マンドリンレッスンの記録（2025年第23回）

ゆりかご

• 2025年後半に入手した独奏曲「ゆりかご」
• 最近は最初にレッスンを受けることが多くなりました。先生も気にっているのか、自分が準備中に弾いていることがあります。
• ゆりかごの指摘ですが、以下のとおりでした。

• マンドリン独奏曲でコードをアルペジオのようにジャラーンと弾く方法がよくあります。タイトなリズムを要求される場合、そのまま弾き降ろしますが、表現をつけるならジャラーンと弾きます。

• 楽譜に指定されていませんが、３和音は全てジャラーンと弾きます。注意しないといけないのがメロディが切れることです。ジャラーンが遅れるとメロディが切れます。かといって、素早く弾くとジャラーンと聞こえずメロディも消えてしまいます。
• アルペジオではないので、１音ずつ聴こえるようにして弾く必要はありますが、メロディを切れないように注意します。
• 「ゆりかご」のようなシンプルな独奏曲は、表現がないと退屈です。聞き手、弾く奏者ともです。表現をつけて飽きさせないようにします。
• 有効なのは、音量です。フォルテからピアノまで明確に弾きわけます。

落葉の唄

• 「落葉の唄」はメロディがゴツゴツとするのでテヌートで滑らかに弾けるかがポイントです。以前から指摘されていましたので練習の成果があるのかがポイントでした。

• 大玉の音符が16部音符のダウンピッキングでゴツゴツするため、滑らかに弾けるのか・・・

• メロディと伴奏を別々に弾くデュオ奏法は、いかにもデュオで弾いているように聴かせます。ポイントは、メロディが切れないこと、ゴツゴツしないことです。
• 対策は、副弦をダウンピッキングしたらすぐにピックを折り返してアップピッキングすることです。この意識があるとトレモロは切れません。ゴツゴツする弾き方もなくなります。ただし、脱力しないとゴツゴツした感じが残ります。上下の弦に触れるほどストロークしてトレモロする場合は回転数を上げるとトレモロが切れなくなります。
• トレモロの切れは無くなりましたが、ゴツゴツ感が残っています。もう少し脱力が必要です。

ハイドンの主題による変奏

• 延長しても良さそうな雰囲気でしたが、Variaz1のみ弾きました。メロディと伴奏が混ざってしまい、テーマが消える変奏です。

• テーマが聴こえますが、テンポ感がないため、自分ではわかりません。先生も意識して聴かないとテーマだとわからないはずです。言われることもわかっています。

• 何度も同じ指摘を受けましたので対策を考えていますが、なかなかテンポアップできません。テンポアップできてもテーマが聴こえないことがあります。
• ポイントは右手の脱力にありそうです。脱力ができるとピックの弦の滞在時間が伸びて発音が続きます。さらに弦からの圧力減るため、テンポアップできます。
• 右手の脱力を意識して練習します。

2026年の課題曲

• もう少し課題曲が増やせないかなと日頃から思っています。先生にも相談し何曲かリストアップしたいと思っています。

• 「東洋の夢」は、先生の世代で流行った独奏曲らしいです。弾いた感じ良い印象がありました。ハイポジが多いのが嫌ですが、弾いてみたいとは思います。
• 桜幻想曲は、日本のマンドリン独奏曲では知れた名前です。知っていましたが弾いたことありませんでした。楽譜があるはずですが・・・見当たらない。困ったなぁ。
• 他にも楽譜をリストアップし、自身のバリエーションを増やしたいと思います。比較的、古いマンドリン独奏曲を弾くことばかりのため、最近のマンドリン独奏曲も弾きたいです。ただし、最近のマンドリン独奏曲はわかりません。古いマンドリン独奏曲の良さをしっていますからね。
• あとは基礎練習です。右手だけの基礎練習を増やしたいと思います。トレモロのレベルアップです。トレモロ力がまだまだ不足していると実感があります。トレモロの力を高めて、演奏に反映することを実現したいですね。この地道な基礎練習は演奏に活きてきますからね。