技術士二次試験は論文を書く力が必要です。論文の書き方が学べる本を紹介します。「理工系のためのよい文書の書き方」です。論文の書き方がわからければ読んでみましょう。技術士二次試験の勉強に役立ちます。
論文の書き方を学ぶ
技術士
論文の書き方は多くあります。ただし、文字だけで読み辛いと思う人も多いと思います。技術士二次試験に使える論文の本がありますので紹介します。
- 技術士二次試験は、論文が書けないと合格できません。知識があっても合格できない人は、論文を書けないためです。論文の書き方を学んだだけで合格した人もいます。
- 受験する人は知識はあるはずなため、書き方さえ学べば合格できる可能性が高まります。
- 論文の書き方を学べる本は「理工系のためのよい文書の書き方」です。
- 論文の書き方の基本を学ぶ。
- 論文の構成を考える。
- 読み手に伝えること。
論文の書き方の基本
技術士
書き方は基本をきちんと押さえます。基本だけでも合格の可能性が高まります。知識があるのに不合格の場合、論文の基本を知らない場合が多いと思います。
- 第1章で論文の書き方の基本を学べます。この基本だけでも技術士二次試験に対応できそうです。技術士二次試験にも使える論文の書き方を以下に示します。
- 短文の書き方を学ぶ。
- 主張と事実を分けて書く。
- 技術士二次試験は短文で書く。問題が長文のため、解答も長文で書く人がけっこういますが、落ちてしまう可能性が高いです。採点する人から見ると読めないです。長文は主語と述語がミスマッチになります。
- 長文は短文の積み重ねで書くことが説明されています。技術士二次試験にそのまま当てはまります。
- 主張と事実が混在していることがよくあります。技術士二次試験だけでなくビジネス文書でもよく見られます。
- 技術士二次試験の場合、問題に対して解答を書きます。これが主張です。主張の根拠を書いていきます。これが事実です。主張の後に事実を書いていくことが論文の基本です。
論文の構成を考える
技術士
書けば良い。だけでは合格できません。構成を考えると採点者は予測して読めるため合格の可能性が高まります。
- 問題に対し、序論から書く人がいますが、採点する側は不要です。「お前に言われたくない」と思うはずです。
- 構成を考えて論文を書きます。
- 直列型と並列型がある。
- 読み手が予測できるように書く。
- 直列型は序論、本論、展開の構成で基本形です。考えやすい論文の形式です。並列型は本論に共通の性質を書き並べる書き方で、ちょっと難しいです。
- 技術士二次試験は、問題に対して解答を書く形式の小論文のため、直列型が書きやすいです。一問一解答です。
- 読み手が予測しやすいとは、スラスラ読める論文のことです。技術士二次試験は採点者が解答案をもっていますので、解答案にそっていればスラスラと読めます。論文の書き方を踏まえていればスラスラと読めます。技術士二次試験で押さえて起きたいポイントは以下のとおりです。
- 長すぎない。長いと読めない。
- 直列型なら序論(結論)、本論(理由、説明)の順に書く。
- 問題と解答が一致していること。
読み手に伝えること
技術士
問題に対して答えとその理由を読み手に伝えます。当たり前のことですが、書いてみると伝わっていないことがよくあります。
- 読み手に伝えることは技術士二次試験なら解答です。読み手が納得するように書くことが基本です。当たり前のようですが、読み手に伝わっていないことがよくあります。書くことが難しいです。
- 論文なら書き上げた後に寝かせて読み直すことで精度高い論文に修正できます。技術士二次試験なら寝かせることはできませんが、読み直す時間は確保した方がよいです。
- 「なぜ?」「本当に?」「それがどうした?」を解答に向けて問うと精度高い解答が出来上がります。主張に対し、理由と説明の筋が通るわけです。「なぜ?」を繰り返し、答えを書き続ければ結論がきちんと書かれた論文ができあがります。文脈が流れないと読みにくくなります。根拠が中途半端に終わったり、最後まで書き上げられない論文はよくあります。技術士二次試験なら不合格です。
- 筋が通った解答を書くために読み手に伝えることを書く技術を学ぶことです。
- 第4章にライティングがあり、技術士二次試験にも参考になります。興味がある受験生は購入して読みましょう。最後まで、読んでいただきありがとうございます。
- 読み手に伝わっていないことがよくあるのが技術士論文曖昧な書き方は避ける。説明不足、修飾語が長すぎる。などで伝えきれていないことがよくある。
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