愛用している田鎖マンドリン製作所の桜モデルとエンベルガータイプは、広島ではマニアックなマンドリンです。見ないです。田鎖マンドリン製作所が岩手県盛岡市の所在地のため、広島では東北地方ほど浸透していないです。お勧めできるマンドリンのため広島でも浸透してほしいですが・・・
広島で田鎖マンドリンは普及していないの?

技術士
田鎖マンドリン製作所のマンドリンは好きですが、広島では普及していないです。岩手県の製作所のマンドリンが広島で普及するのは難しいですね。
- 広島で田鎖マンドリン製作所のマンドリンが普及しているのか?・・・広島で選ばれているマンドリンとは言えないです。広島での田鎖マンドリンの知名度が低いためです。
- 岩手県盛岡市のマンドリンが遠く離れた広島市で知名度が得られるかと言ったら・・・難しいですね。
- 広島で弾かれているマンドリンといえば、カラーチェ、落合、かつては大野の全国的に知名度があり売れているマンドリンが主流です。地元で買えるマンドリンのためです。
- カラーチェや落合は所有者が多いので、間近で音色を聞くことができる、聞けば欲しくなる・・・ということです。所有者が少ないマンドリンは音色を聞けないので数十万円を支払って買う決断はしないですね。
- 楽器店に田鎖マンドリンが売れていれば良いですが、広島の楽器店では扱っていません。東京ならマンドリン専門店に中古を取り扱っていることがあります。

- 写真は、東京のマンドリン専門店で取り扱っていた中古の田鎖マンドリン製作所のエンベルガーモデルです。マンドリン専門店ならオールドの田鎖マンドリンが出回りますが、それでも年に1本程度です。
- マンドリン専門店に扱いがなければ広島の楽器店で扱うことはありません。
- 広島の奏者は一時的に田鎖マンドリンが普及しましたので、その中古が出てきてもおかしくないですが、購入した奏者の皆さんは大切に扱っているため、中古市場に出回りません。これは良いことですが・・・
- 現在の広島ではカラーチェ、石川等です。落合も少なくなりました。専門店が閉店したためです。このような状況のため、田鎖マンドリンが広まる要素がないです。
- 広島の楽器店には田鎖マンドリンを扱っていないため、普及は難しい。一時的に田鎖マンドリンの人気が出た頃があるため、ニーズはありそう。
田鎖マンドリンとの出会い

技術士
スズキ→落合→田鎖がマンドリンの購入履歴です。貴重な桜モデルは大事にしたいです。
- ここからは自分ごとです。
- 最初に弾いたマンドリンはスズキでした。量産品の安いマンドリンです。5万円くらいだったと思います。
- スズキのマンドリンにひび割れが入ったため、落合に買い換えました。当時所属していた社会人マンドリンクラブは落合ばかりでした。
- その頃は広島駅近くに落合の代理店を名乗るマンドリン専門店がありましたので広島市内は落合が主流でした。
- 社会人マンドリンクラブに所属しながら先生の教室に入り、そこで田鎖マンドリンと出会いました。先生が弾いていました。別に所属していた社会人マンドリンクラブに生徒さんがいて田鎖マンドリンを使用していました。良いマンドリンだなぁ・・・と羨ましく思っていたものです。
- じゃぁ自分も買い換えよう!! と決意したものの2年待ちと言われ・・・え〜マジで・・・と思いましたが、キャンセルが出たため、半年程度で購入することができました。

- 初期の頃の田鎖マンドリンですが、マイナーチェンジされています。上の写真はペグの色がオレンジっぽいですが、自分が購入したエンベルガータイプ1は黒色のペグです。こちらが好みです。
- 田鎖マンドリンはペグの色で製作時期を見極めることができます。
- エンベルガータイプ1の上位モデルのエンベルガータイプ2も購入を考えましたがデザインの違いだけでしたのでエンベルガータイプ1を選択しました。満足の1本でしたね。
- 使い続け音色もよくなり、色合いもヴィンテージっぽくなりましたが、調整が必要かなぁと思うようになりました。もう1本欲しいなぁ・・・と思って田鎖マンドリン製作所のホームページを見たら「桜」という好みのマンドリンがあるじゃないですか。「これは欲しい!!」と思って先生に相談し2本目の田鎖マンドリン製作所の桜モデルを購入しました。

- ナポリ型のヘッドで弦交換しやすい。丸みのある音色は独奏向け!!・・・と満足する点が多いマンドリンでした。現在は在庫がない・・・つまり製作されていない状況です。全国でも数十本しかないマンドリンです。広島では自分だけかも知れません。
- 貴重なマンドリンのため大事にしていきたいです。
- 新しいマンドリンを探していたら田鎖マンドリンに出会った。桜モデルは広島では自分だけかもしれない。大切に弾き続けたいマンドリンである。

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