マンドリンレッスンで学んだことを説明します。
- ダウンピッキング指定のフレーズでもテヌートで弾けるようにすること。ピッキングが弦に負けるようにして弾ければテヌートは弾ける。
- トレモロは均等な回転数で弾くこと。左手の動きに関係なく右手の動き常に一定である。
- 不安定な演奏にならないように。芯の通った演奏をこころがけること。
テヌートで弾くこと
テヌートは何度か書きましたが、アップで弾くことでアクセントを減らすことでした。ダウン指定のフレーズでもテヌートで弾くようにと指摘されたため、対応が難しいですね。
マンドリン独奏は、無伴奏なら一人で弾くため、誤魔化しが効きません。弾いた音がそのまんまイメージになるため、やりがいがありますが、演奏に失敗すると涙です・・・そんな経験もあります。
マンドリンレッスンで「テヌートで弾くように」と散々言われました。自分ではわかりませんが、アクセントがつくことがあります。この楽譜の指導を受けました。16部はダウンピッキング指定のため、アクセントがつきますが四分音符はトレモロです。
トレモロはアクセントがつかないように弾くようにと指摘されました。これは難しい・・・ダウンから入るためです。ダウンから入るとアクセントがつきやすくなります。
何度かテヌートのことを書きました。演奏のレベルアップはテヌートで弾くことがかかさないためです。テヌートのことは省略しますが、YouTubeに動画をアップしていましので、ご視聴いただければ幸いです。
テヌートで弾くポイントを補足します。ダウンピッキングでテヌートを弾くポイントです。
- 手首を柔らかくして弾く。
- 親指と人差し指に隙間をとりトレモロする。
ダウンのアタックを小さくするには、手首でピッキングが弦に負けるようにして弾くことがポイントですね。
均等なトレモロで弾くこと
指摘されたのは均等なトレモロです。回転数が上がったり下がったりではなく均等な回転数で弾くことが望ましいことです。
次はトレモロを均等に弾くことです。フレーズによって盛り上がってしまうため、トレモロの回転数が上がってしまうことがあります。目立つほどではありませんが、わかりる人にはわかります。
上の楽譜のように重音で上がっていくフレーズは意識が上がります。どんどんと回転数があがります。短音、重音に関係なくトレモロの回転数は一定なことが望ましいです。
トレモロの回転数を一定にするには・・・
- 右手と左手は分離する。左手の動きに関係なく右手のトレモロは一定の回転数で弾ける。
左右の分離ができると一定の回転数で弾けます。左右の分離を感じやすいのはスケール練習です。左手が動いても右手の動きが一定になるためです。
- スケール練習で左手の動きに関係なく、右手が一定であることを意識する。
- 左手の動きを少し複雑にする。少しずつ不規則の動きでも右手が一定の回転数を維持していることを把握する。
- 楽譜で練習する。弾き慣れた楽譜から練習する。
左手の動きからスケールのような均等な動きから、徐々に動きを変えながら右手の回転数を一定にすることがポイントです。YouTubeに練習をアップしましたので参照いただけたら幸いです。
芯の通った音をだすこと
芯の通った音を出すようにと指摘された時は意味がわかりませんでした。不安定な演奏をしていたのですね。指摘されて気付かされました。
芯の通った音?どういうこと? と思いますね。自分もそうでした。トレモロの粒を整えることです。トレモロの粒が揃わないと、ピッキングが空ぶったりピックの深さが不均一になります。そうするとトレモロの音色が一定にはなりません。理由を聞いて納得しました。
芯の通った音を目指すポイントは以下のとおりです。
- マンドリンの胴に向かって弾く。
胴に向かって弾くとピッキングが安定します。ピッキングの空振りが減るためです。
ダウンピッキング、アップピッキング、トレモロ・・・様々な弾き方があります。弾くとピックも不安定になります。空ぶったり、ピックが深くなったりと浅くなったりと・・・
芯の通った音なら安定した音がでます。ピッキング、トレモロどちらも安定感のある演奏ができます。安定感のある演奏をするにはマンドリンの胴に向かって弾くことです。意識するだけでも安定感が違ってきます。
芯の通った音を出す練習をYouTubeにアップしましたので、ご視聴いただければ幸いです。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
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