マンドリン トレモロとスケールの練習

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マンドリン独奏

マンドリンの基礎練習と言えば、トレモロとスケール練習です。この2つの練習について説明します。

  • 右手だけでトレモロ練習する。徐々にトレモロへ移行する。急激に変化しないように注意する。
  • スケール練習でリズム感を鍛える。
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トレモロ練習

右手だけで練習することが基本

技術士
技術士

トレモロ練習は右手だけで行います。フォームを変えずにピッキングからトレモロに移行します。

  • トレモロ練習は右手だけで練習します。右手のフォームを整えトレモロの粒を揃えます。
  • ピッキングから始めて徐々にトレモロへ移行します。何度か書きましたので、詳細は割愛します。注意事項のみ以下に示します。
  • 4部音符、8部音符、16部音符、32部音符・・・トレモロのように徐々にピッキングからトレモロへ移行する。8部音符からトレモロのように急激に移行しないようにする。
  • ピッキングからトレモロまで、フォームは同じ。変わらないように。
  • 「フォームは変えずに急激にトレモロへ移行しないこと」に注意しましょう。

弾き方を練習

  • トレモロ練習で身につけたいのが、奏法です。奏法は大きく2つあります。
  • ダウンピッキングして下の弦に当たったら反発してアップピッキングする。アップピッキングしたら上の弦に当たる。平行奏法と言われる。
  • ダウンピッキングしたら、すぐにアップピッキングする。上下の弦には当てない。
  • 2つの奏法を習得すれば、あらゆる状況で弾けるようになります。
  • 平行奏法は力強く弾ける反面、僅かですがノイズが聴こえます。上下の弦に当たるからです。上下の弦に当たらない奏法は繊細なトレモロが弾けます。綺麗な音が出ます。その反面、習得が難しいことが欠点です。
  • 2つの奏法についてYouTubeにアップしています。
  • YouTubeでは3種類あります。
  • 3つ目は小指を胴に当てて弾く奏法です。安定感がある奏法です。

スケール練習

技術士
技術士

スケール練習はリズムの練習です。ピッキングで音符を変えていき様々なリズムを練習しましょう。リズム感がアップしますよ。

  • スケール練習は、リズム練習です。ピッキングでリズムを変えながら弾きます。
  • 8部、3連、16部音符とリズムを変化させ、メトロノームの打つタイミングをずらします。メトロノーム四分音符でテンポは70から100くらいです。
  • スケールは何でも良いです。私は左手の握力が鍛えられる3rdポジションからのスケールで弾いています。
  • 今回はピッキングで説明しますが、トレモロでスケールを弾く練習を加えるのもありです。ただし、トレモロでスケールをなぞるだけでは、腕鳴らしくらいの効果しかありません。

8部音符のリズム

  • メトロノームを使って表と裏に打点を合わせます。裏打ちはリズムを鍛えられます。
  • メトロノーム1回の音に対し、ダウンピッキングとアップピッキングのため、難しくはないです。聞き取れれば合わせられます。メトロノームとピッキングを聞き取ります。

3連符のリズム

  • 難易度が高くなる3連符のリズム練習です。
  • 3連符は、3つの音(表、中、裏)それぞれにメトロノームを合わせます。中と裏は難易度が高くなります。
  • 中と裏は弾き始めのタイミングに注意する。中はメトロノームが鳴ったらピッキング、裏は中よりもずらしてピッキングしなければ均等なリズムで弾けない。
  • 均等なリズムで弾く。不均等かなと思ったら、やり直す。
  • 慣れの要素もありますが、繰り返し弾いてリズム感を覚えます。

16部音符のリズム

  • メトロノーム1回の打点にダウンアップを2回します。4回弾くことです。
  • 表の拍でメトロノームと合わすことは簡単だと思います。
  • 3つ目の音(裏拍の表)とメトロノームの打点を合わす。3連符と比べると簡単である。
  • メトロノームと合っていることがわかるテンポで練習する。わからなければテンポを下げる。

スケール練習の一工夫

  • 以上がスケール練習ですが、効率よくスキルアップするため、一工夫します。
  • アップピッキングで弾き始める。力が弱いアップから弾くとテヌートな弾き方ができる。
  • 平行奏法、上下の弦に当てない弾き方を使い分けることで奏法も上達する。
  • スケール練習にプラスαすることで効率よく練習できます。他にも隙間を開けてピックを握ることでピッキングの安定感を増す練習もあります。
  • 短時間で効率よく練習しましょう。最後まで、読んでいただきありがとうございます。

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