マンドリン独奏曲 降誕歌 Christmas song

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マンドリン独奏
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マンドリン独奏曲としても有名な降誕歌

技術士
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今回のマンドリン独奏曲はペッティーネの降誕歌・クリスマスソングです。マンドリン独奏曲を勉強するとどこかで聴いたことがある奏者も多いです。聴いたもらえばこの独奏曲か! とわかることもあると思います。

マンドリン独奏らしいクリスマスソング

技術士
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聴いてもらえると綺麗なメロディでクリスマスソングらしいなぁ と納得できますね。

マンドリン独奏曲のなかでもメロディの美しさはトップクラスでは? と思う奏者も多いです。マンドリン独奏に挑戦したら、いつかは練習することになると言えます。

マンドリンのトレモロとデュオ奏法がバランス取れてトレモロの美しさを際立たせる独奏曲です。クリスマスの時期に弾けば喜ばれるはずです。

ペッティーネが作曲したクリスマスソング

作曲は、デュゼッペ・ペッティーネです(図書によってペティネ、ペッティーネと呼称が異なりますので、この記事ではペッティーネで統一します)。

ペッティーネはマンドリニストで渡米後にマンドリン独奏曲を作曲したようです。降誕歌もそのうちの一曲です。降誕歌は、師弟のために書かれたようで単純な三段形式で作曲されています。イタリア人ですが、クリスマスソングとタイトルしているのはアメリカで作曲したためです。

降誕歌を弾いてみる

以下、曲名は「降誕歌」で統一します。

レッスンで楽譜を渡される

技術士
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マンドリン独奏がちょっと軌道に乗ってきたかなと思うタイミングで降誕歌の楽譜を受け取りました。先生が弾く降誕歌を聴くと、弾きたくなり練習しました。練習方法を説明します。

マンドリン独奏に挑戦し、「夜の鐘」「トロイメライ」(リンクを貼りましたので参考にしてください)をレッスンで教わり、その次に「降誕歌」の楽譜を渡されました。

音符の数が多いなぁ・・・が最初の感想です。先生から「弾けるから。聴いてて」と言われ、聴いてみると・・・メロディが綺麗な独奏曲だ! が次の感想です。

「練習します」と答え練習することになりました。

練習方法

技術士
技術士

メロディが切れないようにして弾くことがポイントです。メロディと伴奏をわけて練習すると弾けるようになります。マンドリン独奏曲全体に言えるので分けて練習すうることを覚えましょう。

降誕歌は、全編的にデュオ奏法で構成されています。弾いた当時は、それほどデュオ奏法が上達していなかったので弾く前にデュオ奏法を練習しました。

デュオ奏法の練習方法は過去記事(過去記事に詳しく書いています)に書いていますので、詳しくは省略します。

デュオ奏法ができないとメロディが切れてしまいます。ぶちぶちとメロディが切れるとメロディ感がでないため、聴いていてもメロディの美しさがつたわりません。会話が成立しないのと同じことです。

最初にメロディのみを練習します。メロディのみを弾くことで、どんなメロディかを掴むことができます。アンサンブルやデュオならメロディと伴奏に分かれて弾きますからメロディ感を掴むのは容易ですが、独奏だとメロディと伴奏を両方弾くため、メロディ感を無くしてしまうことはよくあります。このため、メロディのみ弾く練習も必要です。

メロディのみ弾けば、伴奏のみ練習します。どういう伴奏か把握するうえでも伴奏のみ練習することは必要です。

注意したいのは、ポジションのとりかたです。押さえやすいポジションではなく、メロディを弾くことも想定して伴奏のポジションを考えます。人差し指がメロディのポジションをとるため、押さえる頻度が減ることがよくあります。

メロディを練習する時も伴奏をイメージしてポジションをとります。メロディは伴奏を考えて、伴奏はメロディを考えて練習すると、後からメロディと伴奏を合わせて弾く時にスムーズに弾けます。

メロディと伴奏を弾けるようになったら、楽譜のとおりに弾いてみます。理論上はスムーズに弾けますが、思うようにいかないものです。メロディと伴奏の両者の音を聴くとポジションがとれなくなることもあります。

メロディとデュオ奏法を合わせる段階になるとテンポを遅らせて繰り返し練習で弾けるようになります。遅いテンポで弾けるようになったら、徐々にテンポを上げていきましょう。AdagioからAndanteくらいのテンポで完成です。

メロディと伴奏をわけて練習する。

ポジションの取り方はメロディも伴奏も合わせること。

レッスンで注意を受けたこと

何度も注意されたのは、メロディが切れることです。スラーがかかっているフレーズは切れないようにして弾く必要がありますが、デュオ奏法があると切れてしまいます。自分では切れていないように弾いているつもりですが・・・

音が切れることがないようにメロディと伴奏をわけて練習します。

後は表現ですね。弾くだけで、それなりの表現になりますが、楽譜にそって表現する。音楽記号をきちんと守ると降誕歌らしさがでてきます。深く考えずに楽譜の要求どおりに表現すれば良いです。

まとめ

技術士
技術士

降誕歌の良さがわかったら弾いてみましょう。マンドリン独奏に慣れていない奏者でも練習すると弾けるようになりますよ。

マンドリン独奏を練習すると必ず弾くことになる独奏曲

メロディと伴奏をわけて練習すると効率よく習得できる。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。

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