マンドリンレッスンの記録(2025年第6回目)

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マンドリンレッスン

2025年第6回目のマンドリンレッスンの記録です。桜が開花し田鎖マンドリン桜モデルの時期です。桜モデルに相応しい力量を身に付けたいです。そのためのレッスンです。今回は、楽譜の確認から入りました。

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ハイドンの主題による変奏:楽譜の確認

技術士
技術士

今回は、楽譜の違いに関する講義のようなレッスンでした。こういうレッスンもありです。出版譜でも音符の配置の違いがあることは珍しいことではないと教わりました。

  • 前回のレッスンで話題になったのが、先生の楽譜と自分の楽譜が違うこと。そんな経緯があるから楽譜を確認しました。
  • 「ハイドンの主題による変奏」は何種類かあります。
  • オザキ譜庫」と印刷された楽譜と楽譜集に収められた2種類あります。比べると何点か音符の配置が違います。どちらを弾いても違和感はないですが、和声が正しいのは「オザキ譜庫」でした。
  • 作曲者の都合で楽譜をイジることは珍しくないです。Ranieriさんが既に他界していますので、本人以外の人が編曲した可能性や楽譜を清書する際に修正した可能性もあります。
  • 「ハイドンの主題による変奏」は難易度が高いポジションを修正した可能性もあります。どちらを採用しても良いと思いますが、先生と話し合った結果、オザキ譜庫版を採用することにしました。
  • 音符の配置が異なる箇所はバリエーションです。テーマをアレンジしたバリエーションの雰囲気に沿っているのがオザキ譜庫版でした。高い視座から判断するのは先生らしくさすがです。
  • 「ハイドンの主題による変奏」は若干の音符の配置が違うバージョンが存在する。
  • どちらのバージョンも弾いても違和感はない。音楽理論、和声楽、対位法などの知識を活かしてオザキ譜庫が妥当と判断した。

ハイドンの主題による変奏:帰ってから楽譜を確認

技術士
技術士

A3用紙1枚に収まるオザキ譜庫版ですが、音符が小さい・・・メロディや音楽記号をマーキングしてわかりやすくします。

  • 帰り間際に聞きましたが、先生が所有する「ハイドンの主題による変奏」の楽譜は、オザキ譜庫版と違うようです。少なくとも3種類の楽譜があるということです。どれが正しいやら・・・
  • Ranieriさんは手書きで書いているため、清書する段階で修正したのではないか・・・先生の見解でした。和声の配置から正しいのか?と疑問に思う箇所はあります。しかし、採用したのはオザキ譜庫版ですから、楽譜を確認しました。
  • A3用紙1枚に収まる(従前はA4用紙が3枚)のは良いですが、音符が小さすぎる。デュオ奏法はメロディと伴奏が視覚でわかるようにした方が間違いはないので、メロディをマーキングしました。
  • これで見やすくなったけど、もっとわかりやすくする必要がある。繰り返し記号などの区切りもマーキングしておくと練習に便利です。これでストレスなく練習できます。とはいえ音符が小さい・・・弾くために見えやすくするのは大切なことです。
  • 従前に弾いていたバージョンと比べると、相違点がまた見つかりました。これは次回のレッスンで話せば良いでしょう。
  • 録音しましたけどやり直しかな・・・
  • A3用紙1枚に収まるのは譜めくりがなく便利である。変奏曲は音符も多く、演奏時間が長い。A3用紙1枚に収めると見にくいのは仕方がない。
  • マーキングしてわかりやすくする必要がある。

オザキ譜庫について

技術士
技術士

貴重な楽譜が多いオザキ譜庫・・・尾崎信之さんの提供した楽譜です。現在は、オザキ譜庫管理委員会が管理しています。

  • 最後にオザキ譜庫について、取り上げます。
  • オザキ譜庫は、京都市在住の尾崎信之さんが収集した楽譜です。尾崎さんの提供によりオザキ譜庫管理委員会が管理しています。
  • 閲覧やコピーができるようです。一時はコピー不可の時代もあったようですが・・・私の「ハイドンの主題による変奏」はイケガクさんから購入しましたが、イケガクさんはオザキ譜庫管理委員会で印刷したようです。オザキさんの印があるのは、そのためです。
  • 確か、300円程度で買えましたので安いです。
  • 先生の関係者がオザキ譜庫管理委員会にいるようで、いろいろと教えてもらいました。楽譜を管理するだけでなく、清書したり、アカデミックな活動もされているようです。メロディしかない楽譜に他のパートを追加してオーケストラに仕上げることもあるようです。こういう活動は、助かりますね。
  • 独奏者なら清書したり修正していただけることは助かります。
  • 尾崎信之さんが収集した楽譜を管理している。その中に「ハイドンの主題による変奏」がある。
  • オザキ譜庫管理委員会が管理している。楽譜の管理だけでなくアカデミックな活動も実施している。
  • 問い合わせがあれば閲覧やコピーができる。

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