2024年6月1日は2024年の11回目のマンドリンレッスンでした。落葉の唄とハイドンの主題による変奏の指導を受けました。今回も有意義なレッスンでした。
落葉の唄
技術士
力を入れている落葉の唄です。おおむね良かったと思いますが、指摘は多いので練習が必要です。
- 広島市内は良い天気でした。気温もそこそこ。ちょうど良い暑さでした。
- 天気はさておき、今回も「落葉の唄」からレッスン開始です。指摘事項は以下のとおりでした。
- 小指の使い方が大事である。押さえても音が出ていない箇所がある。
- トップの音、次のトップの音に僅かに隙間がある。隙間を埋めないと滑走アルペジオは完成とは言えない。
- テンポアップが必要(くどいが)
- 一つずつ説明しますね。
- 小指は苦手と言う奏者は多いと思います。自分もそうです。避けられれば小指は避けます。避けても良いんです。テンポとリズムをキープできれば・・・できないから小指を使うんですけどね。
- 小指の使い方は他の指と同じです。第一関節で曲げて主弦と副弦を押さえます。ですが小指は押されないことがあります。力が弱いこと、弦と接触面積が少ないためですね。
- 自分は主弦と副弦のどちらかが押さえきれていないことがよくあります。接触面積の小ささによるものですね。
- 対策はどうするか?
- 小指を使うフレーズを繰り返し練習する。
- 第一関節を曲げて小指を上げすぎない。スムーズに押さえることを意識する。
- 繰り返し練習で克服できるので指摘事項としてはマシです。
- 滑走アルペジオの指摘は後1mmというところです。先生からは「99点だけど100点ではない。」と完璧にこどわれと言われました。
- マーカーしたトップの音と次のトップの音の間にわずかに隙間があることは理解していますが、対策は難しい。
- 楽譜を弾くとこんな感じです。ご視聴いただければ幸いです。
- これは99点ではないですね。緊張感をほぐすともっと滑走アルペジオらしく弾けます。緊張感があるから、100点以上を目指せということだと思います。
- どうするか?
- 耳で聴き取る。聴き取れるテンポで弾く。
- 肘で弾くイメージ。トップを弾いたら、すぐに折り返すには肘で弾く。
- 「肘で弾く」・・・この感覚を身につけると滑走アルペジオが弾けます。後は耳ですね。これは集中力ですね。
- そしてテンポアップです。
- 日頃からゆっくりしたテンポで練習していますので、レッスンの場で速く弾くことが苦手です。
- テンポアップは左手です。Andanteくらいなら右手はなんとかなります。多少腕弾きになっても弾けます。左手の方ですね。
- 左手のポイントは以下のとおりです。
- 左手の指はポジションから離れすぎない。離れると時間が稼がれる。
- 僅かに指を上げてポジションを移動する。
- 左手の指がポジションから離れない、最小距離で移動することを意識するとテンポアップできます。反射神経は人それぞれですが、左手を上げないことを意識することが大事です。
- 落葉の唄は以上でした。
ハイドンの主題による変奏
技術士
難しい曲です。ハイドンの主題による変奏・・・指摘事項は前回とほぼ同じです。あまり進歩していないのかな・・・
- 次が「ハイドンの主題による変奏」です。
- マンドリン独奏曲の中でも難曲の一つと聞きましたが、わかるような気がします。レッスンを受けたのは以下のとおり。
- 旋律、対旋律ともにピッキングで弾くから、旋律が隠れてしまいます。
- 前回の指摘を守ったつもりでしたが・・・
- 旋律が切れないように工夫して弾くこと。
- 旋律を意識するだけでは弾けない曲ですね。そのまま弾いてもわからないです。
- 楽譜に「marcato il tema」とあります。主題をはっきりさせるが意味です。マーカーした音符をはっきりさせて弾くということです。
- わざわざ音楽記号をつけないと奏者は主題をはっきりさせることができない意味です。
- 対策は今までと変わりません。
- マーカーの旋律の音符をピッキングしたら、一瞬止まる。
- 旋律の次の音符はアップで弾く。
- 旋律を弾いた指は極力離さない。
- デュオ奏法の弾き方です。ただし、「一瞬止まる」はピッキングで弾くフレーズならではです。
- 参考になる動画がないため、試行錯誤の部分もありますが、わりとできてきている実感はあります。もう少し、はっきり聴こえる方が良いということです。
- 次回までに弾きこみます。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
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