マンドリンレッスンを始めたいと思う人はいると思います。始めたら何をやるの?と疑問に思う人が多いです。全くの初心者の人、ある程度弾ける人にわけて最初に何を教わるか説明します。
マンドリンを弾いたことがない初心者がマンドリンレッスンを始めるケース
技術士
初心者でマンドリンレッスンを始める。これは重要です。合奏始めるよりも最初にマンドリンレッスンから始めると正しい弾き方を身につけることができます。
- マンドリンレッスンから始める人は少ないです。学生なら部活やクラブで、社会人なら社会人のマンドリンクラブから始めるケースが多いです。
- 共通することは合奏から始めることです。マンドリン独奏から入る人は少なくなりました。
- マンドリンの演奏に対して知識、スキルが全くないため、ピックの握り方から始めます。
- マンドリンを構えてピックを握り、マンドリンを弾く・・・最初に教わることです。
- 基本の基本から教わります。
- マンドリンの構え方、持ち方
- ピックの握り方(最初に教わるケースもある)
- ダウンの方法、アップの方法、ダウンアップの方法
- 全く知識、スキルがない人は習得に時間がかかりそうですが、マンドリンレッスンなら、意外と習得も早いです。まっさらの状態で始めるため、吸収しやすく癖がないためです。
- 最初の難関はダウンアップです。ダウンアップができるとトレモロに移行します。
- ダウンアップは手首、腕全体を使ってやるように指導されます。ダウンアップでマンドリンを弾くフォームをしっかり固めます。正しいフォームを身につけることに時間をかけるマンドリン教室は多いです。それほど重要なためです。
- 正しいフォームの身に付けやすさ・・・これがマンドリンレッスンに通わなければいけない理由です。初心者の段階で正しいフォームを身に付けなかったら後に苦労します。それは次のケースです。
マンドリンをある程度弾ける人がマンドリンレッスンを始めるケース
技術士
ある程度マンドリンを弾ける奏者がマンドリンレッスンを始めるケースが多いです。ある程度弾けるから上達も早い!!と思ったら大間違いです。悩みが増えて退会する奏者もけっこういます。フォームの癖を解いて正しいフォームを身につける。トレモロを練習する。この最初に教わることが大変です。
- 合奏を始めて、何年か経過した後にマンドリン教室に入会し、マンドリンを教わる・・・このケースが多いです。自分もそうでした。マンドリンレッスンがあることを知らない奏者もいますから。自分も知りませんでした。
- マンドリンをある程度弾ける奏者は、演奏で何か悩みがあります。多くは演奏スキルのことです。悩みを解決するためにマンドリンレッスンを始めるわけです。
- このケースは初心者よりも時間がかかります。演奏方法に癖があるためです。最初に癖を解消し、それから正しい演奏方法を学びます。この過程が大変です。
- 最初にマンドリンを構えて、トレモロを弾きます。トレモロはダウンアップから始めて徐々にトレモロに移行する練習です。YouTubeにアップした弾き方です。
- 多くのマンドリン教室で教わります。
- マンドリンレッスンを始める人の多くは、この弾き方ができないです。できないからマンドリンレッスンを始めるわけです。
- 演奏に悩みがあるとフォームに原因があることが多いです。この練習でフォームの悪さを洗い出されます。
- ダウンアップでフォームの癖を修正する。
- ひたすら正しいフォームでダウンアップする。
- ダウンアップの音が均等になったらトレモロに移行する練習を教わる。
- フォームの修正はダウンアップです。マンドリンレッスンの1コマは45分や30分です。1コマでひたすらダウンアップをやらされます。
- ここでマンドリン教室を退会する奏者も多いです。レベルアップを諦めるか、他のマンドリン教室を探すわけです。他のマンドリン教室に移籍しても教わることは変わらないですが・・・経験が仇になります。初心者なら勢いでひたすら練習しますが、ある程度弾けると余計な知識があるから、他の方法を探すわけです。
- マンドリンの演奏を上達したければ継続が重要です。マンドリンレッスンを続けた方が最短です。
- 自分の経験は、間違ったフォームでしたので、フォームを修正しピッキングからトレモロへ自然に移行する弾き方を身につけるのに2年程度かかりました。この時は、社会人マンドリンクラブも苦戦しましたが、振り返るとこの時に教わったことがあったから、マンドリン独奏曲を弾けたのだと思います。
- マンドリンを弾けるけど弾き方に悩みがある方は、マンドリンレッスンを始めてみましょう。その悩みは解決できるはずです。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
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