マンドリンを独学で学ぶのは無理ではないか?そういう声を聞きますが、その一方で独学でプロ並みの演奏する人もいます。学ぶ方法はありそうです。どうやって学ぶか?
- マンドリン独奏よりも合奏から入る方が無難
- 教則本を読んでみる。プロの奏者が執筆した教則本は効果がある。
- 伴奏が少ない曲ならマンドリン独奏も弾ける。
マンドリン独奏か合奏か? 方向性を決める
技術士
独奏したいですか?合奏したいですか?マンドリン独奏は敷居が高いので、合奏から入るのが無難ですよ。
- 最初に方向性を考えます。マンドリン独奏で行くか、合奏するか。
- そんなに難しく考える必要はありません。多くの奏者は合奏を経験してから独奏に進み、その後は併用するパターンが多いです。合奏から入るのが学びやすいです。
- マンドリン独奏は、無伴奏と伴奏にわかれ、いきなり無伴奏は敷居が高く挫折する可能性がある。伴奏ありは、合奏の延長線上とも言えるが伴奏者を探すことが敷居が高い。
- 無伴奏は、以下のとおりデュオ奏法で弾きますので、弾けるまで数年かかります。しかも難易度の高いがくふが多い・・・
- そう考えると合奏から入る方が無難と言えそうです。
- このような楽譜を弾くには、デュオ奏法が必要なため、基礎練習から始めても1年以上はかかりそうです。
独学に役立ちそうな教則本
技術士
プロの奏者が書いた教則本は基本がしっかり押さえられて役立ちます。数は少ないですが、見つけたら手に取ってみてみましょう。楽譜も付属していますよ。
- 合奏から始めれば、周囲の奏者が弾き方を教えてくれます。ただし、片手間ですので丁寧に教えてくれることはないです。
- 独学で練習し、教えてくれることを吸収するのが合奏の一般的なスタイルです。
- 社会人クラブのなかには、初心者お断りもあります。奏者人口が減少している現在では以前ほどではないですが、有名なクラブでは、経験者のみ応募したうえで、入団テストを行うクラブもあります。
- 地方の公民館活動を主体としたクラブなら、初心者お断りはないと思いますが、成長すると物足りなくなることもあります。
- クラブの先輩方の手間をとらせないようにするには、独学でマンドリンを学ぶ必要があります。
- 独学で学ぶうえで知っておきたいのがマンドリンの知識です。演奏から心構えまで。
- 「まるごとマンドリンの本」はマリオネットの吉田剛士さんが執筆したマンドリン本です。マンドリンを弾くうえで知っておきたいことが隅々まで書かれています。
- 教則本は大規模な本屋さんに行くと少数ながら置いています。ほとんどプロが執筆していますので、基礎的な弾き方を学ぶには有効です。なければマンドリン専門店で入手します。どの教則本も役立ちますので、値段、厚さで決めれば良いです。ネットから買えるので入手も簡単です。
- 実際に弾くところなら合奏は多くの奏者がいますので、お手本が多いです。後は動画です。YouTubeから弾き方を学ぶこともでいます。私のチャンネルも参考にしていただければ幸いです。チャンネルのURLから入ってチャンネル登録していただければ幸いです。
- マンドリン独奏にも挑戦したいなら、対位法や和声楽を学ぶのも良いです。
- 彦坂恭人さんの「やさしく学べるシリーズ」は対位法や和声楽を学ぶには最適です。マンドリン独奏は二声を学べば十分に活用できます。
マンドリン独奏にも挑戦
技術士
本格的にマンドリン独奏をやるには敷居が高いですが、部内発表会などは独奏初心者でも弾けます。伴奏が控えめな楽譜や伴奏曲を弾きましょう。
- 1、2年程度ほど合奏を経験するとマンドリンが弾けてきます。よほど難易度が高い楽譜を演奏するクラブを除けば戦力になっているはずです。
- クラブは、部内発表会もあります。部内発表会ではアンサンブル、デュオ、独奏と様々な形態で演奏します。独学にも挑戦したくなると思います。マンドリン独奏は、部内発表会から入るとやる気が出てきます。
- 本格的にマンドリン独奏するならプロの先生に習う必要がありますが、部内発表会なら独学でも十分です。この場合、無伴奏でも伴奏を省略した楽譜で弾いたり、伴奏者を伴えば発表できます。
- できるだけ敷居を低くして挑戦しやすくしましょう。
- ちなみに無伴奏でも比較的弾きやすい楽譜はあります。トロイメライなどがそうです。
- 他にもマンドリンオリジナルなら「夜の鐘」がよく弾かれています。
- 無伴奏ですが、伴奏は控えめです。参考までに動画を貼り付けます。ご視聴いただければ幸いです。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
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