1ヶ月ぶりのマンドリンレッスンの記録です。月2回の頻度で教室に通っていますが、前回から開きました。今回の課題曲は「ゆりかご」と「落葉の唄」でした。前進が確認できたレッスンでした。
ゆりかご

技術士
弾きやすいけど難しいとも感じる独奏曲が「ゆりかご」です。表現力を磨くには良い曲です。
- 寒くなってきました。とはいえ11月にしては暖かいです。寒くなると手が硬くなりトレモロができません。脱力が難しい季節です。夏は汗でポジションチェンジが厄介ですが・・・
- 今年は季節に左右されなくマンドリンをコントロールできているなぁ・・・と思います。上達したと思いたいです。
- さて、レッスンの最初の曲は「ゆりかご」です。この独奏曲を弾いてわかりますが、手がかじかんでも弾ける曲です。こういう独奏曲は最初に弾きたいです。

- ただし、何となく左手の弾きにくさがあります。作曲者の田中常彦氏に最適化された独奏曲かも知れません。本人が弾くために作曲されたので。
- この曲は、弾けるようになるため、指摘されるのは表現のことばかりです。表現力を磨くための独奏曲と言えます。
- 伴奏とメロディは同じタイミングで弾くこと。伴奏を早める必要はない。
- フォルテが頂点になるようにストーリーを組み立てること。
- この手の独奏曲にやりがちなのが伴奏をポーンと鳴らすことです。その後にメロディが聴こえます。ベース音が強調される効果があります。
- 間違いではありません。こういう弾き方もあります。「ゆりかご」については、伴奏とメロディは一振りで弾きます。音符の向きが伴奏、メロディとも同じなら特にです。
- 向きが違えば伴奏をポーンと鳴らす弾き方もあります。これは先生に提示して反応を見るのも良さそうです。
- 独奏曲の弾き方は奏者に委ねられます。どういう弾き方を採用するかは奏者任せです。
- 「ゆりかご」は大きな変化がないので、フォルテを頂点に歌うように表現を組み立てます。綺麗なメロディを強調するようにして弾きたいです。
落葉の唄

技術士
練習の成果を試すために「落葉の唄」を選択しました。結果はまずまずでした。新しい課題もありますが・・・
- 2曲目は「落葉の唄」です。久しぶりの披露です。「落葉の唄」は目的がありました。
- メロディが途切れないように先生に聴こえるか。
- リズムの崩れがないか。
- 「落葉の唄」は16部音符の伴奏をダウンピッキングで弾くと伴奏が切れやすくなります。

- 落葉のように弾くと大玉の音がブチっと切れます。そこで弾き方を変えてみました。半円を描くようにデュオ奏法で弾きました。半円を描くと振り下ろすストロークが速くなるためです。
- それとシングルの進行とデュオ奏法の進行のリズムにばらつきがないことです。シングルの進行が早くなり、リズムが崩れるのが今までのパターンでした。対策として裏打ちトレーニングを行いました。その成果が出るかです。
- 先生からの指摘は・・・
- デュオ奏法のピッキングのタイミングで音が膨らんでいる。滑らかに弾くこと。
- リズムのバランスは取れている。成長している。
- 伴奏がブチっと切れることはなかったですが、ピッキングで伴奏の音が凸になっています。自分でみわかりましたが・・・新しい課題です。対策を考えねば・・・
- もう一つはリズムです。リズムは裏打ちトレーニングで上達しました。この裏打ちトレーニングはリズムが劇的に改善する練習です。

- 裏打ちトレーニングは、メトロノームを使います。裏拍とメトロノームを合わせます。
- これは合いません。音がずれます。表拍に引っ張られて、いつのまにか表拍で弾いています。表、裏に関係なく弾けるようになるまでメトロノームを使います。慣れますので、裏拍でも正確なリズムで弾けるようになります。
- そうするとリズムのずれは改善します。これは有効な練習のため取り入れてみましょう。
- 同じ練習を繰り返すのも良いですが、少しでも工夫しないと上達しません。別の曲を弾くのも良いですが、裏拍をメトロノームに合わすのは効果の大きな練習です。基礎練習のスケールにも取り入れても良いです。
- 自分は毎日のスケール練習は、裏拍で弾いています。毎日弾けばリズムは上達します。
- 「落葉の唄」は一定の成果が見られたため、次回のレッスンは「ハイドンの主題による変奏」と「ゆりかご」を弾くことになりました。
- 「ハイドンの主題にる変奏」は難しい・・・いまさらですが・・・こちらも練習していますので次回のレッスンで成果が得られるように練習します。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。

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