2024年の20回目のマンドリンレッスンの記録です。課題曲は「ハイドンの主題による変奏」でした。先生が気に入っている曲なのか、私の成長を願っているのか、なかなか厳しいレッスンでした。この曲が弾ければマンドリン独奏者として成長できるので練習に励みたいです。
ハイドンの主題による変奏:バリエーション2
技術士
バリエーション2から開始しました。メロディと伴奏が接近しているため、メロディと伴奏が喧嘩します。いかにメロディを強調できるかです。
- 前回の続きということで「ハイドンの主題による変奏」のバリエーション2から始めました。
- 指摘されたことは以下のとおりです。
- メロディが弱い。伴奏よりも強く弾くように。
- テンポが遅くメロディがわかりずらい。
- メロディと伴奏が接近しているバリエーション2は、メロディを際立たせるのが難しいです。バリエーション2のメロディはテーマとほぼ同じです。伴奏を編曲することでバリエーションに展開しています。
- メロディと伴奏が接近しているため、ガチで喧嘩します。そうするとメロディが弱くなります。悩みどころですね。対策は何かと言うと・・・
- ピックの深さをコントロールする。
- 伴奏は浅く、メロディは深くピックをコントロールする。
- メロディを強調するポイントはピックコントロールです。弦に対してピックが深いとフォルテ、浅いとピアノの音量で弾けます。
- ピックの握りは変えずにピックの深さを自由自在にコントロールすると音量変化が簡単です。とはいえ、できていないから指摘されましたが・・・音量のコントロールは本番の演奏に必須ですから基礎練習でコントロールできるようにします。
- もう一つもメロディですが、テンポです。日頃から遅いテンポで練習しているため、テンポに関する指摘が出てしまいます。
- 遅いテンポで練習すると正しいフォームで弾けるので良いですが、テンポアップが難しいです。
- メトロノームを少しずつ上げていく練習が必須
- ただし、慣れすぎはテンポアップの障害になるため、自分でカウントできるようにして弾く。
- 日頃からメトロノームの練習が必要ですが、メトロノームに慣れすぎるとテンポアップが難しくなります。たまにはメトロノームを外して練習します。メトロノームを外して自分でカウントします。カウントしながら弾けるとテンポアップができます。
- カウントは難しいです。弾く、数える、聞くを並行でやるには練習量を増やさないといけません。弾くが乱れることがよくあります。バランスが取れるように練習します。
ハイドンの主題による変奏:バリエーション3
技術士
ミュートがポイントになるバリエーション3です。ミュートはゆっくり練習すればコツを掴めます。
- 続いてバリエーション3です。苦手なフレーズです。同じ写真を再掲します。
- prestoの記号のとおり速いテンポで弾きます。prestoは速く弾くだけじゃなく正確性もあります。リズムを守って正確に速く弾きます。正確性はあったようですが、以下の指摘がありました。
- 音を切ること。開放弦が聞こえる。
- アクセントが強すぎる。アクセントはあるが目立つ必要はない。
- 打点を打つように一つ一つの音を切って弾きます。こういう時はマンドリンの特徴が役立ちますが、開放弦は響きます。
- コードのため、開放弦を押さえる必要はあります。ミュートしないと開放弦の音色が伸びます。これは良くないです。
- 一つ一つの開放弦を切る。左手でミュートが基本
- ミュートが必須です。余った左手の指でミュートします。弦に触れればミュートできますので、軽く弦に触れます。
- ミュートを確実にするには、ゆっくり練習します。ミュートのコツを掴んでからテンポアップします。ミュートのやり方さえ掴めば簡単です。
- 常に指を押さえておくのが基本ですが、多くのフレーズで指が余るはずです。ミュートが必要なフレーズは指を余らせること、余らせた指でミュートすることの手順を検討し練習すれば攻略できます。
- 指が手順を覚えるのに時間はかかりますが、覚えてくれるのは確実です。覚えればテンポアップできます。いきなりテンポアップしてミュートするとのいずが入りますので、必ずゆっくり練習します。
他にも指摘はありますが、整理が必要です。「ハイドンの主題による変奏」はマンドリン独奏曲の中でも難しい曲のため、弾ければレベルアップは間違いなしです。自分でもそう思います。レベルアップできるように熱心に練習します。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
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