2025年8回目のマンドリンレッスンは、課題曲2曲でした。マンドリンレッスンの状況を説明します。
レッスン開始早々の楽譜がない

技術士
今回は自分の横に先生が立ち同じ楽譜を確認するスタイルでした。これは緊張感がある。
- マンドリンレッスン開始早々、先生から「楽譜を整理していたら、見当たらない。コピーないよね?」・・・まさかのレッスン中止か?・・・と思いましたけど、先生から「一緒に楽譜をみよう」ということで、自分の横に先生が立って楽譜を確認することになりました。これは緊張感がある・・・
- 横に先生がいたからこそかもしれませんが、細かい指摘がありました。
- 今回の課題曲は、「ハイドンの主題による変奏」です。後半から弾き始めました。

「ハイドンの主題による変奏」の指摘

技術士
「ハイドンの主題による変奏」の後半からです。横に先生がいるためか、細かい指摘でした。
- 第7回目のマンドリンレッスンが前半で終わったため、今回は後半から開始です。Prestoが指定されていてダウンピッキングのフレーズ、滑走アルペジオのフレーズで構成されています。
- 指摘事項は以下のとおりです。
- ベース音は長く弾く。スタッカートは短くとメリハリをつける。
- ベース音が聴こえるように。
- 滑走アルペジオが遅い。テンポ感が落ちないように。
- スタッカートのフレーズは一つ一つの音を左手又は右手で切りながら弾きます。ただし、ベース音はコードの構成音よりも長く弾きます。これが難しいです。頭では理解していますが、左手がついていってないです。
- アクセントがあるとスタッカートと弾き分けが必要です。いつになったらPrestoで弾けるやら・・・
- 2段目の最後の小節からダウンダウンダウンアップで始まるフレーズがあります。このフレーズは、ベース音がポイントです。ベース音が強調しているようにして弾きます。3拍目にコードの構成音があるとダウンダウンダウンダウンで弾きます。
- 自分はダウンアップで弾いていました。アップで弾くと速く弾けますが、3弦にひっかかりベース音がでません。指摘のポイントはこのことでした。

- ベース音をダウンアップで弾くのはテンポアップは簡単ですが、ベース音が出ないことがあります。要注意ですね。
- このフレーズはダウンピッキングで弾くことにしました。
- 音を聴いてベース音を長く弾く。左手でスタッカートをコントロールする。
- ベース音はダウンピッキングで弾く。
- 続いて滑走アルペジオです。マンドリン独奏曲の変奏曲は必ずといってよいほど滑走アルペジオがあります。盛り上がりに滑走アルペジオは使えますからね。
- 滑走アルペジオの指摘は以下のとおりです。
- 前のフレーズの音を切らないように。
- 滑走アルペジオに入るとテンポが落ちる。テンポが落ちないように。
- 楽譜はバリエーション3なので連続で弾きます。練習ではフレーズを区切って弾くためにレッスンでも、その区切りが出てしまいました。
- 滑走アルペジオの特徴として音符が増えること、正確なリズムで弾くことがあげられます。正確なリズムを確認しようとするとテンポが落ちます。テンポが落ちてもよいですが、前後のフレーズとテンポが変わらないようにして弾きます。
- 滑走アルペジオの前の音符が開放弦のため、開放弦を鳴らしている間に左手をポジションチェンジする。
- 前のフレーズからメトロノームで弾いてテンポを合わせる。
- 作曲者が演奏者に配慮したのかわかりませんが、滑走アルペジオの前のフレーズがレで終わりますので、3弦の開放弦を弾いて響かせた間にポジションチェンジができます。
- テンポを合わせるにはメトロノームが必須ですが、滑走アルペジオのフレーズのみ弾くのではなく、前後のフレーズもメトロノームで弾くとテンポ感を合わせることができます。滑走アルペジオの2小節前からメトロノームを使って練習します。
- この練習方法は、フレーズを連結することに有効です。早く楽譜を弾けるようになります。
- 後半は難しいです。前半はイメージしやすいですが。前半の演奏をYouTubeにアップしていますので、ぜひ聴いてみてください。チャンネル登録もお願いします。
久しぶりに「落葉の唄」を弾く

技術士
楽譜の解釈の練習が必要です。
- 中途半端に終わったこと、楽譜もなかったため、余った時間で「落葉の唄」を弾きました。一通り弾き通したあとの指摘です。
- 弾き通しができることは理解した。全体的に一本調子でつまらない演奏の印象である。自己流の演奏をしてほしい。
- 考えずに弾いてしまったためか表現を考えていませんでした。抑揚のない演奏だったので、表現をつけて弾くことという指摘です。上級者になるほど表現力を重視していることがわかります。今回は何も考えていなかったことが反省事項です。
- 自己流というのは、楽譜をまもりながら自分流の表現を加えることです。丁寧に表現記号が書いているわけではないので楽譜を解釈して弾くということです。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
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