マンドリンは独学かレッスンか

独学で学ぶ

独学のメリット

　マンドリンを始めたら、独学で学ぶ人がほとんどだと思います。単純にやりやすいからですね。自分も学びやすさから独学で始めました。

　メリットは、マイペースで練習できることです。練習時間、練習量を気にすることなく空いた時間に練習することができます。計画的に練習することもできます。

独学のデメリット

　独学は、メリットがデメリットにもなります。マイペースな分、目標を失いやすく、設定しても目標を忘れてしまい、いつのまにか練習しなくなったことがよくあります。モチベーションを維持するのが難しいのが独学です。

　上達したかどうかイマイチわからないのもデメリットです。自己判断でしかなく客観的な視点がないと上達したかどうかはわかりません。

レッスンで学ぶ

レッスンのメリット

　プロの奏者は、レッスンを経験したことがほとんどです。レッスンを受けるメリットは、客観的に演奏を判断され、改善点を指摘してくれることです。

　レッスンを受けるとは、師事する先生と関係をもつことです。先生と関係をもつとマンドリンの紹介を受けたり、演奏会への参加、クラブへの紹介と先生を通じて交友が広まることもメリットです。

レッスンのデメリット

　一方で、デメリットですが、お金です。教わる以上は受講料がかかります。マンドリンレッスンは、ピアノやギターと比較すると安いと言われますが、とはいえ高いレッスン料のケースもあります。

　もう一つは時間です。マイペースとはいきません。先生の都合にも合わす必要があります。クラブに参加していたら、クラブ優先で思うようにレッスンを受けられないこともあります。

　自分の住んでいる地域では先生がいないため、レッスンを受けられないこともあります。プロの先生も多いとは言えない状況です。政令指定都市以上じゃないとレッスンを受けられないです。そのため、レッスンを受けるには交通費が必要です。交通費はバカになりません。

デジタルの時代の学び方

YouTubeで学ぶ

　デジタルの時代は独学とレッスンのデメリットも帳消しにすることができます。これからの学び方としてデジタルを積極的に活用することができます。

　デジタルといえばYouTubeです。YouTubeにはプロからアマチュアまで多くの人が動画をアップしています。演奏動画だけじゃなくレッスン動画も多くあります。

　手前味噌ですがレッスン動画をアップしています。最近の動画を見ていただければ幸いです。チャンネル登録をお願いします。

　無料で学べますが、教わりたいことが選べないこともあります。検索して自分が学びたいことを探して何度も再生することがポイントです。

　「手首弾きで弾く」を練習テーマにした場合、一つの動画だけじゃなく、類似の動画を見ましょう。正解は一つじゃないので、さまざまな角度から考えて自分自身で吸収することが大切です。

オンラインレッスンで学ぶ

　増えてきたのがオンラインレッスンです。zoomなどを利用した在宅でレッスンを受けることができます。有名なプロからレッスンが受けられること、交通費が不要で在宅でレッスンを受けられるメリットがあります。

　zoomなどの料金とレッスン料は必要ですが交通費不要、時短による練習確保は十分なメリットがあります。今後も多くのプロが採用するのではと思います。

　従来の方法にとらわれずデジタル化を意識してマンドリンを学びましょう。