1月10日は2025年の1回目のマンドリンレッスンでした。2025年もマンドリンレッスンに頑張って演奏会を行いたいです。さて、1回目は「ハイドンの主題による変奏」でした。2024年からの継続です。年末年始に頑張って練習しましたが、まだ弾けていません。レッスンの指摘事項を説明します。
課題曲「ハイドンの主題による変奏」の指摘されたこと
技術士
年末年始の練習の成果があったのか、思ったよりも指摘されたことは少なかったです。
- 極端にテンポアップしないこと。
- アップピッキングを鍛えること。
- 表現を考えること。
- 音が埋まっている。
- 思ったよりも指摘されたことは少なかったです。年末年始の練習の成果の効果があったのかな?・・・なら良いですが。
- 一つずつ指摘されたことを確認します。
- 寒い日でした。寒いと右手首がぎこちない、エアコンが効きすぎると右手に汗が滲んでピックがずれるので苦手ですね。寒いので、開始時間まで地下街で待機していました。
ダウンアップは均等にして弾く
技術士
フォルテをダウンアップで弾くとダウンが勝ちます。ダウンとアップが均等に弾けるようにピックコントロールが理想ですね。
- 仕方がないですが、ダウンピッキングはアップピッキングよりも強くなります。重力がかかりますからね。理想はダウンアップは均等にします。
- E弦、A弦は細いため、ダウンアップは均等にコントロールしやすいですが、D弦、G弦は太くコントロールしにくいです。
- 「ハイドンの主題による演奏」は最後にダウンアップピッキングでフォルテで弾くフレーズがあります。ここは均等なダウンアップで弾く必要があります。これが難しい。
- フォルテのダウンアップは、ピックを弦に対し深めにします。そうするとピックと弦の接触面積が大きくなるため、弦からの抵抗が大きくなります。ダウンは良いですがアップは、この抵抗に負けてしまいます。ピアノなら均等にできますが・・・ピックコントロールが課題です。
- ダウンアップのピックコントロールを鍛えることが課題である。
- 手首を脱力してコントロールしやすくすることがポイント
表現力を磨くこと
技術士
表現力は悩みますね。正解がない。こうだ!!と思っても伝わらない・・・
- 表現力は悩みですね。正解がないので。原則は楽譜にそった表現が望ましいです。
- ですが、楽譜には全ての表現が書いているわけではありません。書いていない表現は自分で解釈します。解釈した表現がイマイチでしたので指摘されました。
- 1回目と2回目は表現を変えること。
- 同じ表現を続けることはありえないこと。ピッキングのフレーズも表現をつける。
- 繰り返しフレーズは、変奏曲じゃなくてもあらゆる曲にあります。フレーズは繰り返されますが、そのままコピーするように弾くことはNGです。演奏するうえでは、表現を変えます。
- Adagioの下のフレーズは繰り返し記号があります。音量はピアノが指定されています。だから1回目、2回目もピアノで弾く・・・そう考えてしまいますが、これはNGです。こういう指摘でした。
- 楽譜で音量が指定されていても1回目がピアノなら、2回目はメゾピアノで弾くなど表現を変えます。こういうことはマンドリンレッスンを受けないとわからないことです。ただし、独奏家が「これでいいんだ!」と宣言すれば、それでもかまいません。お客さんには不評ですが・・・
- 演奏上のルール(暗黙の了解かもしれませんが)は、1回目と2回目は表現を変えます。2回目に工夫するのが一般的です。同じ音量を好むならサウンドホール側で弾くなど音質を変えるのもあります。これは楽譜を守っていますね。
- 現のアイデアは考えなければいけませんね。
- 詳しくは省略しますが、テンポが速すぎる指摘もありました。いつもはテンポアップの指摘ですが・・・これは同じリズム(8部音符)なのに急にテンポアップすることです。楽譜にテンポの記号が書いていなければ同じテンポで弾きます。弾きやすかったので、テンポアップしました。こういうところも注意しなければいけません。
- テンポも表現の一つです。揺れすぎないように一定のテンポの方が聴きやすいです。
- 極端な表現の変更はNGだが、1回目よりも2回目に変化させることが一般的な表現
- 表現を組み立てるときは全体のストーリーを組み立てると効果的である。
- どこがサビの部分か見極めてストーリーを組み立てること。
- 最近のレッスンは、「ハイドンの主題による変奏」が中心でしたが次回は「落葉の唄」も弾きます。中野二郎作曲の難しいマンドリン独奏曲ですが、弾きたい曲なので練習します。
- 最後まで、読んでいただきありがとうございます。
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