2024年10月 マンドリンレッスンの記録(2024年19回目)

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マンドリンレッスン

2024年10月のマンドリンレッスンの記録です。「落葉の唄」を中心にレッスンを受けました。言われることがわかっているのになかなか対応できないことに苛立ちを感じますがやりがいはあります。

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今回のマンドリンレッスンは落葉の唄

技術士
技術士

2024年も19回目のマンドリンレッスンです。指摘される事項が変化ないなと思います。仕上がりが良くないということです。

  • 2024年も19回目のマンドリンレッスンです。今年は演奏会がなく寂しげな年ですが、仕事が立て込んだから、良かったかもしれないと思いました。
  • 2024年の課題曲は「落葉の唄」「ハイドンの主題による変奏」です。他にも課題曲を増やしたいですが、選曲が進んでいません。いくつか候補はありますが・・・
  • さて、今回のマンドリンレッスンです。「落葉の唄」を中心にレッスンを受けました。主な指摘事項は以下のとおりです。
  • リズムが崩れているモチーフがある。
  • 表現が乏しい。
  • 滑走アルペジオの精度
  • 19回目のマンドリンレッスンですが・・・指摘事項は変化ないです。弾けていないということです。

リズムが崩れている

技術士
技術士

リズムは難しい。と思うことがよくあります。リズムを守っているつもりでも乱れていることがよくあります。

  • ほとんどの曲はテンポが揺れます。一定のテンポで最初から最後まで弾き続ける曲は見たことありません。
  • テヌート、フェルマータなどリズムが揺れる音楽記号も楽譜に頻繁に出てきますね。書いていなくてもリズムが揺らして弾くことがほとんどです。落葉の唄もそうです。
  • 16部音符を一定に弾くモチーフです。後半のデュオ奏法でリズムが崩れやすいです。前半の単音が正確なら後半のデュオ奏法が音符間でリズムが空きます。テンポも遅れます。
  • リズムは、揺れても音符と音符の間は常に一定なこと。
  • この原則を守れないとリズムが崩れる。指揮者や先生から「リズムを揺らす」指示があってもリズムは一定であることを意識する。
  • リズムを一定に弾けるとリズム感があると言われます。そう言われたいものです・・・アドリブで弾いている奏者もリズムはきっちりと守る奏者は多いです。

表現力が乏しいこと

技術士
技術士

演奏は表現力が大事です。楽譜のとおりに弾けても誰も感動しません。少々乱れても表現力ある演奏は聴く人を惹きつけます。わかっているはずですが、表現力は難しいものです。

  • 作曲者のイメージが楽譜に全て詰まっていることは稀です。多くの楽譜は最低限の音楽記号で表現を示しています。後は奏者が解釈して表現をつけて弾きます。
  • 音符が詰まった楽譜ほど表現力が必要ですが、楽譜を見ると音楽記号はそれほど書いていません。作曲者がどのように弾いてほしいかイメージはありますが、楽譜に書くことはほとんどありません。音楽記号だらけになりますからね。
  • 思いのまま弾くと作曲者のイメージとかけ離れることがほとんどです。表現のルールを忠実に守ると平均点の演奏がとれます。そういった表現のルールは知っておく必要があります。
  • 同じフレーズが2回以上続けば、1回目と2回目以降は弾き分ける。1回目はピアノ、2回目はフォルテとか・・
  • フレーズの形が同じで音程が変化するフレーズが連続する場合、フレーズ単位で音量を下げる又は上げて弾く。
  • スケールで弾く伴奏は強調する。
  • 楽譜からわかる表現を羅列しました。これである程度の納得感ある演奏ができます。ただし、これは奏者として最低限のことです。指摘の本質はストーリーです。ストーリーを組み立てて演奏する。
  • できる奏者ほどストーリーを重視します。起承転結じゃないですが、ストーリーを組み立てて弾くと聴く側は感動することが多いです。勉強が必要です。

滑走アルペジオの精度

技術士
技術士

曲者の演奏方法・・・滑走アルペジオのことです。リズムを理解して表現力ある演奏が必要ですが難しい。トップがメロディな滑走アルペジオはマンドリン独奏曲でよく出てきます。

  • 滑走アルペジオはマンドリン独奏曲でよくでてきます。変奏曲なら必ずというほど最後のバリエーションで出てきます。アピールの高い表現方法のため、盛り上がります。落葉の唄もそうです。
  • 作曲者の中野二郎は滑走アルペジオが好きなのか、多くのマンドリン独奏曲で書かれています。演奏する方はたまったものじゃないですが・・・
  • 滑走アルペジオは正確なリズムとテンポがポイントです。速いテンポで正確なリズムで弾かないとトップの音がメロディに聴こえません。簡単に書くと以下の2点です。
  • トップの音だけ弾いてメロディを理解する。
  • 正確なリズムで弾く。リズムはメトロノームで一音ずつ刻むとわかる。
  • リズムが安定しているもののテンポが遅いと指摘されます。トップの音がメロディとして聴こえていますが、まだ遅いです。80以上のテンポじゃないとメロディっぽく聴こえないです。繰り返し練習するしかないですね。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。

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