レッスンの課題曲は「落葉の唄」と「ハイドンの主題による変奏」でした。落葉の唄は改善した点のありましたが新しい課題もありました。ハイドンの主題による変奏はデュオ奏法に改善が必要です。
落葉の唄
前半(Andantino)
技術士
16部音符のダウンピッキングのテンポアップ・・・難しいです。
- 前半のAndantinoの指摘事項は以下のとおりでした。
- 6/8の6番目の音符のリズムが詰まる。次の1番目の音が前屈みになっている。
- デュオ奏法が遅れている。
- 「落葉の唄」は6/8です。16部音符が12個並んでいます。16部音符6個がモチーフです。この6番目の音符は次のモチーフとリズムを保って繋ぎますが、前屈みになっていました。短かったということです。
- 16部音符が2つ一組でリズミカルに進行することで、落葉の雰囲気を出しています。
- 前屈みになると落葉の雰囲気が出なくなります。その点を指摘されました。
- この楽譜にも度々ありますが、16部音符はダウンピッキングです。ダウンピッキングで弾くため、デュオ奏法のテンポアップが難しいです。
- デュオ奏法以外のフレーズのテンポを落とせばバランスは取れますが、全体が遅れます。根本的な解決策にならないため、考える必要があります。難しいですね・・・
- 前半のショート動画です。参考になりますので、ご視聴をお願いします。
- 次回はテンポアップして弾けるようにしたいですが、リズムが優先です。正確なリズムできっちりと弾きこむことが優先だと思います。
後半(滑走アルペジオとagitato)
技術士
9割の出来と評価された滑走アルペジオと解釈で悩むagitatoで構成する後半です。
- 後半の指摘事項は以下のとおりでした。
- 滑走アルペジオの出来は9割、あと少しで完成
- agitatoの解釈は再検討すること。
- 悩まされてきた滑走アルペジオですが9割の出来栄えと評価されました。
- 9割のため、残りの1割は何か?・・・8連のトップの音が僅かに開きがあります。楽譜をみるとハイポジのEが続きますが、ここでダウンからアップへとストロークを折り返しています。このストロークに間があるということです。
- 滑走アルペジオは流れですので、間がないように弾かなければいけません。そこが1割の課題です。感覚でわかるのですが、それでもストロークが広いと感じています。ほんの少しだけですので、ストロークを改善できればと思います。
- 悩むのがagitatoです。
- 「agitato=興奮して」の解釈が難しいです。どうやって弾こうか悩むところです。
- 追い詰めるイメージが最も正しい解釈と言われましたが、追い詰める弾き方を検討します。今回は正解がないです。
- 次回はagitatoの解釈をはっきりさせたうえで弾きたいと思います。
ハイドンの主題による変奏
技術士
ハイドンの主題による変奏は旋律が消えやすい編曲です。そこが悩ましいところです。どうやって旋律を強調するかが課題です。
- ハイドンの主題による変奏は時間がなかったですが、主題とバリエーション1を弾きました。
- 指摘事項は以下のとおりです。
- メロディを明確にすること。
- 主題をはっきりさせるように弾くこと。
- 1、2点とも同じような指摘です。
- 重音で弾くので、メロディが潰れることがあります。重音は伴奏が際立たないようにして弾きます。ストロークが広いと他の弦にあたりメロディが消えます。
- 回転数を上げすぎないように気をつけます。回転数を上げるとストロークが広がる傾向があるためです。
- バリエーションの弾き方は特殊です。
- 旋律と対旋律ともピッキングで弾きます。旋律が対旋律によって消されてしまいます。
- 気をつけて弾いたつもりですが、指摘されました。
- マーカーが旋律です。旋律の上に対旋律が被っています。旋律をピッキングしたら、止まります。ほんの一瞬ほど。そうすると旋律の音が響きます。
- 対旋律だけの箇所はそのまま弾きます。一瞬立ち止まることで旋律が目立ちます。
- 弾き方はこのとおりですが難しい。
- 次回の宿題になりました。必要以上に止まるのかなと考えています。
- 次回はバリエーション1、2を予定しています。時間があればですが・・・必要以上に旋律を際立たせて弾いてみようと思います。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
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