロディ、伴奏の動きが理解できればデュオ奏法で弾く。
  • デュオ奏法で弾けるけど、メロディと伴奏が区別できていない。こんなケースはよくあります。こんな場合、メロディと伴奏を別々に練習します。そうすると動きが理解でき、デュオ奏法で弾くと聴き分けることができます。
  • 聴き分けができるとメロディだけ強調、伴奏だけ強調ができます。・・・自分はまだまだ練習不足ということですね。
  • それとフォルテです。サビは2回弾きます。繰り返し記号があります。繰り返し記号がある場合の注意点です。
  • 1回目と2回目は表現を変える。音楽で同じ表現を繰り返すことはない。
  • 楽譜には書いていませんが、1回目と2回目の表現は変えるのが演奏の基本です(暗黙の了解かもしれませんが)。
  • 音量に変化をつけるのが一般的ですが、他にも演奏位置を変える(ブリッジよりとサウンドホールよりの使い分け)変化もあります。
  • サビなら、音量に変化をつけるのが聴き手が聴いてわかりやすい表現です。この指摘事項は、1回目はフォルテ、2回目はフォルテシモですが、フォルテシモは難しい。

ハイドンの主題による変奏:バリエーション3

技術士
技術士

滑走アルペジオは悩まされます。何度指摘されたことか・・・均等なリズムを保ちながら滑走のごとく弾くのが難しいです。

  • 主題と変奏という変奏曲は、最後のバリエーションに滑走アルペジオを配置することが多いです。「ハイドンの主題による変奏」も同じです。滑走アルペジオはメロディが聴こえるようにして弾きます。
  • 自分のチャンネルに滑走アルペジオをかなりアップしましたけど、納得した演奏はないです。指摘事項が改善されていないためです。今回の指摘は・・・
  • テンポが遅く、滑走アルペジオのメロディが聴き取れない。名のとおり滑走して弾かなければいけない。
  • 滑走アルペジオはベースからトップ音まで縦方向に音符が配置されています。遅く弾くとベースと構成音が伸びてしまいトップのメロディが切れてしまいます。
  • 滑走のように滑らかに速く弾かないとメロディが聴こえない演奏スキルです。ここが難しいです。
  • マンドリンの弾き方は、ピックを立てるのが基本です。滑走アルペジオは例外です。構成音はピックが斜めじゃないと弾けません。ピックを軽く握らないと弦にピックが絡まりテンポアップができません。
  • 教わったことを否定するような引っ掛かりがあります。これがテンポアップできない要因かもしれません。
  • それとリズムです。均等なリズムが理解できないと弾けません。均等なリズムが難しい。自分は均等と思っていますが、滑走アルペジオを弾くと「均等じゃない」と何度も言われました。
  • 簡単じゃないので、均等なリズムを保ちながらテンポアップに取り組みます。
  • 今回のレッスンは以上です。最後まで、読んでいただきありがとうございます。

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