legatoに弾くのは難しい

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マンドリンレッスン

マンドリンの楽譜には、「legato」の音楽記号は出てきます。滑らかに弾くという音楽用語で作曲者が好みます。奏者の立場からは滑らかに弾くのは難しいです。

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legatoで弾ければ奏者として上達する

技術士
技術士

レガートに弾くこと」とはよく言われます。レガートに弾ければ聴き手も満足しますよ。

  • 「レガートに弾け!!」・・・指揮者や先生から言われたことある奏者は多いと思います。そう言われてもね。legatoで弾くのは難しいですね。
  • legatoに弾くのはなぜ?例えば以下のようなマンドリン独奏曲の楽譜があります。
  • このまま弾くとゴツゴツとした弾き方に聴こえます。アクセントがつく弾き方なんですね。聴いている側からは好まれない演奏です。なぜlegatoに弾くのか?
  • フレーズが滑らかに聴こえる。
  • メリハリがある演奏
  • 直訳のままですが、滑らかに聴こえると聴き手は満足感が大きいです。心地よく感じます。
  • 聴き手のためにもlegatoに弾く演奏をしましょう。どうやって演奏するか?次項で説明します。

legatoのポイント:回転数は無視

技術士
技術士

legatoは回転数を無視します。回転数を無視すると表拍をダウンで弾いたりアップで弾いたりします。アクセントがつかないのでlegatoで弾けます。

  • legatoはゴツゴツとしたアクセントを取り除くことです。どうすべきか・・・回転数を無視します。
  • 回転数を無視するとアクセントがつかないのか?
  • 回転数を無視すると表拍をダウンで弾くこともあればアップで弾くこともある。
  • 回転数を調整しないため、ストロークの力みがなくなる。
  • 表拍はダウン、裏拍はアップで弾いて回転数でリズムとテンポを調整することが一般的です。この弾き方だと表拍を意識してしまいダウンが強すぎます。その結果、アクセントがつく演奏になります。
  • 似た弾き方にテヌートがあります。テヌートも回転数を無視する弾き方が有効です。
  • YouTubeの動画を参考に示します。
  • その一方で、リズムが不安定になるデメリットもあります。カウントをとってリズムをとります。

legatoのポイント:アップで弾き始める

技術士
技術士

難易度の高いアップで弾く演奏技術があります。表拍を全てアップで弾くとアクセントがとれます。回転数を無視するのと同じ効果です。

  • 回転数を無視するのと同じですが、アップから弾き始めて、表拍は全てアップで弾きます。
  • 回転数を無視するのと同じ効果です。表拍のアクセントがとれます。ダウンよりもアップが弱いピッキングを利用した弾き方です。
  • 一定の回転数を守って弾きます。そうしないと表拍をアップで弾くことができないためです。回転数を無視するのとは、この辺が違うところです。
  • メトロノームを使って、回転数を維持しながらアップで弾く練習します。
  • この弾き方は難しいです。回転数を無視して弾く方が簡単です。
  • ダウンとアップのバランスが平衡になるメリットはありますが、練習マニアになります。ハマってしまいます。なかなか弾けないから。
  • 回転数を無視する弾き方を優先した方が良いです。
  • 弾けるとダウンとアップの力関係が均等になります。この効果は大きいです。プロの奏者はダウンアップが均等です。

legatoのポイント:サウンドホールで弾く

技術士
技術士

音質を変化させてlegatoで弾く方法にサウンドホール側で弾くやりかたがあります。

  • 演奏するポジションを変えるのもlegatoで弾けます。
  • サウンドホールは音質が変化します。しかも簡単に弾けます。
  • ピッキングの位置をサウンドホールの中央に移動して弾くだけです。
  • 音質の変化でlegatoな音をだす。
  • ブリッジ側は金属音が強いが、サウンドホール側は金属音が和らぐ。
  • 音質の変化でlegatoを出すため、アクセントがなくなるわけではありません。
  • アクセントの強さはブリッジ側よりも弱くなります。サウンドホール側は強く弾けないためです。
  • ただし、E弦は弾きにくいです。ダウンピッキングするとブリッジにあたるため、フォルテは難しいです。
  • 常にブリッジ側で弾くのではなく、表現に変化をつけたいときに有効です。
  • サウンドホールの弾き方をYouTubeにアップしています。参考にしていただければ幸いです。
  • 同じフレーズが連続して続く場合、2回目でサウンドホール側で弾くなど聴き手が飽きそうなタイミングで弾くと有効です。
  • ここぞというタイミングでサウンドホール側で弾いてみましょう。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。

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