マンドリン独奏曲「ハイドンの独奏による変奏」は難しい。マンドリン独奏曲はどの曲も難しいですが。マンドリン独奏曲を効率よく練習するにはどうすれば良いか?
- いつか弾けるだろうと考えてしまう。
- フレーズを分解し、弾けない箇所のみを練習する。
難しいマンドリン独奏曲はどうやって攻略するか?
やりがちの練習方法
技術士
何度も繰り返せばいつかは弾けるだろう! 思い込みで何も考えずに練習してしまうのがマンドリン独奏曲です。やってしまいがちです。
- 難しいと言っても最初から最後まで全てが難しいというわけじゃないです。弾けるフレーズもあれば弾けないフレーズもあります。
- マンドリン独奏は一人で弾きますので、間違った練習方法をしてしまいがちです。
- 最初から最後まで弾き通すことの繰り返し。
- リズム中心の練習
- 最初から最後まで弾き通すことの繰り返しとは、メリハリのない練習をしていることです。何度か弾いていればいずれ弾けるようになるとの思い込みですね。自分もそうでしたが・・・
- リズム練習とは楽譜のとおりに弾くことです。ただし、表現は無視して。楽譜は音量など表現記号が多数あり、楽譜のとおりに弾くとは表現も再現する必要があります。
- しかし、リズムしか練習しないケースはよくあります。練習環境で室内で音量が出せない、表現はなんとかなるとか思っているためです。
- 比較的シンプルなフレーズでもクレッシェンドで弾く、コードはアルペジオで弾きますが、リズムのとおりに弾くだけの練習になってしまいます。
難しいマンドリン独奏曲の練習方法
技術士
効率よく練習するポイントは分解でう。分解を繰り返し弾けない箇所のみを練習します。
- 難しいマンドリン独奏曲も攻略方法があります。どうやって? 最初から最後まで難しいわけではない。弾けないフレーズを練習すれば良いです。
- 弾けないフレーズを分解する。
- 弾けないフレーズのさらに弾けないフレーズのみを練習する。
- 弾けるフレーズは1、2回程度弾き通して終わり。
- 練習時間のうち弾けないフレーズに集中的に割り当てることです。時間配分で8:2で難しいフレーズに割り当てます。8:2は目安です。9:1や7:3でも良いです。
- 「弾ける」は練習量に比例しますので、限られた練習時間を割り当てます。
- 上の楽譜の下段が弾けないならペダルポイント(二部音符がある箇所)と後半のコードがある箇所に分解し前半が弾けないなら、前半のみ練習します。
- 分解を繰り返して弾けない箇所のみを抽出すると効率よく練習できます。
- わかりきったことをと思ってしまいますが、単純に弾き通す練習しかしていない奏者はけっこう多いです。
- 難しいマンドリン独奏曲も弾けます。難しいマンドリン独奏曲とは「ハイドンの主題による変奏」です。めんどうくさいマンドリン独奏曲です。
練習にあたり気をつけること
技術士
睡眠時間や食事する時間を削ってまで練習時間を増やすのはやめときます。健康第一ですからね。
- 練習にあたり気をつけたいこともあります。
- 睡眠時間を削って練習時間を増やさない。
- 弾けるフレーズも最低限練習する。
- 弾けることは練習量に比例するからといって、睡眠時間を削ってまで練習量を増やすことはやめときましょう。練習時間は増えても集中力を書いてしまい間違った弾き方を覚えてしまいます。
- 睡眠時間や食事の時間などを確保してから練習時間を決めます。限られた練習時間で弾けないフレーズの割り当てを増やすことが効率的な練習です。
- 弾けるフレーズも最低限は練習します。練習しないと「弾けないフレーズ」に格下げされてしまいます。弾ける程度に1、2回程度繰り返せば良いです。
簡単なマンドリン独奏曲はないの?
技術士
難しいマンドリン独奏曲だけじゃりませんよ。弾けるマンドリン独奏曲もあります。「夜の鐘」と「トロイメライ」を取り上げます。YouTubeと過去記事も載せましたので、参考にしていただければ幸いです。
- 簡単に弾けるマンドリン独奏曲はないの?マンドリン独奏曲は敷居が高い曲ばかりなの?
- どの曲も難しいですが、練習すれば弾けるマンドリン独奏曲はあります。
- 「夜の鐘」はマンドリン独奏曲を弾き始めた人がよく弾きます。
- 伴奏が少なく、単音の伴奏が多いことがマスターしやすい理由です。綺麗なメロディで練習しがいがあります。
- 過去に書いたので、参考までに読んでいただければ幸いです。
- シューマンのトロイメライも弾けるマンドリン独奏曲です。
- 何種類か楽譜があり、なかには難易度の高いトロイメライもあります。ですが練習すると弾けます。
コメント