広島の奏者が好んだマンドリンは何か?・・・カラーチェ、大野、落合です。近頃は事情が変わりました。大野はブランドが消滅、落合はマンドリン専門店が閉店、ネットで購入する奏者が増加した背景からブランドも増えました。
広島で好まれたマンドリン

技術士
広島の奏者が好んだマンドリンといえば落合、大野、カラーチェです。マンドリン専門店の影響が大きかったです。
- 広島で弾かれたマンドリンといえば、落合、大野、カラーチェです。なぜ、この3機種が好まれたかと言うとマンドリン専門店の影響です。
- 落合は社会人に好まれていました。公民館活動が主体の社会人マンドリンクラブは、落合が多かったです。
- 広島には、落合を取り扱うひろしま楽器というマンドリン専門店がありました。先生の後輩にあたり、社会人マンドリンクラブび出入りしていたため、広まった経緯があります。
- 落合の本場は、東京のイケガクさんです。

- 国内で最もメジャーなマンドリン専門店ですね。奏者なら誰でも行きたくなるし、品揃えも豊富です。もちろんマンドリンもです。落合の代理店としても有名です。ひろしま楽器はイケガクと提携し落合も揃えていました。
- イケガクは落合意外のマンドリンも揃えていますが、ひろしま楽器は落合だけでした。落合のマンドリン、マンドラ、チェロを揃えていました。
- ひろしま楽器に出入りすると落合を買うしかなかったです。
- 二つ目は大野です。大野は、学生に人気があったマンドリンの印象です。学生からマンドリンを弾いている奏者は、社会人マンドリンクラブに入部しても大野を使い続ける印象でした。
- 国産のマンドリンの中でも音色の良さで人気がありました。広島では、横川にあるマンドリン専門店で取り扱っていました。横川のマンドリン専門店も閉店しましたが・・・続けてもブランドがなくなったので仕方ないですが。
- 現在でも大野を弾いている奏者は多くいます。大野の後継の野口が売れても良さそうですが、広島では聞きませんね。
- 三つ目は、カラーチェです。マンドリンの見本とも言われるカラーチェですから、広島に限らずマンドリンを弾く奏者なら誰でも所有したくなります。広島では少ないですが、総合楽器でも取り扱っています。島村楽器、ヤマハが取り扱っていました。

- 現在も島村楽器で少数ですが取り扱っています。全モデルの取り寄せができますので、注文は可能です。
- 広島市内にオルゴールショップがあり、マンドリンを取り扱っていました。

- オルゴールのグリムは、店長がギタリストであり、先生とデュオで演奏したことがありました。そのためか、マンドリンも取り扱っていました。なかなかディープなマンドリンでした。
- カラーチェ、大野、ヴィンテージを取り扱っていました。ヴィンテージはAskとあり、「相当高いんだろうな・・・」とため息がでました。
- 最近はギターのみしか取り扱いがなく、店を引っ越したのかわからなくなりました。マニアックな品揃えは目を見張るものがありましたが・・・どこに店舗を構えているか、それとも閉店したのか・・・
- 広島のマンドリンを弾く奏者にとって、マンドリンは入手しにくくなったことは確かです。
- 以前は、落合、大野、カラーチェが御三家だった。現在はマンドリン専門店が閉店したため、マンドリンを購入することが難しい状況である。
落合、大野、カラーチェ後に好まれたマンドリン

技術士
広島市内にマンドリン専門店がなくなると新しいマンドリンを求める奏者も多くなります。田鎖もその一つです。
- マンドリン専門店が閉店すると新しいマンドリンを求める奏者も多くなります。登場したのが、田鎖でした。田鎖は、先生の門下生に人気があったので、先生が広めたのかと思いましたが、新しいマンドリンを求める奏者が広めたようです。

- 田鎖のマンドリンです。初期は琥珀色というのか黄色とオレンジが混ざった色のペグが特徴です。初期のエンベルガーモデルが広島市内で出回りました。
- 私が所有しているエンベルガーモデル1は黒色のペグです。琥珀色のマイナーチェンジ版と言えるモデルです。現在は白色のペグです。

- 田鎖ブームも落ち着くと、宮野、石川を見るようになりました。ネットで入手しやすさですね。カラーチェも売れています。迷ったらカラーチェという奏者も多いです。
- 横内を若干見ましたが、継続しなかったです。野口、川田は広まっても良いマンドリンですが、広島市内では少ないです。
- 奏者人口が減少する広島でどのようなマンドリンが買われていくのか・・・わからないですが、購入経路が限られていますので、カラーチェ、落合等が売れるのかなと想像します。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
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