マンドリンレッスンに通ったらマンドリン独奏曲が弾けた

マンドリンがまともに弾けなかったの自分ですが、マンドリンレッスンに通ったらマンドリン独奏曲が弾けるようになりました。マンドリン独奏曲が弾けるまでに教わったことを説明します。

でたらめなフォームを修正してトレモロ練習

技術士

レッスンに通う前はでたらめなフォームでした。レッスンに通って最初に教わったことはフォームの修正でした。

　マンドリンレッスンに通う前は社会人マンドリンクラブに所属していました。合奏に飽きてきて、独奏に挑戦したいなぁ・・・と漠然に思っていました。広島市にマンドリンレッスンがあることを知って通ってみようと決断しました。

　先生と対面し最初に教わったことはトレモロでした。

先生：ピッキングから徐々にトレモロに移行してみて

自分：できない・・・ピッキングで止まる・・・

先生：フォームから修正しよう

　このようなやりとりでフォームを修正しながらトレモロ練習しました。この時は手首をくの字に曲げて弾くフォームでした。くの字曲げのフォームは我流の奏者に多いです。問題点ですが・・・

　今でこそ、一般的なフォームですがレッスンに通い始めた頃は、不均一な音色がでるフォームでした。フォーム以前に自分が気にしていなかったことが問題でしたね。

　正しいフォームでひたすらトレモロ練習しました。レッスンは30分でしたが、レッスン開始から終わりまでトレモロしか弾かなかったです。

　このトレモロ練習は２年間しました。先生曰く「右手は２年以上練習しないと正しい弾き方を習得できない」です。２年間練習しましたが、自信はもてませんでしたが、ピッキングからトレモロへ移行することはできました。

　何度か紹介しましたが、YouTubeにアップしていますので、ご視聴いただければ幸いです。

技術士

ピッキングからトレモロへ移行できるようになると、楽譜を渡されました。スケールだったり、何かしら考えがありそうな音符・・・基礎練習です。マンドリン独奏曲を弾く前に基礎練習をみっちりとすることにしました。

　フォームの修正が進むと先生から、いくつかの楽譜をいただきました。その楽譜はメロディはなく、スケールや演奏技術が書かれていました。基礎練習のための楽譜です。

　写真のように規則性のあるリズムが羅列されている基礎練習のための楽譜です。

　こういった基礎練習はトレモロが弾けてくると行います。トレモロ練習後にマンドリン独奏曲に移行しても弾けませんので、トレモロとマンドリン独奏曲を埋めるために基礎的なフレーズを練習します。

　今でも稀に基礎のフレーズ練習をしています。YouTubeにアップしましたので、ご視聴いただければ幸いです。

　このような基礎練習は１年〜２年間やったと思います。正確には覚えていませんが、１年以上練習したのは確かです。レッスンに通うと決意してからマンドリン独奏曲に進むまで４年間近くかかったわけです。この章のまとめです。

技術士

基礎練習が進み、ようやくマンドリン独奏曲の楽譜を渡されました。ただし、簡単じゃありませんでした。

　基礎練習の楽譜がおおよそ尽きかけた頃、いくつかのマンドリン独奏曲の楽譜を渡されました・・・「ついにマンドリン独奏曲に移行できる！！」と喜びましたが、弾けませんでした。

　渡されたマンドリン独奏曲の楽譜は、「夜の鐘」「トロイメライ」でした。指摘されたことは・・・

　指摘されたことの原因は、デュオ奏法ですね。デュオ奏法がまともにできていなかったのでメロディが切れてしまいます。基礎練習はかなり練習したつもりですが・・・基礎練習に戻って開放弦を使ったデュオ奏法を練習しました。

　レッスンを開始したら、まずデュオ奏法を練習し、うまくいけば夜の鐘かトロイメライを弾きました。夜の鐘とトロイメライは１年以上弾いたと思います。今でもデュオ奏法は練習します。

　無伴奏のマンドリン独奏曲を弾くなら、避けて通れない演奏技術です。夜の鐘、トロイメライを弾けるようになってきて、マンドリン独奏の演奏会に出演する話がありました。レッスンに通ってから５年以上経過していました・・・

　マンドリン独奏が弾けていると自信をもてませんが、レッスンに通ってマンドリン独奏曲を弾けるようになったのは確かです。ここまで鍛えていただいた先生には感謝です。