マンドリンレッスンはスキルアップに有効である。そのとおりですが、スキルアップ以外にも有効活用できます。
- 自分が主役の演奏会を経験できる。
- 楽譜の調達ができる。専門店に売っていない楽譜も手配可能
- マンドリンの購入、調整の相談ができる。
演奏会の開催
技術士
マンドリンレッスンといえば演奏会があることです。自分が主役の演奏会を経験できるのがマンドリンレッスンの醍醐味です。
- マンドリン教室は、たいていは教室主催の演奏会があります。日頃の研鑽努力を披露する場です。社会人クラブなどの演奏会とは違った雰囲気があります。
- 独奏やアンサンブル主体のため、自分の力量が素直に現れます。社会人クラブならコンサートマスターやパートトップなどの一部の奏者のみしか独奏しませんが、教室の発表会なら申し込めば参加できます。
- 観客席があるステージで演奏することは、目標になります。目標をもってレッスンに通いスキルアップし、次の演奏会に参加する。好循環が生まれます。
- 自分ごととして成長ができる演奏会を経験できるのがマンドリンレッスンです。
- 自分だけで演奏会の準備から本番までこなすのは大変です(それはそれで良い経験ですが・・・)。教室の発表会は、先生又は外部の人がプロデューサーになり、準備を進めることが多いです。
- 生徒さんは演奏会に専念するか、一部をお手伝いするケースが多いです。
- 将来、プロデューサーもやりたいと思ったら、勉強になります。
楽譜の調達が容易
技術士
楽譜が入手できない悩みがあると思います。先生に頼れば調達先を教えてくれますよ。楽譜の調達ができることがレッスンの良いところです。
- 奏者にとって悩みが楽譜の手配です。マンドリン独奏曲は特にそう。
- 調達するには、コピーさせてもらう、購入するが主です。ただし、コピーは著作権があり禁止されていますので、手配が難しいです。
- 購入するには、楽器店からが一般的ですが、必ずしも楽譜があるとは限りません。人気がある楽譜は品切れ、古い楽譜は売っていないということはよくあります。
- マンドリン教室なら、楽譜が揃っています。プロの先生ならあらゆる調達先がありますので、おおよその楽譜はあります。先生が所有していない楽譜も先生のルートで手配できます。
- 「落葉の唄」は先生が手書きの楽譜を所有しており、その楽譜で練習していました。手書きでは見にくいということで、綺麗な楽譜の購入先を教えてもらい手配できました。今は、この楽譜で練習しています。
- マンドリンレッスンを受けていなかったら入手することができなかったかもしれません。ちなみに現在では、中野二郎楽譜集が海外で発売されています。国内の楽器店でも購入することができます。ただし、品切れのケースもあるようです。
- プロの先生が培ってきた楽譜の調達ルートは専門店にないルートもあります。
- 自分が弾きたい曲のイメージに合う楽譜を教えてくれるのもマンドリンレッスンの特徴です。曲名がわからなくてもイメージだけでも伝えると欲しい楽譜を見つけてくれます。
マンドリンの調達や調整
技術士
マンドリンを買いたい、調整に出したいと思ったら、先生に相談しましょう。生徒さんにあったマンドリンを紹介してくれます。
- 高額なマンドリン・・・買う時は悩むものです。どの製作工房が良いかわからないものです。先生に相談するとアドバイスしてくれます。おすすめのマンドリンを紹介してくれます。
- プロの先生は、様々なマンドリンを弾いています。経験から最適なマンドリンを紹介してくれますので、聞いてみましょう。
- 3本目に買ったのが田鎖のエンベルガータイプ1です。先生のお薦めでした。先生自身も弾いていましたので、迷わなかったです。1、2本目は既に売却しましたが、4本目の田鎖「桜」モデルを弾いている今でも手放すことなく弾いています。
- 買って迷うことがなかったマンドリンでした。
- 調達もできれば調整もできます。簡単な調整なら引き受けてくれる先生はけっこういます。なんとなくマンドリンの調子が悪いと思ったら、相談してみましょう。
- 本格的に製作工房で調整する場合、先生経由だと簡単です。私もエンベルガータイプ1は先生を経由して田鎖マンドリン製作所にアポイントをとりお願いしました。
- マンドリンの調達や調整は楽器店でするか、直接製作所に連絡するかです。
- 楽器店の場合、ドライに感じてしまうことはやむを得ないことです。製作所なら親身にたってくれます。ただし、日頃付き合いがないと楽器店と同じ対応になることはあります。
- 先生経由なら親切にしてくれますが、先生に迷惑をかけないように対応するよう心がけましょう。
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