2024年4月 マンドリンレッスンの記録(7回目)

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練習記録

2024年4月のマンドリンレッスンの記録です。2024年では7回目です。主に落葉の唄(中野二郎)のレッスンでした。以前ならこのくらいの演奏で良かったレベルが、もう一段進むためなのか、厳しい指摘も多いレッスンでした。

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落葉の唄:イントロ

技術士
技術士

落葉の唄のイントロは落葉のイメージのためか、指摘されやすいです。綺麗なメロディなのは確かですね。

イントロ全体の指摘

  • 「落葉の唄」は変奏曲ではないため、テーマやバリエーションの区分はありませんが、先生とのコミュニケーションのため、最初の区切りをイントロと定義しています。
  • 落葉をイメージさせるフレーズで構成されています。
  • 暖かくなってきたためか、冬特有の右手が硬くなる事象はなく滑らかにトレモロが弾けますが、イントロを弾き終えると指摘がありました。
  • テンポアップしたが、テンポが不均一である。トレモロが入るところが特に。
  • フレーズとフレーズをつなぐ音が短い。急に変化する。「急に」は音楽上はよくない。

テンポが不均一なこと

技術士
技術士

テンポは難しい。いつのまにか遅くなっています。

  • これは毎度のことです。
  • 前回はテンポアップのコメントで、今回は意識した結果、テンポ感は良かったですが、バランスが取れていませんでした。
  • テンポを均一にするにはメトロノームが必須です。
  • 自分は小さなメトロノームを使っています。これはこれで良いですが、メトロノームの練習は困ったことがあります。
  • メトロノームを止めるとテンポが不均一になる。メトロノームに慣れすぎてしまい、メトロノームのガイド音がなくなるとバランスが崩れる。
  • メトロノームの頼りすぎず、適度にメトロノームなしでも弾けるようにしていますが、うまくいかないものです。
  • リズムを正確にとるにはどうすべきか?・・・カウントをとることです。いっと、にっと・・・と数えるやつです。これは難しいです。
  • 6/8で16部音符を弾きながらカウントするとリズムが崩れます。それなら何度も弾いてテンポ感を覚えてしまうかです。テンポを覚えるのは大量の練習時間が必要です。
  • 長期的にはメトロノームで繰り返し練習で良いですが、短期的にはカウントをとる必要がありそうです。

フレーズとフレーズの間が短い

技術士
技術士

急いではダメだ!!ということです。リズムとテンポを意識しすぎです。

  • フレーズというか構成するモチーフです。モチーフとモチーフをつなぐ音符があります。
  • 一番の上の写真の1段目ではシの音です。このシが短いとソファレのモチーフが詰まってしまいフレーズが崩れます。こういう指摘でした。
  • 対策は、以下のとおりです。
  • 連結の役割音は気持ち長めに弾く。気持ち長めに弾くと連結感として存在感が出てくる。
  • リズムが崩れるほど長く弾かないように気を付ける。連結音は長くなりやすい。
  • 連結音の長さは感覚的なものです。経験を重ねないと「ちょうど良い」音程がつかめません。感覚がわかると応用が効きます。

落葉の唄:3つ目のメロディ

技術士
技術士

綺麗なメロディだからこそ切らせずに弾きたいです。無伴奏の難しさがありますね。

  • このメロディは明るさと聴きやすさを併せ持ちます。中野二郎のオリジナルメロディと思いますが、綺麗なメロディです。
  • 綺麗なメロディのため、フレーズをきちんと守る必要があります。
  • このフレーズを守るのが難しいところです。
  • スラーを守るようにして弾く。ただしベースが先に聴こえるように。
  • 無伴奏曲はベースを先に弾くのが原則です。ベースを先に弾くといかにも伴奏者がいるように聴こえるためです。
  • ベースを先に弾くとは、ポジションチェンジがあります。ポジションチェンジでメロディが切れることがよくあります。
  • メロディを切れないようにポジションチェンジするには・・・
  • 左手をポジションから離れすぎないようにして弾く。
  • ポジションチェンジ前の音を引っ張る。引っ張る間にポジションチェンジを準備する。
  • 左手とポジションの距離は短い方がポジションチェンジは有利です。いかにして再現の距離感でポジションチェンジするかが音を切れない演奏のポイントです。
  • ポジションチェンジ前の音を引っ張る行為は音楽上認められています。この演奏技術は応用が効きます。次の音とスムーズに連結するためにもぜひ覚えておきたいです。
  • 書き切れない指摘もありますが、長くなりますので省略します。
  • 全体的に良くなっているからこその、指摘でした。次の段階に進むための指摘と理解しています。
  • 最後まで、読んでいただきありがとうございます。
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