マンドリンは、ゆっくり弾いて練習します。ゆっくり弾くと演奏の精度があがります。演奏の精度を上げるために、インテンポではなく、ゆっくり弾く練習もします。
- ゆっくり弾くと指がポジションを覚える。
- ゆっくり弾くと弾く順番を覚える。
- リズムを守って、脱力しながら弾くとインテンポに乗りやすい。
ゆっくり弾く理由
技術士
インテンポで練習しなければ上達しないと思いますが、発想を変えてゆっくり弾いて練習しましょう。上達に効果がありますよ。
- なぜ、ゆっくり弾くのか?・・・ゆっくり弾くと上達が早いからです。
- ポジションへの滞在時間が長くなり、指がポジションを覚える。
- ポジションの滞在時間が長くなり、指が動く順番を覚えてくれる。
- ゆっくり練習するメリットは、ポジションと順番を覚えてくれます。ゆっくり弾くので、間違えもなくなり、練習時間のロスもなくなります。そうすると結果的に短時間で上達します。
- インテンポかインテンポに近いテンポで練習したいと思いますが、いきなりインテンポで練習することはやめましょう。
- テンポアップすると間違った弾き方を覚えてしまう。
- 何となく弾けている。楽譜のとおりに弾けているかわからない。
- インテンポにこだわり過ぎると間違っても気が付かないです。楽譜のとおりに弾いているつもりですが・・・
- 間違ったことを覚えると修正が大変です。時間ロスも大きいです。無駄な時間ロスをなくすためにもゆっくり弾く練習が重要です。
ゆっくり弾く練習
技術士
ゆっくり弾く練習をしてみましょう。この練習はイラッとしやすいので、リラックスして練習します。練習開始から最後までゆっくり弾くとストレスが溜まることもありますので、弾けないフレーズとかに絞るのもありです。
- 練習始めから最後まで、ゆっくり弾くのかというと、そこまでは不要です。インテンポも混ぜながら練習します。主な練習するケースを以下に示します。
- フレーズ単位で、ゆっくり弾く。この練習は2、3回程度する。
- ゆっくり弾くのは弾けないフレーズを中心、弾けるフレーズはインテンポで弾く。
- 弾き通しはインテンポかインテンポに近いテンポで練習する。
- ゆっくりしたテンポで弾き通す。ゆっくりで繰り返す。
- インテンポは原則しない。ほぼ覚えた段階でインテンポで弾く。
- どちらの練習でも良いですが、青色の箱に書いた練習方法の方が効率よく弾けます。
- 既に弾けているフレーズは、インテンポでも良いです。ただし、間違っていないことを確認するため、たまにはゆっくり弾きます。そうすると、いつのまにか間違った覚え方をしていたこともなくなります。
- 赤色の箱の練習方法が、やりすぎな感じはあります。最初から最後までゆっくり弾くと楽譜の進捗度が遅くなります。弾けるフレーズまでゆっくり弾くことはないのかなと感じます。
- ゆっくり弾くとインテンポで弾けなくなるのでは?・・・疑問はあると思います。インテンポに移行するには注意があります。
- リズムは守る。リズムを守るとインテンポに対応しやすくなります。
- 脱力して弾く。力むとインテンポに乗れなくなる。
- 上の2点を守って、ゆっくり弾きます。
- ゆっくりのテンポは、決まっていません。一音ずつ確実に聴き取れるテンポで弾けば良いです。
- メトロノームは使えません。ゆっくりすぎてイラッとするからです。わかりにくいし・・・使っても良いです。イラッとすればメトロノームなしで練習します。
- ゆっくり弾く練習をYouTubeにアップしています。参考にしていただければ幸いです。
- ゆっくり弾くとは、急がば回れですね。インテンポでできるまで繰り返し練習したいですが、間違ったことを覚えることも多いです。そうすると修正するのが大変です。そのため、ゆっくり弾いて練習するのが良いということです。
- 余裕をもって弾けるようになればインテンポで確認します。いきなりインテンポで弾くか、徐々にテンポアップするかです。インテンポの半分くらいのテンポで弾けていることを確認し、インテンポに戻るとゆっくり弾くにもどりやすくなります。インテンポまでの区切り方は、決まったものはありません。
- いきなりインテンポに戻すとテンポについていけず「弾けない」と思いがちになりますので、何度か弾いて、弾けるか弾けないか判断します。弾けないからといって判断を急がないことです。インテンポに慣れるのは難しいです。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
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